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はじめに(リモートアクセスについて) 現代では、コンテナやマネージドサービス等、運用者からの直接ログインなしで運用できる範囲が広がっています。 しかし、現実問題として、運用上の要件や制約によって完全にリモートアクセス(ログイン)を無くすのは難しいケースが多いと思います。 リモートアクセス経路・方式の設計にはいつも悩まされます。 統制・監査の実現方式 GUIを利用しようとする場合の接続プロトコルや方式 認証・認可等セキュリティの実現方式 ロケール対応(日本語対応)の実施 など、難しい設計要素を含むためです。 そこで今回はAWS(Amazon Web Services)でリモートアク
0.はじめに NTTデータの鶴ヶ崎です。 公共分野の技術戦略組織に所属しており、普段はクラウド(主にAmazon Web Services(AWS))を用いたシステム構築等を行っています。 CloudWatch Logs Insightsを使ったご経験はありますか。当該機能は、クエリ言語に慣れていないと使いづらいと思います。そのため今回は、CloudWatchにおけるクエリを自動生成する生成AI機能を試してみようと思います。 1.前提知識 1.1.CloudWatch Logs Insightsとは CloudWatch Logs Insightsとは、Amazon Clou
はじめに スクラムのルールブックであるスクラムガイドにある通り、スクラムは「経験主義」と「リーン思考」に基づいています。また、この経験主義は「透明性」、「検査」、および「適応」により実現されているということはご存知かと思います。 この「透明性」、「検査」、および「適応」が可能な状態にするためには、チームメンバが互いに臆する事なく発言し合える状況がとても大切です。スクラムで定義されたイベントを効果的に進めるためにはチームメンバの発言が不可欠です。一方で、たとえチームメンバの前であっても、人前で話をする、意見をするということが苦手な人は多いのではないでしょうか。このような状況を打破するた
1. はじめに Microsoft社のAgent FDE(Forward Deployed Engineer)プログラムに参加し、Copilot Studioを用いて業務エージェントの試作〜検証までを行いました。 本記事では、プログラムの全体像に加え、選定した業務シナリオの概要、実際に作成したエージェントの概要、そして運用を通じて見えてきた改善点についてご紹介します。 想定読者は、Copilot Studio・生成AI活用にご興味がある方、Copilot Studioで業務エージェントのPoC/MVPを進めたい方です。 2. Copilot Studioとは Copilot St
0.はじめに NTTデータの鶴ヶ崎です。 公共分野の技術戦略組織に所属しており、普段はクラウド(主にAmazon Web Services(AWS))を用いたシステム構築等を行っています。 今回は、以下2つを使っていて違いが分からなかったので比較と、使い分け方針を検討してみようと思います。 CloudTrail Lake CloudTrailログが連携されたCloudWatch Logs Insights 1.CloudTrail Lakeとは CloudTrail Lakeとは、監査/セキュリティ調査/運用上のトラブルシューティングのために、AWS CloudTrail
はじめに Azure Functionsを専用(App Service)プランで運用する際、「コードは正しいはずなのに、なぜか特定の条件下でイベントが検知されない」といった現象に遭遇することがあります。 これは故障や不具合ではなく、選択したホスティングプランの「仕様」が大きく関係しています。 本記事では、Event Hubsトリガーなどを利用したサーバーレス構成において、安定したイベント処理を実現するために不可欠な 「プロセスのアイドル化」の仕組みと、その対策である 「Always On(常時接続)」設定について詳しく解説します。 設計段階でこれらを押さえておくことで、思わぬ挙動に悩
1. はじめに 昨今、生成AIの進歩が加速しており、Web検索や調査に生成AIを利用することは日常では最早当たり前の光景となっています。Web検索はChatGPTをはじめ、多くの生成AIツールで利用できる機能です。一方、ブラウザやWebサイト操作については、あらかじめユーザーが設定した操作を実行させるRPAツールやHTML構造を解析して情報を取得するスクレイピングツールが主流となっています。定型的な作業であれば、RPAツールやスクレイピングツールを利用すれば一見問題なさそうに見えます。しかし、Webページの構造は変化する可能性があり、変化した際はその都度設定を変更する必要があります。
