「DNS」に関連する技術ブログ

企業やコミュニティが発信する「DNS」に関連する技術ブログの一覧です。

Cato クラウドの FQDN ベースの制御の仕組みと課題

Cato クラウドでは、通信先の FQDN をベースとしたトラフィック制御やアクセス制御を行うことができます。一方で、FQDN の根幹を成す DNS はアプリケーションレイヤの技術であり、ネットワークやトランスポートのレイヤからは直接扱えない技術でもあります。 そうしたレイヤの違いから Cato クラウドが通信先の FQDN をどのように識別しているのか気になりましたので、深

「日本に上陸した新しいCache、Open Cachingを触ってみた。」JANOG53レポート

※記載している各登壇者の所属は発表時点のものです。写真はJANOG53ミーティング フォトアルバムより 「Open Caching」という新しいCDNをご存じでしょうか。これは、SVTA(*1)という国際アライアンスによって策定された CDN の仕様です。   インターネット上でのコンテンツ配信量が増大するなか、ネットワーク全体の負荷軽減は重要な課題であり、新たな仕組みが模索され

入社1年目の挑戦:IPv4 over IPv6への新たな取り組み

初めましての方は、初めまして!既にご存じの方は、おはようございます!こんにちは!こんばんは! 新入社員の大田原 和輝です! 業務としては、DNS ・ロードバランサー・ IPv4 over IPv6 ・ NAT64/DNS64 基盤の設計・構築・運用などを行っています。 BIGLOBEは、マンションISP事業者向けに「BIGLOBE IPv6 サービス(IPIP)」の提供を2024年1月17日より開始しました。 今回は、この「BIGLOB

JANOG53 Meetingのホストを務めました

こんにちは。LINEヤフー ネットワークエンジニアの中川 稜です。 2024年1月17日(水) ~ 19日(金)の3日間にわたって開催された、JANOG53 Meetingにてホストを務めました。過去...

【RFC 9421】HTTPメッセージの電子署名に関するインターネット標準について

先日新しくインターネット標準となった『 RFC 9421 : HTTP Message Signatures 』が気になって読み、自分の考えをまとめてみましたので、その内容を共有します。 仕様の概要 RFC 9421 は HTTP メッセージの電子署名に関する仕様です。HTTP メッセージの送信者はヘッダの一部やボディから署名を作成し、その署名を HTTP ヘッダに付加して送信し、受信者はそれを検証するというもので
AWS, DNS, CDN

CatoクラウドのDNS SecurityとRBIについて

本記事の内容は、以下のCato Networks社の記事を元に日本語へ意訳し、再構成したものとなります。 Cato DNS Security DNS Security Cato’s DNS Security inspects all DNS traffic, preventing malicious activity attempts hiding within the protocol’s traffic and blocking DNS requests to malicious... www.catonetworks.com Cato Remote Browser Isolation (RBI) Remote Browser Isolation (RBI) Remote Browser Isolation balances security and user productivity by allowing acces

Google Workspaceで使用するDNSレコードを解説

G-gen の荒井です。Google Workspace では、初期設定の際にいくつかの DNS レコードの登録が必要です。本記事では Google Workspace で使用する DNS レコードについて解説します。 前提知識 DNS ドメイン ゾーン レコード 名前解決 TTL Google Workspace で使用するレコード 概要 TXT レコード CNAME レコード MXレコード A レコード DNS の詳細 メールセキュリティに関するレコード 概要 SPF レコー

10分でわかるJANOG53会場ネットワーク 〜ゆるくいこう by 岡田〜

この記事は、2024年1月17日(水)に行われた「さくらの夕べ in 福岡」における発表を編集部にて記事化したものです。 はじめに JANOG53ネットワークチームの鬼塚です。本日は「JANOG53 NOC BAKUCH […]

Catoクラウドのサービス体系について(2024年最新版)

2024年2月以降のCatoクラウドの新しいサービス体系、基本・オプション料金、マネージドサービスについて解説を行います。これまで(2024年1月末まで)のサービス体系、および新旧の変更内容については以下の記事を参照ください。 Catoクラウドのサービス体系について Catoクラウドのサービス料金を含むサービス体系、オプションやマネージドサービスについて紹介しま

AWS Weekly Roundup—Amazon Route53、Amazon EventBridge、Amazon SageMaker など – 2024 年 1 月 15 日

新年の始まりである 1 月に何か新しいことを学ぼうという抱負を持った方も多いと思います。何か新しいことを学び、無料の Amazon Web Services (AWS) 学習バッジ を取得することを考えている場合は、新しい Events and Workflows ラーニングパス をチェックしてみてください。 このラーニングパスでは、 AWS Step Functions 、 Amazon EventBridge 、イベント駆動型アーキテクチャ、サーバーレ

GmailへのDMARC設定方法。メール送信者ガイドラインに準拠する

2024年2月1日以降、個人用の Gmail アカウントに対してメールを配信する送信者に対し、新しいメール送信者ガイドラインを適用することが発表されました。その要件の1つである DMARC の Gmail への設定方法について紹介します。 送信者ガイドライン 送信者ガイドラインの概要 5,000件/日以上の送信者向けのガイドライン SPF、DKIM DMARC 設定の方針 設定手順 ポリシー none で DMARC

DNS over HTTPS が Amazon Route 53 Resolver で使用可能に

12月20日より、 Amazon Route 53 Resolver は、インバウンドとアウトバウンドの両方の Resolver エンドポイントのために DNS over HTTPS (DoH) プロトコルの使用をサポートします。その名前が示すように、DoH は、ドメインネームシステム (DNS) 解決のために交換されるデータを暗号化することを目的として、TLS 経由で HTTP または HTTP/2 をサポートします。 DoH は、TLS 暗号化を使用して、DoH

ゾーン自動シフト — 潜在的な問題を検出すると、トラフィックをアベイラビリティーゾーンから自動的に移動させます

11月30日、 Amazon Route 53 Application Recovery Controller の新機能であるゾーン自動シフトを公開しました。これにより、AWS がそのアベイラビリティーゾーンに影響する潜在的な障害を特定したときに、ワークロードのトラフィックを アベイラビリティーゾーン から 自動的に かつ 安全に 移動し、障害が解決したら元のアベイラビリティーゾーンに復元できます。 耐障害性の高い
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