エス・エム・エス の技術ブログ

エス・エム・エス社員が語るコミュニティ活動:加我さん・山口さん対談

こんにちは、エス・エム・エス テックブログ運営の大縄です。 今回は、同時期に SRE としてエス・エム・エスに入社した加我さん、山口さんによる、コミュニティ活動に関する対談記事をお届けします。 自己紹介 —— 本日はよろしくお願いします。まずは自己紹介をお願いします。 加我さん: 私は 2024 年 4 月にエス・エム・エスに中途で入社しました。新卒では Java

10月29日-31日に開催される日本公衆衛生学会総会で筑波大学との共同研究の成果が発表されます

10月29日(火)~31日(木)に北海道札幌市で開催される「第83回 日本公衆衛生学会総会」にて、筑波大学と弊社Analytics & Innovation推進部が共同で行っている研究の成果が発表されます。 学会の概要 日本公衆衛生学会は1947年(昭和22年)に設立された、公衆衛生分野での主要学会の1つです。会員数は9,000人を超え、社会医学分野でも最大規模となっています。 会員は行政

大規模プロジェクトにおける基盤の構成管理を開発状況に合わせて抜本的に見直した話

はじめに こんにちは、エス・エム・エスの小笠原です。以前 2つのカイポケSREチームを兼務している話 を紹介しましたが、現在はカイポケリニューアル側のSREを担当しています。 今回は介護/障害福祉事業者向け経営支援サービス「カイポケ」の開発におけるSREの活動事例として、基盤の構成管理を抜本的に見直した話を紹介します。 リニューアルプロジェクトの概要 最

強くてニューゲーム!大規模リプレースで次のレベルを目指す

介護・障害福祉事業者向け経営支援サービス「カイポケ」の開発をしているエンジニアの神谷です。中途入社してから5年たった今、これまでの活動を振り返ってみようと思います。 入社以来、顧客への価値提供を素早くできるようにするため、開発環境のモダン化や技術的負債の解消にトライし続けてきました。 最初は小さなサブシステムのリプレースにチャレンジし

「Self-hosted GitHub Actions runners in AWS CodeBuild」を使ったバッチ実行基盤

お疲れ様です、SREの西田 ( @k_bigwheel ) です。 最近、バッチ処理を実行するための新しい基盤を構築したので、この記事ではそれの紹介をしたいと思います。 少々前提の説明を丁寧にやりすぎてしまったので、作ったものをまず見たいという方は「 構築したバッチ実行基盤のアーキテクチャ図と概要 」の項目へジャンプしてください。 バッチ実行基盤とは バッチジョブ、

介護業界の状況と課題、カイポケ開発組織でのドメイン知識への向き合い方をご紹介します!

はじめに こんにちは、カイポケのリニューアルプロジェクトを担当しているプロダクトマネージャーの田村恵( @megumu_tamura )です。 カイポケが価値提供している介護業界は、日本をはじめとする多くの先進国で急速に進む高齢化社会に対応するために欠かせない分野です。しかし、介護業界に携わっていない方にとっては、まだまだ身近な存在ではないかもしれません。今

Salesforce Developers Meetupに登壇してきました

みなさんこんにちは! エス・エム・エスでキャリア事業の基盤開発に携わっている川名と申します。 こちらの記事では2024/8/29(木)に開催された Salesforce Developers Meetup にて登壇させていただいた内容をシェアしたいと思います。 発表テーマはSalesforceのCIとなります。 Salesforce導入時に技術者などがおらず、検証やデプロイ環境がレガシーな状態で運用されている環境も多

SRE NEXT 2024に参加してきました!

こんにちは、プロダクト推進本部人事のふかしろ (@fkc_hr) です。 8月2日、3日に開催されたSRE NEXT 2024に、エス・エム・エスのメンバーが参加してきました&弊社もGOLDスポンサーとして協賛いたしました。 sre-next.dev この記事では、メンバーの印象に残ったセッションの紹介・感想とブースの振り返りをお届けします! みんなのイベント感想 山口(全社SRE) 全社SREの山口 (

「Scrum Inc. 認定 アジャイル・テスティング研修」に参加してきたお話

はじめに 介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」でQAを担当している中村です。先日、「カイポケ」に関わる開発エンジニア3名、QAエンジニア3名で「 Scrum Inc. 認定 アジャイル・テスティング研修 」に参加してきたので、その時のことを簡単にお話しします! 参加の経緯や目的 私自身はこのイベントの存在を知っていたわけではありませんでしたが、同僚やマネー

Zenn Publication、始めました

お疲れさまです、5月に入社しました西田 ( @k_bigwheel )です。先日、エス・エム・エスの開発組織ではZennのPublicationというサービスを導入しました。この記事では、導入の背景と導入開始から完了までの経緯を紹介したいと思います。 Zenn Publicationとは Zenn Publicationとは、Zennというエンジニア向けナレッジ共有サービスの機能の一つです。 公式の紹介ページ に「Zenn上にチー

社会課題の解決に興味を持ったエンジニアがエス・エム・エスに入社して思ったこと

2024年4月にエス・エム・エスに入社した田実(たじつ)と申します。 この記事ではエス・エム・エスに入社した理由を経歴を踏まえて振り返りつつ、入社して思ったこと、これからやりたいことを紹介します。 これまでの経歴 1社目はSalesforceの導入・運用支援を行う会社でSalesforceエンジニアとして働いていました。 顧客折衝・要件定義・設計・開発・テスト・リリース

カイポケリニューアルの品質保証の取り組みについて

はじめに カイポケリニューアルプロジェクトでQAエンジニアを担当している北村です。 今回の記事では、2024年1月に入社した後、自身の所属チームで行ってきた品質保証関連の取り組みについてお伝えできればと思います。 エス・エム・エスの品質保証活動について興味がある方は是非目を通していただければ幸いです。 エス・エム・エスのQA組織の行動指針について エ

RubyKaigi 2024参加共有会を実施しました!

先日開催されたRubyKaigi 2024にエス・エム・エスもスポンサーとして参加しました。 tech.bm-sms.co.jp 社内で「実際どんな感じだったか知りたい」という声があったため、参加しなかったメンバーへ向けてフリートーク形式の「RubyKaigi共有会」を実施しました。 そこで今回は、共有会で取り上げたトークテーマと実際のやりとりをかいつまんでご紹介できればと思います! 今回

Findyさん主催のイベントで「継続性視点での開発生産性マネジメント」について発表しました

エス・エム・エスで開発組織のマネージャーをしている @sunaot です。余談ですが、このブログでは名乗るときにいくつかの言い方を過去にしていて、「技術責任者」「技術組織のマネージャー」なども名乗っています。面接の場では「プロダクト組織のマネージャー」と言っていたりもします。これは次々肩書きが変わっている...というわけではなく、どれもロールとし

ADRはじめました

こんにちは!夏ですね。 @kimukei です。 今回は、弊プロジェクトの カイポケリニューアル で ADR を導入しましたというお話です。 ADRとは、「Architecture Decision Record」または、「Architectural Decision Records」の略でアーキテクチャ上で重要な決定を記録するドキュメントです。 詳しくは「 DOCUMENTING ARCHITECTURE DECISIONS 」 や「 Architectural Decision Records 」をご覧ください。 また ADR に