エス・エム・エス の技術ブログ

子連れで参加できるRubyKaigi

こんにちは!カイゴジョブの開発をしております @katorie です。普段はRuby on Railsを使ってプロダクトの改善や新機能開発に取り組んでいます。 すでにこのブログでは弊社の学生支援によってRubyKaigi 2025に参加した学生の皆さんのレポートが公開されておりますが、ご覧いただけましたでしょうか? 私からは、子連れで参加したRubyKaigi 2025についてお伝えしたい思います。あ

シンプルな設定ファイルで実現する AWS IAM Identity Center のユーザー管理と開発チームへの委譲

エス・エム・エスで全社 SRE というロールで活動している Security Hub 芸人の山口( @yamaguchi_tk )です。 おすすめのAWSサービスは営業です(いつもお世話になっています)。 1. はじめに 1.1 背景 株式会社エス・エム・エスでは、全社横断の SRE チームが AWS Organizations 配下で 130 以上の AWS アカウントと、200 名を超える開発者の認証と認可を管理しています。AWS IAM Identity Center

Ruby歴半年のぴよぴよRubyistがRubyKaigiに参加してみた話

こんにちは、 Retasusan です。 普段は大学に通いながら、京都のスタートアップでRuby on Railsを使ったアプリケーションを書いていますが、「Rubyエンジニア」と胸を張って名乗れるほどRubyについて詳しいかと言われると正直まだまだです…。 そんな自分が、日本最大級のRubyカンファレンス RubyKaigi 2025 に初参加してきたので、現地の空気感や交流の様子を中心にまとめてみ

【後編】大量の Story を抱えているプロダクトの pull request に実行する CI で Storybook の配信から VRT の実行とテストレポートの配信までを5分程度に収めた物語

ご機嫌麗しゅうございます。 @kimukei です。 これは 【前編】Visual Regression Testing の内製化への道 🚀 〜Chromaticから代替ツールへ〜 の後編にあたります。 ではさっそく、どうやって Chromatic から代替ツールへ移行していったかを紹介していきます。 コンテキスト カイポケリニューアルでは 577 個の Story, kaipoke-ui 1 は 63 個ほどの Story を有している VRT しているスナップショッ

RubyKaigi 2025: RubyKaigi初参加で出会った、使われ作られるRuby

はじめまして、都内の大学でコンピュータサイエンスを専攻している小野です。インターネット上ではゆう猫( @yuneko1127 )と名乗っています。RubyKaigi 2025には、株式会社エス・エム・エスから学生支援を受けて参加しました。この記事では、RubyKaigiに学生が初めて参加した経験やRubyKaigi 2025の面白かったセッションなどについて紹介します。 rubykaigi.org 参加の経緯 自分は専攻

介護業界理解のためのメンタルモデルを築く!中途入社者向けワークショップ型研修の紹介

はじめに こんにちは、カイポケのリニューアルプロジェクトを担当しているエンジニアの田所( @ikuma-t )です。昨年10月に入社し、現在は請求関連の機能の開発を行っています。 カイポケが価値を提供する介護業界について、日常的には馴染みがないという方も多いかもしれません。私も入社以前は後期高齢社会における社会課題の1つであると漠然と認識している程度で、

PHPカンファレンス小田原2025で技術コミュニティについて考えてきた

こんにちは、介護/障害福祉事業者向け経営支援サービス「カイポケ」のリニューアルプロジェクトでモニタリングやオブザーバビリティ周りを担当している加我 ( @TAKA_0411 ) です。 4/11に開催されたPHPカンファレンス小田原 (以下ぺちおだ) 2025の前夜祭にて「推しのコミュニティはなんぼあってもいい」というタイトルで5分LTをしてきました。本記事ではLTの内容に触れつつ

