株式会社mediba の技術ブログ

OpenCVを使って動画からpix2pixの学習モデルを作ってみる

こんにちは、お久しぶりです。mediba広告システム開発部の原です。 前回はpython+TensorFlowで画像から顔認識と分類をする簡単なモデルについて書きました。 機械学習で芸能人の顔を分類してみよう! で、今回ですが、やっぱり流行りのアレ。 流行ってますよね、pix2pix! ということで、pix2pixを使うのに必要な学習素材を動画から簡単に作れますよ、今すぐ始められますよ

Creative Cloudライブラリでデザインを共同作業する方法

こんにちは、制作部デザイナーの福島です。 大規模な案件になると、ヘッダーやフッターなどの共通パーツをチームのメンバーと共有して制作を進めたい、というときがありますよね。 そこで、今回Creative Cloudライブラリという、Adobe Creative Cloudの制作ツールに搭載されている機能を使ってみました。 実際に使ってみて、チームでデザイン作業を進めるのにとても役立つ

OPcache のステータス情報を collectd を使って CloudWatch に連携する

こんにちは、インフラストラクチャー部の沼沢です。 今回は collectd を使って php の OPcache の情報を CloudWatch に連携する具体例をご紹介したいと思います。 関連記事: nginx の各種情報を collectd を使って CloudWatch に連携する php-fpm のステータス情報を collectd を使って CloudWatch に連携する 前提 Amazon Linux AMI release 2016.09 collectd 5.4.1 php 関連 5.6.28 nginx 1.10.1 jq 1.5 なお、collectd につ

PythonでRFM分析の分類結果をグラフで描画してみた

こんにちは。広告システム開発部の小林です。 現在、データ解析の勉強を行っているので、今回はRFM分析のことを記事にしてみました。 なお、本記事はデータを分類しグラフの描画までを行う内容となっています。 分類後の解析などは本記事には含まれていません。 ︎RFM分析とは RFM分析は、Recency (最新購入日)、Frequency (購入頻度)、Monetary (購入金額)の3つの指

これで解決!Photoshopの面倒な作業を一括実行!

こんにちは。制作部デザイナーの斉藤です。 バナーを作る際、同じ内容で色々なサイズに展開する事が多いと思いますがファイルをいくつも開いて、ちまちまいじるのってものすごく面倒な作業ですよね。 そこでPhotoshopデータセットなどの便利な機能を使ってテンプレートを作り、一発でサクっと書き出しできないか試してみました。 今回やりたかったこと バラバラな

CloudFront + S3 での IP アドレスベースのアクセス制限設定をする

こんにちは、インフラストラクチャー部の沼沢です。 今回は、CloudFront + S3 での IP アドレスベースのアクセス制限を実現する方法をご紹介します。 実現したかったこと 特定の外部拠点から参照されるファイルを S3 に配置したい 独自ドメインが使いたかったため、CloudFront を前段に用意 ファイルへのアクセスを特定の外部拠点の IP アドレスのみに制限したい S3 の URL への

Waffle.ioを用いてカンバン型開発をしてみた

こんにちは。広告システム開発部の八代です。 今回新しくWaffle.ioというツールを用いてタスク管理をしてみたので、ツールを使ってみた感想を共有したいと思います。 Waffle.ioとは GitHubのIssueやPullrequestを看板として可視化することが出来るツールです。 IssueやPullrequestの状況を看板化することにより、各進捗が1画面で把握することが可能になります。 https://waffle.io/GitHub

【小ネタ】Ansible expect モジュールの罠

全国の Ansible 派のみなさん、こんにちは。 ブログの投稿頻度急上昇中、インフラストラクチャー部の沼沢です。 今回は Ansible で対話型のスクリプトを自動化する際に利用する expect モジュールについてです。 先日、expect モジュールを利用していて罠にハマったので、その内容と対処法をご紹介したいと思います。 Linux には対話形式の入力を自動化する expect というコマ

php-fpm のステータス情報を collectd を使って CloudWatch に連携する

こんにちは、インフラストラクチャー部の沼沢です。 前回の nginx に引き続き、collectd を使って php-fpm の情報を CloudWatch に連携する具体例をご紹介したいと思います。 参考: nginx の各種情報を collectd を使って CloudWatch に連携する 前提 Amazon Linux AMI release 2016.09 collectd 5.4.1 php 関連 5.6.28 本投稿の例は、以下と同等の状態ができあがっているという前提で進めます 新しい collect

nginx の各種情報を collectd を使って CloudWatch に連携する

こんにちは、インフラストラクチャー部の沼沢です。 今年の10月頃に、collectd の CloudWatch プラグインが出たのは記憶に新しいです。 新しい collectd の CloudWatch プラグイン | Amazon Web Services ブログ その後、数々の所謂「試してみたブログ」等もたくさん出回っていますが、あまり具体的な設定の解説をしているものは少ない印象です。 しかも、collectd には日本語のドキュメ

Xamarin.Formsで高さがバラバラの項目をグリッド表示する【Android編】

はじめまして、広告システム開発部の松島です。主にネイティブアプリの開発を担当しております。 アプリの開発と言ったら、AndroidならJava、iOSならSwiftやObjective-Cで行なうことが多いと思いますが、medibaではXamarinでの開発も行っています。 さて、今回は、Xamarin.Formsで高さがバラバラの項目をグリッド表示するサンプルを作成してみましたので、その解説を行います。 サ

DataStudioとGASでWebPagetestの計測結果をグラフ化する

mediba Advent Calendar 24日目です。 フロントエンジニアの苅部からはGoogle Data StudioとWebPagetestについて書こうと思います。 medibaシステム本部ではWebPagetestや Sitespeed を使って継続したパフォーマンス計測を実施しています。 具体的にはユーザー体験(体感速度)に影響を及ぼすCritical Rendering Pathに注視して、SpeedIndexとDomContentLoaded、FirstPaintの改善を進めています。 普段WebPagetestで計

Ansible で task の実行結果の json を dict オブジェクトとして後続の処理で利用する

全国の Ansible 派のみなさん、こんにちは。 Chef より Ansible 派、インフラストラクチャー部の沼沢です。 Ansible を利用する際に、task の実行結果を register に入れて後続の task で利用したりしますよね。 自分は AWS の構築に Ansible を利用することも多いのですが、例えば以下のように、 aws ec2 describe-instances の実行結果を register で変数に代入して使うというのはよくあることで

いまさら聞けない、テスト対象機種の選定方法

こんにちは、品質管理グループの 山本久仁朗です。 みなさんの組織では、テスト対象端末(スマホ・タブレット・ガラケー・etc)を 選定する際に、どのように選定していますか? 選定方法によっては、不具合を発見するには、あまり効果的ではない アプローチも多々あります。 今回は、我々の組織での機種選定方法について、お話いたします。 より効果的なテストを行

OWASP ZAP APIを使って脆弱性診断

こんにちは。システム本部の山田です。 (この記事は mediba Advent Calendar 2016 の19日目です) 弊社では機械的に実施する脆弱性診断はOWASP ZAPを利用しており、アプリを立ち上げGUIから脆弱性診断を実施しています。ただ継続的に実施していくには面倒でつい後回しになるため、自動化して開発プロセスに組み込む検討を始めました。 調査の際に作ったOWASP ZAP APIを使ったサンプ