ニフティ株式会社 の技術ブログ

ニフティの資格取得支援制度について – 福利厚生制度シリーズ

はじめに こんにちは、ニフティ 会員システムグループのシニアエンジニア 伊達です。好きなPC周辺機器は柔らかいシリコンUSBケーブルです。絡まりにくく折れ癖もつきにくいので気に入っています。3本持っており、4本目をどうしようかと思っています。 資格取得支援制度に込める想い ニフティでは以下を目的としてこの資格取得支援制度を運用しています。 社員の成

ECS Fargate のログを Fluent Bit で別アカウントの CloudWatch に転送する

こんにちは、サイドカーより助手席に乗りたいお姉さんです。運転免許は持っていません。 ECS Fargate で、メインのコンテナ + FireLens(Fluent Bit) のサイドカー構成で、別アカウントの CloudWatch にログを出力してみました。 FireLens とは FireLens とは、ECSのコンテナのログを、様々な分析ツール(CloudWatch, Amazon Kinesis Data Firehose, サードパーティ製ツールなど)へ転送できる仕組み

iOSDC Japan 2024に参加しました!

iwillblog . こんにちは、Ryuseiです。普段はマイ ニフティというiOS/Androidアプリの開発をしています。 先日、弊社エンジニア3名でiOSDC Japan 2024にリアル参加してきました!(私はDay 1とDay2の一部に参加させていただきました。) 宣言通りブログを書きます! iOSDCとは iOSDC Japan 2024はiOS関連技術をコアのテーマとしたソフトウェア技術者のためのカンファレンスです。 https://iosdc

Black v24 で行長判定が変更:日本語を含むコードへの影響

こんにちは。ニフティ株式会社の村山です。 先日 Python のフォーマッタである Black のアップデートを行った際にアップデート前後でフォーマット結果に差分が出たため原因を調べたときのお話です。結論から言ってしまえば、行長判定において日本語が二文字分としてカウントされるようになっていました。 別に大きく困ったわけではないですが小ネタ共有程度に。 Black

GitHub ActionsでPushしたついでにタスク定義も作ってほしい!

はじめに おはようございます。IWSです 私達のチームではECRへのイメージのビルド、プッシュにGitHub Actionsを使っているのですが、ついでにECSのタスク定義も新しいのを作ってくれると便利なタイミングがあるかな〜とおもったので試しに作ってみました。せっかくなのでどういうのを作ったか書き残しておこうかなと思います。 タスク定義を作る あらかじめビルドしてEC

k6で負荷テストを行った話

この記事は、リレーブログ企画「24新卒リレーブログ」の記事です。 はじめに こんにちは。 初めまして、新卒1年目のけにです。 現在OJT期間で 課金システムチーム に所属しており、社内向けのAPIの開発に携わっています。そのAPIに対して負荷テストを行うにあたり、チーム内で負荷テストツールとしてk6を採用するという話になりました。 k6は簡単にテストシナリオを書

GitHubのOrganizationレベルで利用できるRunnerをAWS CodeBuildで用意する

ニフティ社内で使われているGitHub Enterpriseの管理者をしている石川です。 今年の4月にself-hosted runnerとしてCodeBuildを利用できるようになる嬉しいアップデートがありましたね。 CodeBuild-hosted GitHub Actions runnerは、4月時点ではリポジトリとCodeBuildプロジェクトが1対1で利用する方法しか取れませんでしたが、6月のアップデートでOrganizationやEnterpriseレベルでひとつのCodeBuildをRunne

TerraformでEventBridge→CloudWatch Logsをするならリソースポリシーの設定が必要

はじめに terraform で Amazon EventBridge → Amazon CloudWatch Logs の構成を作るときの例を紹介します。若干詰まった部分も書いているので、参考にしていただけると幸いです。 実装例 例えば、Amazon ECSの停止理由をAmazon CloudWatch Logs に残したい場合は以下の構成になります。 Amazon ECS → Amazon EventBridge → Amazon CloudWatch Logs これをTerraformで宣言すると、以下の様になります。 # ECS stopped

GraphQLを使ってAPIサーバーを実装してみた

この記事は、リレーブログ企画「24新卒リレーブログ」の記事です。 はじめに こんにちは。初めまして、新卒1年目の塚崎です。 現在、ジョブローテの1期目として、第一開発チーム( https://engineering.nifty.co.jp/blog/26940 )でとあるサイトをリニューアルするプロジェクトを進めています。このリニューアルではフロントエンドでNext.jsを採用し、バックエンドではGraphQLを採用

【AWS Summit Japan 2024参加レポート】AWS GameDayに初参加して入賞してきた話

はじめに こんにちは! 今回は、6/20,21のAWS Summit Japan 2024にて開催されたGameDayに初出場し、入賞したので感想などをまとめていきたいと思います! また、先日NIFTY Tech Talkに登壇し、この記事には書ききれなかった詳しい内容も語っています。YouTubeにて録画が公開されており、資料も残っているのでチェックしてみてください! AWS GameDayはネタバレ厳禁なので、公式のブロ

【祝20,000MAU!】NIFTY engineering ブログ運用チームの活動まとめてみた

はじめに こんにちは。NIFTY engineering ブログ運用チームです。 ブログ運用チームでは、ニフティのエンジニアに関する情報を広く世間に発信する活動を行っています。 この度、NIFTY engineering ブログの月間アクティブユーザー数(MAU)が20,000を突破しました! おかげさまでMAUは順調に増加し、右肩上がりの成長を続けています。 MAUの推移 20,000MAUを記念して、最近のブログ

ドメイン駆動設計社内勉強会を開催しました!

こんにちは!今回ドメイン駆動設計(DDD)についての社内勉強会を開催したので、運営責任者の佐藤、発起人の松尾、ドメインエキスパート役の大里の3名でその様子や学びをブログで紹介したいと思います。 開催に至った背景 昨今のソフトウェア開発において、複雑なビジネスロジックを持つアプリケーションを開発する機会が増えてきています。そんな中、DDDは複雑

会員システムグループ 第二開発チームを紹介します!(前編)

この記事は、リレーブログ企画「チーム紹介」の記事です。 はじめまして!私は会員システムグループの第二開発チームでマネージャーをしております、松尾です。 会員システムグループは主にWEBサービス系の開発部隊で、中でも第二開発チームは各サブチームがそれぞれのプロダクトを持っているのが特徴です。 サブチームの紹介は後ほど詳しくしますので、まずは

roboflow体験記 ~ 画像認識AIモデルを活用する

この記事は、リレーブログ企画「24新卒リレーブログ」の記事です。 はじめまして。 新卒1年目でジョブローテーション中の山本です。 今回、24卒のブログリレー企画で、テーマは「 自由 」ということなので、私が先日 Vision AI Expo 2024 に参加した際に知った「 roboflow 」という画像認識ツールの体験記について執筆させていただきました。 AIの知識がまったくない、、、と

SRE NEXT 2024に登壇しました!

SREチームの島です。 8月3日、4日に開催された SRE NEXT 2024 にて、「FourKeysを導入したが生産性向上には至らなかった理由」というタイトルで登壇させていただきました。 登壇した理由 今回このテーマで登壇した理由は、私自身の経験を共有することでFourKeysの導入を考えている方々の参考になればと考えたからです。 私たちはFourKeysを用いた仮説検証を実施し、その過程で