株式会社一休 の技術ブログ

TSKaigi Kansai 2024とJSConf JP 2024に一休のエンジニアが登壇します

kymmt です。 今月は 11月16日に京都で開催される TSKaigi Kansai 2024 11月23日に東京で開催される JSConf JP 2024 と、JavaScript/TypeScriptに関するカンファレンスが2つ開催されます。今年は、一休.comレストランのフロントエンドアーキテクトを務めるエンジニア恩田 ( @takashi_onda )がこれらのカンファレンス両方に登壇します。 1週違いで開催されるそれぞれのカンファレンスでは、一休.c

Vue Fes Japan 2024に登壇 & ランチスポンサーをしました

CTO室プラットフォーム開発チームのいがにんこと山口( @igayamaguchi )です。 先日、Vue Fes Japan 2024が開催され、一休は登壇とスポンサーをしました。その紹介をします。 Vue Fes Japan 2024が開催 10月19日(土)に日本最大級の Vue.js カンファレンス、 Vue Fes Japan 2024 が開催されました。一休は当カンファレンスでプロポーザル採択による発表と、ランチスポンサーとしてランチセッシ

「一休×AEON 事業会社のサービスを支える基盤開発トーク」を開催しました

はじめに kymmt です。 先日2024年9月18日に、「事業会社のサービスを支える基盤開発トーク」と題してイオンスマートテクノロジー(以下AST)さんと合同で技術イベントを実施しました。 ikyu.connpass.com イベントでは、各会社の事業を支える基盤プロダクトの開発や運用における苦労や工夫について登壇者の方々にお話しいただきました。 この記事では、このイベントの様子

情シスカンファレンス「Business Technology Conference Japan 2024」にブロンズスポンサーとして協賛します

コーポレート本部 社内情報システム部 兼 CISO室 id:rotom です。 10/12(土) にハイブリッド形式で情シス向けのテックカンファレンス 「Business Technology Conference Japan 2024(BTCONJP 2024)」 が開催されます。 btcon.jp btajp.connpass.com 昨年オンライン開催された BTCONJP 2023 では私が登壇者として 本社を東京ガーデンテラス紀尾井町へ移転し、オフィスファシリティ・コーポレートIT を刷新

プロンプトエンジニアリングをしよう - 一休.comでの検索システム改善事例

はじめに こんにちは。宿泊プロダクト開発部の宮崎です。 みなさん、生成 AI 使ってますか? 近年、AI の進歩はめざましく、文章生成や画像生成はもちろん、動画生成も実用的なレベルで出来るようになっています。 ChatGPT が話題になったのが 2022 年の 11 月なので、たった 2 年足らずでここまで来ているという事実に少し恐ろしくもありますね。AGI(汎用人工知能)の実現

オフライン技術勉強会「事業会社のサービスを支える基盤開発トーク」を開催します!

CTO室プラットフォーム開発チームの山口( @igayamaguchi )です。 この度、一休とイオンスマートテクノロジー合同で技術勉強会「事業会社のサービスを支える基盤開発トーク」を開催します! ikyu.connpass.com このイベントでは 一休.com 、 Yahoo!トラベル 、 一休.comレストラン を運営する 一休 iAEONアプリ 等を開発・運営する イオンスマートテクノロジー 両社のシステムを支える

React / Remix への依存を最小にするフロントエンド設計

CTO 室の恩田( @takashi_onda )です。 一休レストランのフロントエンドアーキテクトを担当しています。 Intro 一休レストランでは、以前ご紹介したようにフロントエンドで React / Remix を利用しています。 user-first.ikyu.co.jp 一方、設計方針としては、React / Remix への依存が最小になるように心掛けています。 今日は、そんな一見矛盾するような設計方針について、ご紹介したいと

エンジニア主導でデザインシステムを導入してみた

レストランプロダクト開発部の矢澤です。 一休では「 RESZAIKO 」というプロダクトの開発を行っています。 この開発を進めるにあたり、UI/UX に関するいくつかの課題があり、エンジニア主導でデザインシステムを構築することにしました。 本記事では、エンジニア主導でデザインシステムを構築することになった背景や、実際に取り組んだ内容について赤裸々にお話しし

Go Conference 2024にスポンサーしました & 一休はGoを活用しています

Go Conference 2024にスポンサーしました CTO室プラットフォーム開発チームの山口( @igayamaguchi )です。 先日6/8(土)に一休でGo Conference 2024にスポンサーをさせていただき、スポンサーブースを出展しました。 gocon.jp 来ていただいた方はありがとうございます! 来ていただいた方と話していく中で、一休がGoを使っていることを知らない方がたくさんいることに気づきました。逆に

エンジニア向け社内イベントのご紹介と運営を経験してわかったこと

こんにちは。宿泊プラットフォーム開発チームの菊地です。 一休では月に一度、社内エンジニア向けにIkyu Tech Talkを開催しています。2022年から始まり、ありがたいことに2024年3月で丸2年を迎えることができました。 この記事では、 Ikyu Tech Talkの2年間のふりかえり をしていきます。 また、私は社内イベントの主催が初挑戦だったので、どうやったらイベントを盛り上げら

一休の社内勉強会のご紹介2024

kymmt です。 一休では、技術力の底上げを目的として、さまざまな社内勉強会を開催しています。この記事では、今年2024年に入って社内で実施していた勉強会について紹介し、一休での勉強会の雰囲気を伝えられればと思います。 一休の社内勉強会 2024年にこれまで実施した勉強会 『A Philosophy of Software Design』輪読会 『Webフロントエンド ハイパフォーマンス チューニング

なぜ我々は GitHub Copilot Enterprise の導入を見送ったのか

CTO 室の恩田です。 今回は GitHub Copilot Enterprise を評価してみて、現時点ではまだ採用しないことを決めた、というお話をご紹介したいと思います。 きっかけ とあるエンジニアが Slack で自身の times チャネルに時雨堂さんの GitHub Copilot Enterprise のススメ という記事を投稿したことが発端でした。特に感想はなく URL に 👀 だけが添えられていたので、後で見るぐらいのメモ

データベースの在庫の持ち方をビットで管理してる話

こんにちは、 一休.comスパ (以下、「スパ」)の開発を担当しているshibataiと申します🙏 今回はスパのデータベースの在庫の持ち方で試行錯誤した話をさせていただきます。 背景 2024-03-29追記: 一休.comスパにおける在庫の特徴について 一休.comスパが扱う「在庫」は、「ある日付の特定の時間に対する空き枠」です。以降の説明では、スパ施設ごと、日付ごと、また時間ごと

開発プロセスをインクリメンタルに改善する

一休.comレストランのエンジニアの kymmt です。 2023年度の下半期、一休.comレストランの開発チームでは開発プロセス改善に取り組みました。改善は小さい単位で徐々に進め、バックログの作りかたやカンバンの運用方法を改善することで、フロー効率の向上、開発ペースの把握、チーム内外からの進捗の見える化ができるようになりました。 この記事では、このようなイ

一休レストランのふつうのRustバックエンド開発

この記事は 一休.com Advent Calendar 2023 25日目の記事です。 一休レストランでは、よりスムーズな予約体験の提供を目的とするシステムのリニューアルを進めています。その一環として、2023年10月から、レストラン個別ページの表示から予約までのスマートフォンビューにおいて、バックエンドのサーバをRustで書かれたものに置き換えました。 一休レストランの Rust バックエ