dely株式会社 の技術ブログ

データサイエンスチームでの1ヶ月インターンの記録

こんにちは。delyインターンのしょーといいます。 データサイエンスチームで1ヶ月間インターンさせていただきました。 本記事では、インターンで行なってきた事柄を紹介していきます。 目次 目次 1. コホート分析 分析手法 結果 2. アプリダウンロード数の推移 分析手法 結果 3. 動画視聴予測モデル作成 基礎となるデータフレームに至るまで 学習 精度向上に向けて

データサイエンスチームの取り組み Presto勉強会

はじめに こんにちは。データサイエンスチームのsakura ( @818uuu ) です。 クラシルの検索改善を担当しています。 データサイエンスチームでは今月 Presto勉強会 を毎日行っていました。 本記事ではその取り組みをご紹介しようと思います。 Prestoとは Prestoとは、Amazon Athenaで使用されている分散SQLエンジンのことを指します。 ※本勉強会ではPrestoで動く「SQL記法」を勉強して

データサイエンスチームの取り組み サーベイチャレンジについて

はじめに こんにちは。データサイエンスチームのsakura ( @818uuu ) です。クラシルの検索改善を担当しています。 データサイエンスチームでは今年の3月から サーベイチャレンジ という取り組みを行っています。 本記事ではその取り組みをご紹介しようと思います。 概要 サーベイチャレンジの概要です。 [内容] 論文を読み、データサイエンスチーム内で共有する [目的]

Xcode11でデバッグ機能がいい感じにアップデートされたので紹介

こんにちは!クラシルiOSアプリを開発しているknchstです。 6月のWWDC19はSwiftUIなどのサプライズもあり、とても盛り上がりましたね!様々なセッションがあったのですが、個人的にいいなと思ったのがXcode11のデバッグ機能についてです。 この記事では以下の項目について紹介します。 Device Conditions Environment Overrides Debugging SwiftUI View Hierarchies Device Conditions https://developer.apple.co

RailsのCIにかかる時間を少しづつ改善している話

はじめに こんにちは、delyでサーバサイドエンジニアをやっている山野井といいます。 kurashiruではサーバーサイドにRailsを使用しておりテストはRspecで書かれています。 CIはgithubリポジトリへのpushをフックしてAWS CodeBuild上でテストを走らせています。 またCI上のテストは parallel_tests gem を利用した並列化を行っていて、8プロセスで動いています。 弊社ではプロダクトの品

プロジェクト管理を自動化してみたけど思うようにはいかなかった話

こんにちは。delyでAndroidエンジニアをしているkenzoです。 今回はAndroidの話ではなく、担当している別のプロジェクトの管理をいい感じにしようと思っていろいろやったけど、そんなにうまくいかなかった。という感じの内容です。 どんな話 「他部署の依頼でコンテンツを作成するプロジェクト」の管理を自動化した結果、うまくいったこと、失敗したことについてのお話

Search Engineering Tech Talk 2019 Spring に登壇しました #searchtechjp

こんにちは。開発部のsakura( @818uuu )です。 2019年4月23日に開催された Search Engineering Tech Talk 2019 Spring に登壇させていただきました。 会場は南青山にあるNAVITIMEさんで行われました。 NAVITIMEさんにははじめて行ったのですが、すごくきれいな会場で発表しやすい環境でもあったのでとても助かりました。 ありがとうございました! NAVITIMEの登壇会場、1階にありしかも人通り

1px の変化も見逃さない!ビジュアルリグレッションテスト導入で快適フロントエンド開発

こんにちは!dely でフロントエンドの開発をしています @all__user です。 今回は kurashiru のフロントエンド開発に導入されたビジュアルリグレッションテストについてご紹介したいと思います。 【反応を多くいただいた点について記事の最後に追記しました】 目次 目次 ビジュアルリグレッションテストとは 導入の背景 フロントエンドのテスト? SPA移行前後の比較 ツール

スモールスタートではじめるSSR

こんにちは。delyでフロントエンドを担当している @all__user です。 今回はkurashiruでSSR(Server Side Rendering)を導入した事例についてご紹介したいと思います。 目次 目次 要約 経緯・背景 SSRの導入 SPAのSEO対策 SSRのコスト Rendertronの採用は見送り kurashiruのSSR構成 ルートメタフィールドを利用したデータ取得の仕組み 消極的SSRから積極的SSRへ まとめ 要約 SPAにしたい。SEOのこと

Firebase Test labでiOSアプリのUnitTestとUITestを行う

こんにちは!クラシルのiOSアプリ開発を行っている takao です。 今回はiOSアプリのテストの実行に関する内容です。 現在のクラシルのテスト運用は、Bitrise上でfastlaneの run_tests というActionを使ってテストの定期実行を行っていますが、結果の確認がしやすい状態とは言えません。特にUITestに関しては画面を確認するために、必要な場合はローカルで実行したりしています。

開発ブログの大成功をお祝いして、みんなが大好きなアレを食べてきました

こんにちは! dely, Inc.でプロダクトマネージャー兼開発部ジェネラルマネージャーをしている奥原 ( @okutaku0507 ) といいます。気がついたら、もう3月になってしまいました。皆さんは花粉と対峙されていますか。 この記事はレシピ動画サービスであるクラシルを開発しているdely開発部が2019年1Qに開発ブログに取り組み、その一環として2018年のAdvent Calendar ( dely Advent Calendar 20
AWS, SRE

AWS SDK for Rubyを使ったAWS Athenaの利用

こんにちは、サーバーサイドエンジニアのjoooee0000です。 delyはデータ基盤としてAWS Athenaを使っており、ユーザーの行動ログからアプリケーションのアクセスログまで、様々なログがAWS Athena上に存在しています。AWS AthenaはS3上にあるデータソースをprestoのクエリ記法で引けるようになっていてとても便利です。 クラシルの分析基盤の歴史に興味がある方は、この記事にま

Google Play Developer APIを活用してAPKのアップロードを自動化する(DroidKaigi 2019の発表を終えて)

こんにちは。Androidエンジニアのうめもりです。 もう終わってからだいぶ経ってしまいましたが、今年のDroidKaigiもとても面白かったですね。自分は去年から参加し始めたのですが、去年と比べても 色々な部分で改善が見られ、運営の方々には頭が下がる思いです。来年以降も続いていくといいですね。 さて、自分は今年のDroidKaigiではこんな発表をしてきました。 ちなみ

クラシル・パーソナライゼーションの歩み

はじめに こんにちは。 機械学習エンジニアの辻です。 2/6(水)AWS Loft Tokyoでイベント開催します!ご興味のある方はぜひご応募ください! bethesun.connpass.com さて本日は「クラシル・パーソナライゼーションの歩み」ということで、クラシルをよくご利用頂いているユーザに対してよりいっそう良いコンテンツを提供していくために、 パーソナライゼーション の取り組み

不確実性とうまくやっていくためのプログラミング設計論

こんにちは。delyのTech Leadのうめもりです。 これはdely Advent Calendarの25日目の記事です。ほかの記事についてはこちら qiita.com adventar.org をご覧ください。 昨日はプロダクトマネージャー兼開発部ジェネラルマネージャーをしている奥原 (@okutaku0507)が tech.dely.jp という記事を書いてくれました。ご興味あればそちらも是非ご覧ください。 25日目の記事は、みんな大好き技術的