NTTコミュニケーションズ の技術ブログ

APIを呼ぶのではなく呼んでもらう。WebHooksまとめ

一般的なAPIはこちらからAPIをコールします。それに対してWebHooksはサーバ側からこちらの指定したURLをコールしてもらう仕組みです。 用途は絞られるかも知れませんが、使い方によってはとても有用です。今回はカテゴリごとにWebHooksを提供しているAPIをまとめてみました。 メール/マーケティング 圧倒的に多いのがこのメールやマーケティング分野です。ユーザが何かア

APIステータスページを作るためのソフトウェア・サービスまとめ

APIはシステム連携に用いるもので、24時間365日使えて当たり前といった雰囲気があります。とは言え、人が作るものだけに何らかの不具合が発生する可能性もないわけではありません。 そこで必要になるのがステータスの確認ページです。最近では有名なWebサービスでは大抵APIやサービスステータスページを公開しています。今回はそうしたAPIステータスページを作るた

コンテンツの高速配信に。APIで操作できるCDNサービスまとめ

Webシステムにおいてネットワーク速度は常に問題になります。特に最近は動画コンテンツが増えているため、ネットワークへの投資を控えるとユーザが大いにストレスを感じてしまうでしょう。 そこで今回はCDNをまとめて紹介します。特にAPIを提供しているものになるので、システムと連携してダイナミックにコンテンツを配信できるはずです。 CDN by MaxCDN | Experts in Conten

APIを用いた新しい収益化について

自社データをAPIとして公開することを考えた際にポイントとなってくるのが、そのAPIによってどんなメリットがあるのかということでしょう。企業としてAPIを公開する以上、単に公開して終わりという訳ではありません。そこには新しい収益源になる可能性があってこそだと思われます。 そこで今回はAPIを使った主な収益化の方法について紹介します。 データの販売 自

ブロックチェーンを巡る動向について

ここ半年くらいで一気に注目が集まっている技術ワードがブロックチェーンです。BitCoinで使われている技術として知っている人も多いかと思いますが、ブロックチェーンを限られたネットワーク内で利用する方法が取り上げられています。 ここ最近の動きやブロックチェーン実装についてまとめてみました。 オープンソースによるブロックチェーン実装 オープンソース

Enterprise APIs Hack-Night #3 開催します!

メリークリスマス! Enterprise APIs Advent Calendar 2015 のラストをかざるのは、Enterprise APIs Hack-Night #3開催概要のご案内です! 2015/2/10(水) 19:00より、Enterprise APIs Hack-Night #3を開催します。 場所は dots. さんのイベントスペースです。 今回も特にテーマは絞らず幅広くやります。 様々な分野、立場からEnterpriseなAPIについて語っていただきます。 セッション(予定)は以下の通りで

NTT Comサービスのビジネスプロセスを制御する!

以前、 IAM API の活用方法についてご紹介しましたが、今回はNTT Comサービスのビジネスプロセスを制御する「Business Process API」の利用シーンについてご紹介したいと思います。 本記事は、 Enterprise APIs Advent Calendar 2015 への投稿です。 Business Process APIとは? NTT Com各種サービスのビジネスプロセスに関する情報提供、操作を可能とするAPIです。 具体的には以下4つの情報操作

ビジネスの基本。帳票APIまとめ

見積書、請求書そして納品書などビジネスの場では様々な帳票が利用されています。かつては自社内にサーバがあり、そこから帳票を出力していました。しかし最近ではクラウド型の帳票出力サービスが増えています。 今回はそんな帳票サービスの中でもAPIを用意しているものを紹介します。APIを使うことで基幹システムとの連携や自動化がスムーズになることでしょう

あらゆる教育経験を蓄積するAPI「Experience API」

Enterprise APIs Advent Calendar 2015 への記事です。 大学や専門学校ではもちろん、最近では小中学校においてもICTの活用が進んでいます。 ICT活用事例として代表的なものにeラーニングがありますが、eラーニングの仕様については国際的な標準規格が存在し、今日はその一つであるExperience APIについてご紹介したいと思います。 Experience API(旧称:Tin Can API) eラーニングの仕様につ

APIのバージョンアップにおける問題点とは?

APIは作って終わりではなく、徐々に機能追加したり問題があればフィックスをします。それを繰り返す内に起きるのがバージョンアップ問題です。今回はAPIのバージョンアップに絡んだ問題と、その解決策を紹介します。 URL設計 将来のバージョンアップを予期したURL設計にしておくのは大事です。よくあるのは /v1/からURLをはじめるパターンです。これを忘れていると、U

OAuth2.0サーバを素早く立てるライブラリ・フレームワークまとめ

認証を行うAPIとしてはOpenIDが有名なのですが、認証だけであるためにメールアドレスの取得であったり、その後のシステム連携に繋げられないといった不満があります。そこで認証と委譲を行うOAuth(特に1.0の問題点を解決したOAuth2)を使うのが一般的になっています。 そこで今回は既存のシステムはもちろん、今後作られるシステムでも手軽にOAuth2の機能が追加できる

手元にあるリソースからAPIを生成するライブラリまとめ

APIを作る際にはシステムを構築する必要があります。実際、使えるシステムになるか未検証であったり、機能面の過不足が不明確な段階においてあまり作り込むのは避けたいところです。 そこで手元にある既存のリソースを手軽にAPI化してくれるソフトウェアを使ってみましょう。そうすることでモックアップの作成を高速化し、早期に検証が可能になります。 davbre/mira

Enterprise APIs Hack-Night #2 レポート

去る12月3日、渋谷の21cafeにて Enterprise APIs Hack-Night #2 が開催されました 。今回はそのレポート記事になります。 Enterprise APIs Hack-Night #2 - connpass Office 365 を中核としたこれからの API 戦略 登壇者:日本マイクロソフト株式会社 テクニカル エバンジェリスト 松崎 剛さん Microsoftでは多くのWebサービスを提供していますが、今回はその中でもOffice 365に関する話になります。Office

APIのステータスチェックで気をつけること

APIを提供する多くのサービスにおいてステータスページを提供しています( AWS Service Health Dashboard 、 GitHub System Status 、 Apps Status Dashboard など)。特に企業向けにAPIを提供する際にはSLAが必要になりますので、外部から見られるステータスページの存在は大事です。 今回はそんなAPIのステータスチェックの仕組みを作る上での注意点をあげていきます。 1. DB操作を含めるこ

銀行系で広がるAPI公開の動きについて

最近になってFinTechと言われるキーワードが聞かれるようになってきました。Finance + Techの造語で、特に銀行/証券系などの金融サービスとインターネットテクノロジーを組み合わせた新しいサービスを指し示しています。 FinTech自体は概念となっており、その特徴としては以下のように挙げられます。 1. オープンではなくクローズドなAPI公開 みずほ銀行とLINEが提携して、 L