ニフティ株式会社 の技術ブログ

AWS JumpStart 2025に参加してきました !

はじめに こんにちは!新卒1年目の高垣、なべしま、パクパクです。 新人研修の一環としてニフティ2025年度新卒入社の9名がAWS JumpStart2025に参加してきました!この記事では 2日間のプログラム内容に加えて、学んだAWSサービスやグループワークで作成したアーキテクチャ設計図を紹介します! AWS JumpStartとは AWS初学者のエンジニアを対象とした実践的な研修プログラム。事前

【入社エントリ】SIerから事業会社へ。システム内製開発の環境に入って感じたこと

はじめに はじめまして。2025年5月にニフティへ入社しました、サービスシステムグループのkatrinaです。 趣味でオーケストラサークルに所属しており、コントラバスを弾いています。休日はもちろん平日夜にも練習をしていて、少しでも練習時間を確保したいという思いが仕事のモチベーションにもなってます! これまでの経歴と転職のきっかけ 前職ではSIerとして約9年

PATを使わないGitHubアクセス方法

はじめに こんにちは。ニフティの山田です。 意外と知らない方が多そうだったので、今回はPATを使わないGitHubのアクセス方法について紹介します。 前提 GitHubではHTTP経由でのID/パスワード認証が廃止され、現在は許可されていません。 このため、 git clone などの際にID・パスワードを入力しても弾かれてしまいます。(ブラウザと同様です) なので、 HTTP Personal Access Token(PAT

GinのContextを何となく使ったら危険だった

はじめに GoのWebフレームワークとして著名なものにGinがあります。 GinにおいてHTTPリクエストを取り扱うにはgin.Context型の構造体を取り扱いますが、これをなんとなく使うと危険な使い方をしかねないため、注意が必要というお話です。 何となく書いてたもの GinでDBアクセスするアプリを書こうとしており、OpenTelemetry(OTEL)を入れるような設定を入れようとしていました。

複数ECS Serviceの構成方法2025

はじめに こんにちは。ニフティの山田です。 AWSのElastic Container Service(ECS)を使ってシステムを構築する際、機能追加や負荷の変動に応じてサービス構成を変更する必要が生じることがあります。特に多数のサブシステムからなるような構成では、フロントエンド寄りのサービスの要件によって通信先を変更することも少なくありません。 この記事ではこのような状況に柔

AI博覧会 Summer 2025 に参加してきました!

はじめに 2年目社員の藤岡、山本です。2025年8月のAI博覧会 Summer 2025に参加してきました。近年急速に進化する生成AIの最新動向や活用事例を学ぶ絶好の機会となりましたので、その内容と得られた知見をシェアしたいと思います。 AI博覧会とは AI博覧会 は、国内最大級の人工知能技術の展示会・カンファレンスです。企業や研究機関による最新AI技術の展示、実践的な活用

特定のファイルが変更されたらプルリクエストに警告を出すやり方

はじめに こんにちは。ニフティのIWSです。 今回は特定のファイルが変更されたらPRに警告を出すやり方について共有します。 何かの参考になれば幸いです。 背景 1つのファイルに手を加えたら、他のファイルも忘れずに変更しないといけないプロジェクトでは、変更漏れがどうしても生じてしまいます。 目検で漏れがないかの確認は大変なので、このテンプレートに変

Azure FilesのAD DS認証を有効にするまでの流れ

はじめに こんにちは!ニフティ株式会社新卒1年目のやまだ25です。 現在、私はインフラシステムグループに所属し、社内でオンプレミス運用しているファイルサーバをクラウド上へリプレイスする業務を行っております。 本記事では、Azure Filesの検証時に特に苦労したAD DS認証の有効化について、下記の公式ドキュメントに沿いつつ、わかりづらい部分や補足情報を交え

クラウドコスト管理自動化システムの構築

はじめに 始めまして、こんにちは!新卒一年目の石田と申します。 【筆者プロフィール】 入社時期:2025年4月 入社前のスキル:Python・ネットワーク・AWS未経験 所属チーム:インフラシステムチーム 現在私は、クラウドコストの管理を目的として、コストを取得・整形するシステムの構築に携わっています。 今回は、本システムについて、業務紹介を交えながらまとめ

TerraformでEC2インスタンス作成

はじめに この記事は、リレーブログ企画「25新卒リレーブログの記事」です。 こんにちは、7月に「 AWS Summit Japanガイド 」の記事でご挨拶しましたパクです! 皆さん、AWSでEC2サーバーをどのように作成していますか? おそらくほとんどの方が、AWSマネジメントコンソールにログインしてマウスでクリックして作成する方法を思い浮かべるでしょう。私も入社前まではそう

gitコマンドを使わずにcommitしてみた

はじめに はじめまして、ニフティの高垣です。 【筆者プロフィール】 入社時期:2025年4月 入社前のスキル: PythonやReactを主に使用 gitを使ったチーム開発経験はハッカソン(2,3日程度)のみ 現在の担当:第一開発チーム(ニフティトップページやニフくじなどを担当) みなさんはGitを使って開発をしたことがありますか?Gitはファイルの変更履歴などを記録するバージョン管理

ドキュメントライティング本をインナーソースの観点から読んでみた

はじめに エンジニアリングマネージャーをしています、芦川です。 エンジニアのためのドキュメントライティング (ジャレッド・バーティ 著 /ザッカリー・サラ・コ―ライセン 著 /ジェン・ランボーン 著 /デービッド・ヌーニェス 著 /ハイディ・ウォーターハウス 著 /岩瀬 義昌 訳) をインナーソースの観点から読んだ記録をブログにしたいと思います。 結論 インナ

私たちのもとにソフトウェアが届くまで

はじめに こんにちは!新卒1年目のなべしまです。 現在、ジョブローテ期間中で、サービスシステムグループ 第二開発チームに所属しています。所属先では、ニフティポイントクラブの運用開発業務を日々行っています。 ニフティポイントクラブでは、開発言語としてRubyを利用しています。今回は、開発環境を構築する中でつまずいたことやそこから得た学びをまとめ

社内か社外か?OSTの実践で見えた「参加者」「テーマ」「場」の違い – 司会者対談

オープンスペーステクノロジー(OST)を社内と社外でそれぞれ実践した二人の司会者による対談記事です。どちらも10人規模で行われたOSTですが、 テーマは違えどOST自体に対する成果や課題には興味深い違いがありました。 はじめに オープンスペーステクノロジー(Open Space Technology、以下OST)は、参加者が自由にテーマを出し合い、自発的に話し合う場を作る手法です。 「

Terraform で Container Insights を有効にする方法

はじめに こんにちは。ニフティの仲上です。 今回は、Terraformを使用してECSクラスターで「Container Insights」を有効にする方法を説明します。 Container Insightsとは 「Container Insights」は、Amazon EKSやAmazon ECSで動作するコンテナ化されたアプリケーションやマイクロサービスの監視・分析を行うAWSサービスです。コンテナの健全性やパフォーマンスを包括的に把握できます。 実は