RubyKaigi2025: 初参加の #kaigieffect

皆さんはじめまして。 慶應義塾大学の中村颯といいます。 X(Twitter)ではみゅーら( @lit_myura )でやってるのでもしよければお話しましょう...! 僕は元々中学の時にプログラミング塾に通っていて、そこで出会ったのがRubyでした。そこから早8年位経って、今では元々通っていたところで僕がRubyを教えています。 そんな中で教え子たちのレベルがどんどん上がる中、僕が最新情

LeSS 座談会「導入に伴う変化と将来の展望」〜 Part3:変化を続ける組織と将来の展望〜

合同会社 makigai(マキガイ) の貝瀬です。2024年6月からスクラムマスターとして、介護/障害福祉事業者向け経営支援サービス「カイポケ」に関わる組織やプロセスの改善を支援しています。 カイポケリニューアルプロジェクトでは、LeSS(Large Scale Scrum:大規模スクラム)を導入しています。本記事では2025年1月に実施した座談会の残りの部分(Part3)をご紹介します。 Part1

【前編】Visual Regression Testing の内製化への道 🚀 〜Chromaticから代替ツールへ〜

こんにちは!カイポケリニューアルの開発推進チームでエンジニアをしている @_kimuson です。 フロントエンド開発において視覚的リグレッションテスト(Visual Regression Testing、以下 VRT)は欠かせない存在です。 私たちのチームでは長らく Chromatic を活用してきましたが、プロジェクトの成長に伴い、よりスケーラブルでコスト効率の高いソリューションを模索する必要が出

バックエンドエンジニアがフロントエンド開発に挑戦して学んだこと

こんにちは!カイポケリニューアルのサービス提供管理チームでバックエンドのエンジニアをしている清田です。ここ3ヶ月はフロントエンド開発をしています。 この記事ではバックエンドを主戦場とするエンジニアがフロントエンド開発に挑戦して学んだこと、見えてきた風景について紹介します。 (以降、バックエンドを BE 、フロントエンドを FE と略します) また私の

PHPerKaigi 2025に協賛&参加&登壇しました!

キャリア事業部のエンジニアの田実です! 3/21〜23に開催されたPHPerKaigi 2025に協賛&参加&登壇したのでそのご報告になります! phperkaigi.jp シルバースポンサーとして協賛していました! エス・エム・エスはPHPerKaigi 2025にシルバースポンサーとして協賛しました! キャリア事業部ではエンジニアを募集しております! PHP/Laravelも利用しておりますので興味がある方は是非

SESから自社開発へ:データエンジニアとしてエス・エム・エスで過ごした半年を振り返る

エス・エム・エス BPR推進部 キャリア横断開発グループ データ基盤チームの手塚と申します。2024年9月に当社に入社し、早くも半年が経過しました。 この記事では、私自身が実際に感じたことを「仕事の進め方」と「文化」の2つの観点からご紹介します。SIer・SES企業から転職を検討している方、またはエス・エム・エスに興味をお持ちの方にも、参考になる情報をお届け

LeSS座談会「導入に伴う変化と将来の展望」〜 Part2:LeSS導入後に起きた役割と組織構造の変化〜

合同会社makigai(マキガイ) の貝瀬です。2024年6月からスクラムマスターとして、介護/障害福祉事業者向け経営支援サービス「カイポケ」に関わる組織やプロセスの改善を支援しています。 カイポケリニューアルプロジェクトでは、LeSS(Large Scale Scrum:大規模スクラム)を導入しています。本記事では2025年1月に実施した座談会の続編(Part2)をご紹介します。 Part1につい

データの力で価値を生み出す──カイポケリニューアルを支えるアーキテクトの挑戦

こんにちは、鄧 皓亢(でん はおかん)です。カイポケリニューアルプロジェクトのアーキテクト兼PdM(プロダクトマネージャー)としてエス・エム・エスに2024年に入社しました。 もともとはバイオ系の研究をしていましたが、「より早く価値を提供できる仕事がしたい」という思いからデータサイエンティストにキャリアチェンジしました。そこから飲食店向けのSaaS開