dely株式会社 の技術ブログ

小さいチームで実践する!開発速度・信頼性向上のためにやってよかったシステム改善3選

こんにちは、クラシルリワードのSRE担当のjoooee0000です。 私はクラシルリワードのサービスローンチの約3ヶ月後にサーバー兼インフラエンジニアとしてjoinし、サービスの成長と共に、開発速度とシステムの信頼性の向上を目指してシステムの改善を行ってきました。 その中で、特に開発速度と信頼性向上に寄与したと思う3つの改善を紹介したいと思います。 改善を行う

おい、誰も騒いでないから騒ぐけどExternal Network AccessっていうSnowflakeから外部へアクセスできる機能、データサイロ完全にぶっ壊せるぞ。

NHK関連の話ではないです こんにちは harry( @gappy50 )です〜。 これまでクラシルでデータエンジニアをしておりましたが、最近クラシルリワードという別プロダクトでデータエンジニアをしております。 クラシルリワードのデータ基盤は以下に詳細がありますので、ご興味あればどうぞ! tech.dely.jp 本記事のタイトルは私がTwitter改めXにポストした投稿から抜粋しました(恥

Relay: Streamlining UI Development from Figma to Compose

Hello. My name is K, and I am currently working as an android engineer in Kurashiru. 🚀 Preface Brief Intro to Relay Creating UI Packages with Relay Using the component in Android Studio Map to Compose Theme Map to Existing Components Review of Relay: thoughts on it’s practical usage Preface At Kurashiru, we're on a journey of transitioning to Jetpack Compose. This has led me to experiment with Relay plugin in Kurashiru-next. As you may be aware, Relay is currently in alpha and is a design-t

iOSDC 2023に登壇しました & 社内で聴講した内容の共有会を行いました

iOSDCについて iOSDCは 公式ページ によると、 iOSDC Japan 2023はiOS関連技術をコアのテーマとしたソフトウェア技術者のためのカンファレンスです。 と紹介されており、日本最大級のiOS関連のカンファレンスと知られています。 iOSDC 2023では1,409枚のチケットが発行され、非常に多くの方々が参加されました。 このカンファレンスは9/1から9/3の3日間、オフラインとオンラインの

Sharding vs. Partitioning Demystified: Scaling Your Database

Hello, I'm Allan, a Server-Side Engineer at Kurashiru 🚀 While Kurashiru predominantly relies on MySQL, it's intriguing to explore the broader landscape of database management. Enter PostgreSQL, a robust contender, known for its powerful techniques of Sharding and Partitioning. Even if you're steeped in a different database system, understanding these strategies can be invaluable. This guide delves into the world of PostgreSQL, elucidating how to implement and monitor Sharding and Partitioning

クラシルリワードのデータ基盤

はじめに クラシルリワードについて データ基盤の全体構成 BigQueryの選定理由 データ基盤における重要な役割 アプリのイベントログのscan量削減 DynamoDBやRDSをBigQueryにSync Snowflakeの活用 BIツール(Redash, Looker) Redash Redash repositoryのフォルダ・ファイル構成 git管理下のSQLクエリをRedashに反映 Lookerについて さいごに はじめに こんにちは!クラシルリワードで開発責任者をしてい

Utilising UX Mapping Method for Task Identification and Prioritisation by Kurashiru Search Team

Hi, I am Akane, a UI/UX designer at Kurashiru’s search team. This time I would like to talk about how our search team uses the UX mapping methods to organise, identify and prioritise our tasks from the product’s perspective by using “User story mapping”. 1. To identify the users’ goals. At this step, we will decide what’s our user’s goals. 2. Map users’ activities. List out key Activities, Steps and Details that are involved in the search function. By viewing the mapping, our tea

dbt's Slim CI: An Introduction to Efficient Data Modeling CI Workflow

Hello, my name is Niko, and I am currently working in Kurashiru's data enabling team as a newly joined data engineer. While I'm enthusiastic about learning Japanese, my proficiency with Japanese particles is still a work in progress (笑). For this reason, I have decided to write this blog in English. Preface At Kurashiru, we use dbt (data build tools) as our platform to handle data transformations from the data lake to our data warehouse. dbt is a helpful set of tools and frameworks that let us

