株式会社LIFULL の技術ブログ

LIFULL HOME'SにおけるLINE活用 #2 LINEで新着物件通知を受け取る

こんにちは。 プロダクトエンジニアリング部の吉永です。 本日はLIFULL HOME'S におけるLINEを活用した施策「 LINEで新着物件通知を受け取る 」について機能改善を行ったプロセスとリリース内容について紹介したいと思います。 プロジェクトメンバーが以前投稿した下記記事も一緒にご覧いただけると幸いです。 www.lifull.blog www.lifull.blog アジェンダ LINEで新着物件通知を受け

3職種上流でスクラムを戦った話

LIFULLプロダクトエンジニアリング部の堀です。具体的にはLIFULL HOME'Sの開発を行っています。私はその中でも賃貸領域の開発を担当するグループに所属しています。 今回は、エンジニア・企画・デザイナー3職種混合チームで、少し今までとは違った形でスクラム開発に取り組んだのでその話をしたいと思います。 テーマは「3職種上流」 です。 前提 本記事の立ち位置 こ

LIFULL HOME'S iOSアプリを支えるCI/CD環境

こんにちは。LIFULLでiOSアプリケーションの開発を担当している山手です。 LIFULL HOME'S iOSアプリは2009年12月にリリースされて以来、約12年ほどサービスを継続しておりプロジェクト規模は年々大きくなっています。 新機能導入や既存機能の改修などを重ねるにつれてアプリのビルド時間が延び、 エンジニアの作業時間が圧迫、開発効率が下ってしまい満足した状態で開発を

転置インデックスの仕組みについて - 検索編

検索エンジンチームの宮崎です。 今日は、Solr内部でも使用されている全文検索アルゴリズムの転置インデックスについて話をしようと思います。 転置インデックスの仕組みについてざっくり理解したい人の手助けになれば幸いです。 全文検索アルゴリズム 全文検索の方法として大まかに 「grep型」と「インデックス型」があります。 多くの検索エンジンや全文検索ライ

清く正しく「サービス共通ヘッダ・フッタ」を実装する

フロントエンドエンジニアの嶌田です。今回が LIFULL Creators Blog への初めての投稿です。 「サービス共通ヘッダ・フッタ」は、ただのヘッダ・フッタではありません。ソースコードはいくつものサイトやサービスで使いまわされます。組込み先が持っている CSS によっては表示が崩れてしまうかもしれません。ブレークポイントやコンテンツの幅がそろわないかもしれませ

プロダクト開発に関わる3職種が互いに期待していること

エンジニアの松尾です。LIFULL HOME'Sの売買領域を支えるエンジニアチームのマネジメントを担当しています。 弊社のサービスは、主にサービス企画、デザイナー、エンジニアの3職種により進められています。今回はより良いプロダクト開発のために3職種の連携を強める取り組みについて紹介します。 より良いプロダクトを開発するために 現在LIFULLでは組織が職能別に分

大規模スクラムで組織的な生産性向上を図った話

こんにちは!LIFULLのプロダクトエンジニアリング部の井上です。 エンジニアリングマネージャーをやっています。 今回は、私が管掌する組織で「大規模スクラム」という、スクラムを拡張して複数チームで運用する開発手法へチャレンジし、生産性向上を図った話をしようと思います。 結論 結論から伝えますと、組織を俯瞰して管理する立場からすると、一定レベル、

Kubernetesクラスタで起きたPriorityClass適用による障害

KEELチーム の相原です。 もう随分と前のことになるのですが、以前我々が管理するKubernetesクラスタであるKEELで起きた障害のふりかえりについて書きます。 今回起きた障害 PriorityClassとはなにか 経緯 何が起きたか なぜPodDisruptionBudgetは機能しなかったのか どうすればよかったか 最後に 今回起きた障害 既にサービスインしているKubernetesクラスタ に対して globalDefault: true

エンジニアだけで新機能開発・検証を行うPEChallenge

自己紹介 プロダクトエンジニアリングチームの石川です。 2020年新卒入社で2年目のエンジニアです。 今回の記事では、エンジニアだけで新機能開発・検証を行うPEChallengeについて紹介させていただきます。 ユーザーテストの具体的なやり方まで紹介させていただきますので、最後まで読んでいただければ幸いです! PEChallengeとは PEChallengeは「Product Engineer Challenge」の略で

スレットモデリングというアプローチ

はじめまして、品質改善推進ユニットの根本です。 ユニットではプロダクトや業務プロセスの品質を継続的にモニタリングし、改善計画の作成を支援していくパートナーシッププログラムという取り組みが始動しました。 詳しくは下記の記事をご覧ください。 www.lifull.blog モニタリングのスコープにはセキュリティも含まれます。今回は、このセキュリティのモニタリン

継続的ドキュメンテーション: Github DiscussionsとADRのすすめ

こんにちは。テクノロジー本部のyoshikawaです。好きなW3C Recommendation は RDF 1.1 Concepts and Abstract Syntax です。 会議やチャットでのやり取りの決定事項・議事録、アプリケーションや機能の設計書・仕様書、READMEなどなど... LIFULLの開発現場においては、ソースコード以外にもこのように様々な文書の管理・蓄積(=ドキュメンテーション)を実施しています。 多くの開発者・メン

LIFULL HOME'S アプリを支えるプッシュ通知について

こんにちは。LIFULL でネイティブアプリのスペシャリストをしている菊地です。 今回は LIFULL HOME'S アプリにおけるプッシュ通知の役割やアーキテクチャの変遷についてご紹介させていただきます。 一般的にスマートフォンアプリにとって プッシュ通知 というのはユーザーとのコミュニケーションのために重要な役割を持っています。 SNS などでコメントやメッセージが来

リモートワークにおける競プロを使ったチームビルディングへの挑戦

こんにちは。プロダクトエンジニアリング部の加藤です。 皆さん、リモートでのチームビルディングはどのように行っていますか? 弊社では本格的にリモートワークを導入し一年が経過したところとなりますが、リモート環境下でのコミュニケーションや組織形成の課題に対しさまざまな解決策を模索し取り組んできています。 そのような中、今回は競技プログラミン

新卒エンジニアのテストワークショップではテストを考えられるようになってもらっている

こんにちは。QAグループ所属のQAエンジニア松谷(まつや)です。 LIFULLでは新卒エンジニアに27日間の研修を行なっています。 その研修の中で、 丸一日を使ったテストワークショップ も行われています。 今回はそのテストワークショップについてご紹介します。 キーワードは「テストを考えられる」 です。      LIFULLの開発体制とQAグループについて まずは認識を合わ

Ltech#19 QA Talk Night~LIFULL HOME'Sを支える品質保証の取り組み~ 開催レポート

こんにちは!Ltech運営チームの引持です。今回は、2021年8月19日(木)に開催した「QA Talk Night~LIFULL HOME'Sを支える品質保証の取り組み~」についてレポートします。 lifull.connpass.com Ltechとは Ltech(エルテック)とは、LIFULLがお送りする、技術欲をFULLにするイベントです。特定の技術に偏らず、様々な技術の話を展開していく予定です。 品質保証の取り組み Ltech#19のテーマは、LIFULL