はじめに:AIと業務システムをどうつなぐか 生成AIやAIエージェントの活用が進む一方で、「AIを業務システムとどう連携させるか」は、依然として難しいテーマです。 単にチャットベースでLLMに問い合わせるだけでなく、AIエージェントが業務データを参照し、判断し、自律的に成果物を生成するためには、AIと既存システムの間に適切な接続構造が必要になります。 iPaaSである MuleSoft は、従来からシステム間連携の基盤として利用されてきましたが、近年は生成AIとの連携を意識した機能拡張が進んでいます。本記事では、その一つである MCP(Model Context Protocol)
SharePoint Embedded解説(いつ・どうやって使うか) この記事について SharePoint Embeddedは日本語・英語ともにWeb上の情報が少なく、 公式ドキュメントを読んでも「結局何が嬉しいの?」「どう始めればいいの?」 と感じた方も多いはずです。 この記事では SharePointとの違い・使うべき場面・構築手順 を一気通貫で解説します。 目次 SharePoint Embedded とは 通常の SharePoint との違い SharePoint Embedded を選ぶ理由 構築手順 まとめ 1. SharePoint Embedd
はじめに Informatica(インフォマティカ) のクラウドデータマネジメントプラットフォーム「Intelligent Data Management Cloud」(※1)上でSaaSとして提供される Multidomain MDM SaaS というマスターデータ管理ソリューションがあります。(※2) ※1:Intelligent Data Management Cloud 略称はIDMC。旧称はIICS。 ※2:Multidomain MDM SaaS Multidomain MDMは様々なドメインに適用可能な汎用的なもので、他にも「Customer 360」、「Suppli
1. はじめに Amazon Web Services(AWS)でハイブリッドネットワークを設計する際、 Direct Connect + Transit Gateway + Site-to-Site VPN という構成が採用されることがあります。 金融・公共系のシステムでセキュリティ要件が厳格で、専用線でかつ暗号化が必須といった場合などです。 このとき、多くの方が 「Transit Gatewayを使うならTransit VIFを使う」 と自然に考えるのではないでしょうか。 しかしSite-to-Site VPNを構築する場合には、実はPublic VIFを使ってTransit
1. マイクロサービスアーキテクチャでの変更容易性 マイクロサービスアーキテクチャ(MSA)がよく聞かれるようになり、「それで変更しやすくなるんでしょ?」という期待も一緒に耳にします。 ただし、MSAは何かインストールしたら実現されるような技術や製品ではありません。分割・デプロイ(リリース)・運用・体制などの組み合わせで実現するもので、狙った効果を得るには守るべき条件がいくつもあります。 本記事では、MSAを変更容易性の観点でひも解いて、MSAの何がそれに効くのか、そのためにすべきことを考えてみたいと思います。 まず一般的に、MSAの変更容易性や開発サイクルの改善が語られるときには
1. はじめに CCSP(Certified Cloud Security Professional)とは、ISC2が認定する国際的なクラウドセキュリティ資格です。 クラウドセキュリティに関するアーキテクチャ、データセキュリティ、インフラ/アプリケーション、運用、ガバナンスといった領域を、特定ベンダーに依存せず横断的かつ体系的に扱う点が特徴です。 私は約3か月の試験対策を行い、2025年10月にCCSPに合格しました。 本記事では、取得するメリット、試験対策、受験を通じて感じたことなどを、セキュリティコンサルタントの視点でまとめます。 2. 想定読者 本記事の読者としては、以下の
