株式会社エニグモ の技術ブログ

LiNGAM入門。気軽に因果関係を推定する(統計的因果探索)

この記事は Enigmo Advent Calendar 2018の22日目 です。 はじめに https://atarimae.biz/archives/7374 交番と犯罪件数が正の相関があるからといって、交番を減らして犯罪件数は減らないですよね。 さて、データ分析を行う上では、相関関係と因果関係を切り分けることが重要になることがあります。 例えば、KPIとある数値xが相関しているとします。 x → KPI という因果関係であれば、xの

LINE Flex Messageを検討してみた

エニグモ の  @takurokamiyoshi です。 この記事は Enigmo Advent Calendar 2018 の21日目の記事です。 私は主にフロントエンド周りの実装や ディレクション 業務を行っています。 弊社ではファッション ECサイト である BUYMA を運営しており、 利用者とのコミュニケーションツールとしてメールやアプリ、そしてLINEも重要なツールだと考えています。 BUYMA LINEアカウントについて https:

Gitlab CIを利用したGCP(GKE)への自動デプロイ

この記事は Enigmo Advent Calendar 2018 の 20日 目の記事です。 概要 GCP (GKE)を利用してログからユーザ属性を 機械学習 により予測し、 その結果を API で返却するシステムを構築しました。 運用していく上でCI/CDツールは何にしようかなぁというところで、 今後社内でGitlabを使っていくという流れがあったのと GKEとの相性も良さそうということでGitlab CIを利用することにしまし

日報をword cloudで可視化して2018年を振り返る

この記事は Enigmo Advent Calendar 2018 の19日目の記事です。 はじめに ネタ何にしようかなぁと思って、 カジュアルな感じでかつ単発で終わるようなもの 検索、 自然言語処理 関連で何か 年末的な何か ということを踏まえて、 Qiitaチームに日々挙げている自分の作業日報を可視化して2018年の振り返りをしてみることにしました。 私が エニグモ に入社したのが今年の2月なので

Sassで見出しデザインの@mixinを作ろう!

こんにちは、 @pompom0c0 です。 この記事は Enigmo Advent Calendar 2018 の18日目の記事です。 17日目の記事は @natten の はじめてのキーボード設計における アンチパターン でした。 今日は BUYMA 内で使用している見出しデザインついて紹介して行こうと思います。 前置き 今回この記事を書こうと思った経緯 Sassの @mixin を実践でどんな風に使っているか知ってほしい! 使う見出しデ

はじめてのキーボード設計におけるアンチパターン

こんにちは。Enigmo インフラグループの @natten です。 この記事は Enigmo Advent Calendar 2018 の17日目の記事です。 16日目の記事は @enigmo7 の デザインパターンとリファクタリング でした。 本日の記事は技術寄りの話ではなく趣味の世界、自作キーボードのお話です。 キーボードを設計するモチベーション 2015年登場のErgoDoxに端を発する(諸説あります)メ カニ カルキーボード自

デザインパターンとリファクタリング

この記事は Enigmo Advent Calendar 2018の16日目 です デザインパターン と リファクタリング こんにちは。 iOS チームでエンジニアをやっています 今チームでは、プロジェクトの進行と並行して リファクタリング を行なっています 対象プロジェクトは、MVVMの デザインパターン を多用しています そのプロジェクトをどう リファクタリング していったかをツラツラと書いていこ

Chainerでまるばつゲームを学習させてみた

はじめに エニグモ サーバーサイドエンジニアの @gugu です。 この記事は Enigmo Advent Calendar 2018の15日目 です。 日頃は BUYMA の機能改修を行っていますが、弊社では月末の プレミアムフライデー は業務と関係ない開発を行って良い日となっています。 そこで、前から興味のあった 機械学習 で何か作ってみようと思いました。 Chainerを使って「まるばつゲーム」を学習させて

Redashがバージョンアップ(v5)して便利になったこと&不便になったこと

エニグモ データ活用推進室 @kmt47 です。 この記事は Enigmo Advent Calendar 2018の14日目 です。 概要 redashがv5にバージョンアップしました。(少し時間経ちますが) この記事では、ユーザ目線でredash v5の新機能を紹介します。 v3→v4へのバージョンアップと比べると、機能的な追加は少なめ&追加された機能の便利度も低めといった印象です。 また、v4で追加になった超便利機

Org-modeを半年くらい使ってみた

Org-modeを半年くらい使ってみた Enigmo Advent Calendar 2018の12日目の記事です。 こんにちは、エンジニアの @t4ku です。半年ほどorg-modeを使ってメモや、日々のタスク管理を行ってきたのでやってみた感想を共有しようと思います。 org-modeとは何か? org-modeとは emacs 上で動作する アウトライナー です。 アウトライナー は有名なところでいうと Mac アプリでは Omnioutliner や webアプリ

React DnDでスマホでもドラッグアンドドロップ

Enigmo Advent Calendar 2018 の12日目の記事です。 注意: この記事のサンプルコードで使われている各ライブラリのバージョンは下記になります。 react 16 . 4 . 0 react-dnd 4 . 0 . 2 react-dnd-html5-backend 4 . 0 . 2 react-dnd-touch-backend 0 . 5 . 1 React DnD Reactで ドラッグアンドドロップ での並び替えを実装する際によく使われるのが React DnD というライブラリです。 このライブラリでは HTML5 の Drag and

Apache Airflow で実現するSQL ServerからBigQueryへのデータ同期

はじめに この記事は Enigmo Advent Calendar 2018の11日目 です。 Enigmoでは、データウェアハウス(DWH)としてBigQueryを使っていて、サービスの アクセスログ やサイト内の行動ログ、データベースのデータをBigQueryへ集約させています。 データベースからBigQueryへのデータ同期には Apache Airflow を使っていて、今日はその仕組みについて紹介します。 Apache Airflowとは Airflowは、 python

OptunaとLightGBMを使って、Kaggle過去コンペにsubmitする

この記事は Enigmo Advent Calendar 2018の10日目 です。 はじめに OptunaはPFN社が公開したハイパーパラメータ自動最適化 フレームワーク です。 https://research.preferred.jp/2018/12/optuna-release/ 目的関数さえ決めれば、直感的に最適化を走らせることが可能のようです。 今回、最適化自体の説明は割愛させていただきますが、 機械学習 の入門ということを考えるとハイパーパラメータの

Kotlin はじめてのコルーチン

0. はじめに 18年10月にKotlinのコルーチンがexperimentalからstableになりました。 遅ればせながら、コルーチンを触ってみました。 この記事は、これからコルーチンを学習する人向けの記事です。 *Kotlin1.3、 kotlinx-coroutines1.0.1の環境です。 *Kotlinが初めての方は、 こちら で気軽に試せるので触ってみてください。先頭に import kotlinx.coroutines.* を忘れずに。 1. コルーチンと

Amazon Dash Button をHackして「社内ビール制度」を活性化したい

こんにちは、Enigmo 新卒エンジニアの @sean0628_i です。 Enigmo Advent Calendar 2018 8日目の記事です。 ちなみに、 Enigmo は、海外通販サイト BUYMA や、世界中のトレンドをお届けするファッションメディア STYLE HAUS を運営する会社です。 Enigmo では、 「社内ビール制度」 が存在し、定時の18:30以降 ビールが飲み放題 です。 毎晩定時後は宴会が繰り広げられて、、、ということはな