株式会社エニグモ の技術ブログ

データアナリストとして対応した需要予測タスクの進め方を振り返る

こんにちは、 エニグモ でデータアナリストをしている井原です。 この記事は Enigmo Advent Calendar 2022 の22日目の記事です。 本記事の概要 この記事は、データ分析案件の進め方に関して、課題の選定からゴールの具体化、分析完了に至るまで、私が今年実際に対応した事例でどのようなことに気をつけながら対応したのか、振り返ってみることを趣旨とした記事になります

データ基盤の処理最適化によるBigQueryコスト削減

こんにちは。データエンジニアの谷元です。 この記事は Enigmo Advent Calendar 2022 の21日目の記事です。 目次 はじめに どうしてデータ基盤を最適化する必要があるの? どうしたら改善できるの? 現状のデータ基盤のおさらい 主要なBUYMA基幹データの最新ビューに着目してみる 最新ビューをどう変更するの? システム概要としてはどんな感じ? この方針で思ったこと BQ履歴

iOSでのCreateML/CoreMLを用いたオンデバイス機械学習

こんにちは、 iOS エンジニア の 池田 です。 この記事は Enigmo Advent Calendar 2022 の 20日 目の記事です。 はじめに 2018年の WWDC で発表されたCreateMLですが、発表当初 Xcode を用いたモデル作成など Mac での利用に限定されていました。 ですが最近では iOS 、iPadOS、tvOSでも利用できるようになっており、オンデ バイス での 機械学習 モデル作成ができます。 (利用可能OSは iOS15.0

AWSにサーバレスアーキテクチャを構築して得た知見

この記事は Enigmo Advent Calendar 2022 の 19 日目の記事です。 こんにちは、Webエンジニアの平井です。普段はSELLチームに所属していて BUYMA における出品者側の機能開発を担当しています。 今回は、最近リリースしたカタログシステムをサーバレス アーキテクチャ で開発したので利用した技術や学びについて書きたいと思います。 目次 目次 サーバレスアーキテクチャ メリッ

BUYMAにおける"UXリサーチ"のすすめ

こんにちは、UIUXデザイナーの和田です。 この記事は Enigmo Advent Calendar 2022 の18日目の記事です! 弊社では、 BUYMA のサービスやアプリ・WebサイトのUIUXをよりよくしていくことを目的に、 「より深くユーザーを理解して」「ユーザーにとって価値のある体験」を届けていくために、UXリサーチに基づいた改善に力を入れています。 今回は、 BUYMA の顧客理解のために進めてい

セッショナイズで機械学習モデルの精度を改善した話

こんにちは、データサイエンティストの堀部です。 この記事は Enigmo Advent Calendar 2022 の16日目の記事です。 普段の業務では情報検索(検索/レコメンド)、不正検知、ユーザー属性の推定などを BUYMA にプロダクトとして組み込むことを行っています。その中でも モデリング 以前のタスク設計や探索的データ分析( EDA : Explanatory Data Analysis)、データのクレンジング・前処理、特

テストコードの重要性に触れたお話

こんにちは、エンジニアの竹田です。 この記事は、 Enigmo Advent Calendar 2022 の15日目の記事です。 さっそくですが、エンジニアのみなさまは一流のエンジニアとはどんなエンジニア像をお持ちでしょうか。 自分は「障害を未然に防ぎ、継続的に安定運用可能なシステムを構築できるエンジニア」を一流のエンジニアだと考えています。 ひとえに障害と言っても、仕様と異な

コードを読む時に意識していること

こんにちは、サーバーサイドエンジニア の 橋本 です。 この記事は Enigmo Advent Calendar 2022 の 14 日目の記事です。 はじめに エンジニアとして仕事をしているとコードを読むことが多いと思います。例えば、仕様調査、CSからのお問合せ対応、レビュー対応などがあると思います。 今年を振り返るとコードを書く以上に読むことが多く、コードをより正確かつ速く読むには

DatadogのモニターをTerraformerでインポートして感じたことなど

この記事は Enigmo Advent Calendar 2022 の13日目の記事となります。 お疲れさまです。インフラチームの山口です。 弊社では一部イン フラリ ソースのモニタリングにDatadogを利用しています。 その中で、今回はDatadogの利用開始当初に GUI で作成されたモニターをTerraformerとTerraformを使用して構成管理した際の事例について報告します。 同様の技術スタックを使用したインポート

データモデリング初学者がイミュータブルデータモデリングを実践してみて感じたこと

こんにちは、新卒エンジニアの川本です。 BUYMA のサーバーサイドを中心に開発しています。 この記事は Enigmo Advent Calendar 2022 の12日目の記事です。 データ モデリング について学習中で、DB設計の入門書を読んで論理設計について第1~5正規化といった内容を学習しましたが、いざ個人開発でデータ モデリング しようとしたらどうしたらいいのかよくわからず、手を動かす

WASMコンテナはこれまでのコンテナを置き換えるのか

こんにちは、22新卒で入社したエンジニアのhashinoです。 この記事は Enigmo Advent Calendar 2022 の9日目の記事です。 背景 皆さん、普段コンテナを利用していますか? エニグモ では、 Kubernetesを活用 していて、開発環境でもDockerを活用しています。 しかし、最近はWebAssemblyがコンテナを完全に置き換えるかもしれないという噂も耳にします。 既に Kubernetes では、kubelet API 互換

Visual Studio Code で rspec 実行

斧を研ぎましょう こんにちは、エンジニアの後藤です。 BUYMA のWebアプリを作る仕事をしています。 この記事は Enigmo Advent Calendar 2022 の8日目の記事です。 この記事のゴール この記事のきっかけ どのように実現するか 新たに見つけた課題 最後に 本当に最後に この記事のゴール この記事では、 Visual Studio Code でコードを書きつつ、サクサク rspec を実行したり Java プロジ

なぜ Ruby の組み込みメソッドを覚えなくてはならないのか?

こんにちは、サービスエンジニアリング本部の寺田です。 軽く自己紹介になりますが、私は SIer で SE を2年間経験したのち、現職の エニグモ には 2020/7 よりジョインしております。 普段は主に Ruby on Rails を用いた BUYMA のサーバーサイド開発をやっています。 最近興味ある事は アルゴリズム で、週末には Atcoder にちょくちょく挑戦したりしています。 ちなみに、この記

エンジニアの成長を支えるエニグモのカルチャー "若手勉強会" を紹介します

こんにちは、2022年に新卒入社したエンジニアの川本と橋野です! この記事は Enigmo Advent Calendar 2022 の6日目の記事です。 エニグモ では社内の若手を中心にjunior workshopという名で勉強会を行っております。 経験の浅いメンバーの技術力アップを主目的としておりますが、興味のある方はどなたでも参加できる会となっています。(ベテランの方大歓迎です!) 勉強会の形

BUYMAフロントエンド開発にRecoilを導入してみた話

この記事は Enigmo Advent Calendar 2022 の 5日目の記事です。 こんにちは。フロントエンドエンジニアのWooです。 エニグモ へ入社して3年目、主に BUYMA の購入者側のページをReactで構築しています。 BUYMA ではReactのグロー バルス テート管理のために主にReduxを使用していますが、今回は新しい取組としてRecoilを導入し、開発を行なってみましたので、その経験を共有しようと思