エンジニアが中途採用業務を担当するにあたって改善したこと

もうすぐ8月で猛暑も超えて酷暑の季節になりましたね🥵  毎日エアコンで涼みながら最近はEMとして仕事している「みうら」です。お久しぶりです。 前回私の書いたブログ記事では、採用活動に関わっていたと記載していました。 転職活動や選考フローへの参加は自身でも行ったことはあるのですが、実は採用活動を業務の中心として活動した経験はなく、初めての経

dbtとSnowflakeを使ってるなら迷わずにdbt-snowflake-monitoringを入れたほうがよさそう🉐

はじめに こんにちは〜。 クラシルでデータエンジニアをしておりますharry( @gappy50 )です。 これまで、クラシルではデータ基盤からのデータをアプリケーションや推薦システムへ活用するためにDWHにSnowflakeを導入し、様々な活用をしてきました。 tech.dely.jp その一方で、データ「分析」基盤としての利用を推し進めていくために現在はdbtでのデータモデリングを中心として

dbtプロジェクトにSQLFluffを導入する

はじめに SQLFluffとは? 導入の背景 SQLFluffの導入 SQLFluffをインストールする SQLFluffを試してみる .sqlfluffを作成する dbt templaterをインストールする SQLFluffの使用 CLIでの使用 dbt Cloud IDEでの使用 さいごに はじめに こんにちは、データエンジニアの加藤です。 クラシルのデータ基盤ではdbt(data build tool)を使ってデータを変換しデータウエアハウス・データマートを構築していま

クラシルにおけるElasticsearch v7へのアップグレードおよびElastic Cloudへの移行

はじめに 移行が必要となった背景 Elastic Cloudへの移行およびv7へのバージョンアップ 旧構成について 構成図 なぜElastic Cloudか なぜ移行と同時にアップグレードを行ったか なぜ最新のv8ではなくv7か サーバサイドの修正内容 新構成について 構成図 Traffic Filter経由での接続 監視 Datadog Elastic Status ログ deprecation slowlog audit 権限管理 S3バックアップ Kibana Spaceのロゴ調整 辞書・

クラシルiOSアプリのリニューアルと新卒iOSエンジニアの奮闘🔥

こんにちは、クラシルiOSエンジニアの uetyo です! クラシル では、2022年12月に アプリリニューアル を含む、クラシル史上最大規模のブランドリニューアルを実施しました。iOSアプリでは、「ダークモード対応」、「タイポグラフィの再定義・統一」、「アイコン変更」、「カラー定義の全変更」など、大幅なリニューアルを行いました! この記事は、2022年4月に新卒でdel

Aurora MySQL 5.7とRailsで実現する全文検索機能

こんにちは。 クラシル開発部、バックエンドエンジニアの松嶋です。 delyに入社してから約3年間、私はSREチームに所属していましたが、昨年10月にバックエンドに転向しました。バックエンドに転向してからは、主にクラシルアプリの公式レシピおよびCGMコンテンツの検索機能に関する開発・改善に取り組んでいます。 クラシルは、2016年2月にサービスを開始してから、

プロダクト開発におけるMVPは、どのようにMinimizeされるべきなのか

こんにちは、クラシルPOの小川です。 この界隈でプロダクト開発をしていると、 「MVPで開発しよう」という発言をしたり聞いたりすると思います。 このMVPに対する認識が、おそらく会社や組織、個人間で様々だと感じています。 現在はクラシルアプリの開発を管掌していますが、以前は新規事業の開発を管掌していました。 新規事業と既存事業の開発をする中で、MVPの