MNTSQ の技術ブログ
全59件
財布を気にしたくないのでローカルLLM(Gemma3)にコードを書かせてみた
2025/03/25
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SREチームマネージャーの藤原です。 LM Studio + Gemma 3 + Cline + VSCode の環境を自由研究的に試用したので、その報告エントリです。 モチベーション プライベートでコードを書く際も最近はClineなどを使ってLLMを使ってコーディングをすることが徐々に増えてきました。 VSCode とClineを組み合わせて外部サービスをつかってコードの変更作業を実施する場合、 何かコードの変更を
MinIOからS3へのデータ移行方法について
2025/03/17
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はじめに MinIOについて データ移行の要件 データ移行手順 帯域制御の方法 おわりに はじめに MNTSQでSREチームに所属している中岡です。 昨今ではコンテナ技術を使用してアプリケーションを稼働させることが一般的になっています。 コンテナが稼働する環境であれば、理論上は AWS などの クラウド 上でも、オンプレでも、自分の端末でも同じように動作するはずです。
GitHub ActionsでECSの夜間停止の仕組みを作ってみた
2025/03/11
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はじめに 要件の整理 構成 実装例 Stop Env (GitHub Actions) Control ECS (GitHub Actions) Update ECS Clusters (Lambda) おわりに はじめに 弊社MNTSQでは AWS 上にMNTSQ CLMをはじめとする複数のサービスを展開していますが、サービス運用が軌道に乗るにつれて、社内利用の環境( AWS アカウント)が開発環境、QA環境、ステージング環境と用途によって増えていき、コストの増加が無視できない問題
SREチーム内勉強会で入門 継続的デリバリーの読書会を完走しました
2025/02/18
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こんにちは!! SREチームマネージャーの藤原です。 2024年6月末から2025年2月頭にかけて、 入門 継続的デリバリー の読書会を実施し、完走したのでその報告エントリです。 www.oreilly.co.jp 勉強会の進め方 基本的な進め方としては、 過去エントリ にて解説した通りの進め方に則る形としました。 tech.mntsq.co.jp つまり、 事前に対象とする章を定める 参加者は対象の章を読む
AWS DMSを使ってMySQLの移行をする際に気をつけたいこと7選!
2025/01/27
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はじめに DMSを使ってMySQLの移行をする際に気をつけたいこと7選! その1. DMSのログを出力するには決まった名前のIAMロールが必要である その2. CDCを有効にするにはソースDBでバイナリログを出す必要がある その3. GENERATEDカラムは移行対象から除外せよ その4. LOB型のカラムがある場合はターゲットDBでNOT NULL制約を一時解除せよ その5. 完全LOBモードの設定が必要か確認せよ
DynamoDBへの書き込みをLambdaを使わずにSlack通知したかった
2024/12/24
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......のですが、かなり苦戦しました。この記事に辿り着いた人はすでにハマっている、もしくはこれからハマる運命(さだめ)にある人も多いと思うので、そのような人の助けになればと思い、記事にして残しておきます。 結論からお伝えすると、Lambdaを使わずに通知を行うことは可能ですが、設定は少し複雑かなという印象でした。 しかし、一度設定出来てしまえば、
Autifyを用いたテスト自動化
2024/12/20
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こんにちは。MNTSQ( モンテスキュー )株式会社でQAエンジニアをしている坂本です。 今回は ソフトウェアテスト Advent Calendar 2024 の場をお借りして、 弊社の 自動テスト構築過程 をご紹介します。 QAメンバー4名だけでなく、PdMやSREにもご協力頂きながら進めており、 2025年1月からの稼働に向けた準備が大詰めの段階です。 品質と開発スピードの両立を目指したコラボレー
Kaigi on Rails 2024 参加記
2024/10/31
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こんにちは、MNTSQ でバックエンドエンジニアをやっております河久保です。 先日 Kaigi on Rails 2024 に参加してきたので、参加記をしたためます。 Kaigi on Rails は昨年に続き2回目の参加となります。 MNTSQ もアプリケーションのバックエンドは Ruby on Rails で実装されており、昨年に続き今年もスポンサーとして手を挙げさせていただきました。 個人としてプロポーザルを出した