はじめに NTTデータグループでは、デジタルツインのシステムを設計・構築・活用するノウハウや、各種データ処理ツールを強みに、お客さまの課題を解決し、効率や収益性を高めるデジタルツインサービスを提供しています。 デジタルツインは目的に応じて多様なデータ・機能から構築されます。本記事ではデジタルツインを構成する重要な要素である「点群」に着目し、点群を用いた物体認識技術と、その取り組みにおけるNTTの研究成果を紹介します! デジタルツインにおける点群の役割 そもそも皆さまは「点群」をご存知でしょうか。 点群とは、LiDAR(Light Detection And Ranging)やレー
本ブログについて 本ブログの目的 本ブログはアジャイル型開発におけるJira利用方法の一例を提示することで、Jira導入時や利用時の立ち上がりをスムーズに行えるようにすることを目的にしている。 本ブログに沿ったJira運用を行うことで後述するプロジェクトにおける品質保証におけるメトリクスやDevOps実践におけるメトリクスを取得することができるようになる。 なお、本ブログは2025年12月時点のJira Software Cloudを対象としている。また、あくまでも一例であるため、チームの状況に応じて適宜カスタマイズして利用することを推奨する。 本ブログの想定読者 本ブログの
はじめに 本記事のテーマ 今回は、Postmanを使ってAPI実行で手軽にInformatica Reference 360のコードリストからまとめて値を削除する方法をご紹介します。 紹介するPostmanのコレクションを利用することで、REST APIを通じてInformatica Reference 360のコードリストの値を一括削除できます。 ! 【補足】参照データ、コードリストとは 参照データとは、「マスタデータが参照するマスタデータ」を指します。 下記2点の特徴でマスタデータと区別します。 「更新頻度が低い(ほぼ想定無し)」 「総レコード数が少ない」 コードリストと
はじめに 前回の記事「[Informatica IDMC] Secure Agentグループの負荷分散の仕組みと設計の基本」では、Secure Agentグループの負荷分散の仕組みと設計の基本を解説しました。複数のSecure Agentをグループにまとめることで、タスクの負荷分散やワークロードの分離が実現できることを確認しました。 しかし、パフォーマンスの観点を考慮するとそれだけでは設計は終わりません。1台のSecure Agent自体の処理能力を最大限に引き出すチューニングも同じくらい重要です。デフォルト設定のままでは、高スペックなマシンを用意しても、そのリソースの大半が使われな
はじめに InformaticaのIDMC(Intelligent Data Management Cloud)を使い始めてしばらくすると、タスクの数が増え、1台のSecure Agentでは処理が追いつかない場面に直面することがあります。 「もっとタスクを並列で動かしたい」 「部門ごとにリソースを分けたい」 「特定用途のジョブが他のジョブに干渉して困る」 こうした課題を解決するのが、Secure Agentグループの仕組みです。 本記事では、IDMCにおけるSecure Agentグループの負荷分散がどのように動作するのか、そしてグループ設計はどう考えるのかを公式ドキュメントを確認
はじめに Informatica Intelligent Data Management Cloud(IDMC)はGUIから各種ログの参照が可能ですが、表示件数や検索期間には制約があり、長期保管や大量ログの横断分析には向いていません。 そのため、ログを「データとして管理する」仕組みとして、REST APIを活用した自動取得・外部保管の設計が有効です。 監査・セキュリティ・自動化運用の観点では、特に以下のようなユースケースが考えられます。 長期(例:数年単位)でのログ保管が求められる場合 内部統制や外部監査で過去ログの提示が必要な場合 横断検索や分析用途でログをデータとして活用したい
はじめに FigmaのデザインデータをもとにUIを実装する際、「デザインの読み取り」と「コードへの落とし込み」に時間がかかることはありませんか? 本記事では、Figma MCP(Model Context Protocol)とGitHub Copilotを組み合わせてReactでUI実装を行った際の工夫点や注意点をまとめます。 Figma MCPとは Figma MCP(Model Context Protocol)は、Figmaのデザイン情報を構造化データとしてLLMに渡すための仕組みです。 Figma MCPサーバーのガイド – Figma Learn - ヘルプセンター