「Datadog Summit Tokyo 2024」参加レポート
2024/10/24
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みなさんこんにちは、SREチームメンバーの中岡です。 2024年10月16日に開催された「 Datadog Summit Tokyo 」に参加しましたので、そのレポートをお届けしたいと思います。 Datadogは SaaS で提供されている、 クラウド アプリケーションのためのモニタリングとセキュリティプラットフォームです。 弊社サービスの監視にもDatadogを使用しており、SREチームで取り組んでいるモニタ
【AWS】IAMインラインポリシーのサイズ制限でハマった話
2024/09/25
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備忘録として残しておきます。 こんな感じで、IAMユーザーにStatement AとStatement Bを付与するインラインポリシーがあり、このインラインポリシーにStatement Cを追加しようとしました。 ところが、コードを変更してterraform applyをかけたところ、「LimitExceeded: Maximum policy size of 2048 bytes exceeded」と怒られてしまいました。 │ Error: putting IAM User (****) Policy (****): operation error IAM: PutUse
生成AIの出力JSONをunpretty-printしてトークン節約する
2024/09/24
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こんにちは、MNTSQでエンジニアをやっている平田です。 ありがたいことに生成AI関連のイベントでLTする機会を何度かいただいており、その発表資料の小ネタについて嬉しいコメントをいただきましたので、記事にすることにしました。 トーク ン節約の方法考えてたら、ぴったりのもの見つけた。 JSON を unpretty-print して、改行と空白を消す方法めちゃめちゃよい。 https://t
S3のs3:ListBucketのプレフィックス指定で少し時間を溶かした話
2024/09/11
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こんにちは! SREチームマネージャーの藤原です。 今回はライトな話題として、s3:ListBucketの プレフィックス 指定で時間を無駄にしたお話をしたいと思います。 よくあるs3リソースへのアクセス用ポリシー 特定のS3 バケット 内オブジェクトへの書き込み、読み込み、一覧表示としたい場合以下のようなIAMポリシーを作成することがよくあるでしょう。 { " Version ": &q
「生成AI Conf 第7回勉強会」の登壇レポート
2024/07/29
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こんにちは、MNTSQでエンジニアをやっている平田です。 先日、「生成AI時代のリーガルテック」という題目でお話させていただきました。 generative-ai-conf.connpass.com 合計240名の方にご参加いただいたとのことで、ご視聴いただいた方々、ありがとうございました。 本稿で簡単に内容を紹介させていただきます。 発表資料 speakerdeck.com パネルディスカッション テーマ1: リーガ
ChatGPTとPydanticでかんたん契約書解析
2024/06/17
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こんにちは、MNTSQでエンジニアをやっている平田です。 MNTSQでは 自然言語処理 を使って契約書を解析したり検索したりする機能を開発しています。 契約書解析には、次のようなタスクがあります。 秘密保持契約等の契約類型に分類 契約締結日や契約当事者等の基本情報を抽出 条項(第1条, 第2条, ...)単位で分解 本稿では、これらの契約書解析タスクをGPT-4oに解かせて
RubyKaigiに初めて参加する方へ届けたい、2回目参加者が送る Tips と心構え
2024/05/13
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こんにちは。 すべての合意をフェアにしたいMNTSQ(もんてすきゅー)のJessie ( @Jessica_nao_ ) です。 仕事では、 Ruby on Rails を"利用"させていただき、法務業務に利用される SaaS Webアプリの開発を行っています。 RubyKaigi2024が間も無く開催されますね! 土日から沖縄入りされている方の投稿が Twitter に流れてきており、既に私の気持ちもかなり高まってきています✈️ この記事