「TensorFlow」に関連する技術ブログ

企業やコミュニティが発信する「TensorFlow」に関連する技術ブログの一覧です。

1ペタバイトのデータセットで機械学習する / WebDataset入門

深層学習をする上で、最も大切なマシンスペックを聞かれたら何と答えますか? GPUのTensor性能、VRAM、GPUの数、CPU性能、メモリ、… 問題によって正解は異なりますね。 しかし、特に大規模なデータセットで機械学習する場合では、しばしばネットワーク帯域とストレージシステムのディスクI/Oによって制限されます。この記事ではそのような課題に対して、学習側でどのよ

JAXによるスケーラブルな機械学習

はじめに こんにちは、 ZOZO NEXT ZOZO Research のSai Htaung Khamです。ZOZO NEXTは、ファッション領域におけるユーザーの課題を想像しテクノロジーの力で解決すること、より多くの人がファッションを楽しめる世界の創造を目指す企業です。 ZOZO NEXTでは多くのアルゴリズムを研究開発しており、その中で JAX というライブラリを使用しています。JAXは高性能な機械学習のために設計

ノーコードAI開発ツールNode-AIの紹介

はじめに 初めまして!イノベーションセンターで ノーコードAI開発ツール「Node-AI」 のプロダクトオーナーやXAI・因果分析の研究をしております、切通恵介( @kirikei )です。 Node-AIは2021年10月11日にリリースされたNTT Communicationsの内製開発サービスで、その名の通りブラウザ上からノーコードでAIモデルを開発できるサービスで、製造業のお客様を中心に異常検知やプラン

WebRTC+Pythonを用いたリモート・リアルタイム映像処理開発方法の紹介

こんにちは、テリーです。今回はいつも以上にニッチなお話です。カメラ画像処理アプリケーションは映像を取得したコンピュータ上で行うことが一般的です。それは映像を伝送する際の圧縮復元で画質が劣化してしまうことと、伝送先での映像のトランスコード処理の集中ですぐにCPUが逼迫することが容易に想定されるからです。そのため、低遅延映像伝送後の映像処

To Get the Best Out of a BERT Model

To Get the Best Out of a BERT Model − BERTモデルを最大限に活用する − 2021.9.27 Laboro.AI Inc. Machine Learning Engineer Zhao Xinyi (※このコラムでは、当社が開発した機械翻訳モデルによる日本語訳を各セクションに掲載しています。翻訳文は、その性能を実感いただくことを目的に、いくつかの用語を置き換える以外は人手による修正は行なっておりません。そのため、一部文章に不自

新・食体験に挑む。食品AIの可能性

新・食体験に挑む。食品AIの可能性 2021.9.7 概 要 飽食の時代。こと国内においては食べることについては困ることもなくなり、豊かな食生活を送れるような時代を迎えました。ですが食品業界には、豊かだからこその課題も少なからず存在しています。現代の食品業界が抱える課題、そしてそれら課題に対するAI活用の可能性を今回のコラムでは探っていきたいと思いま

ディープラーニングを活用したレコメンドエンジン改善への取り組み

はじめに こんにちは、推薦基盤部の与謝です。ECサイトにおけるユーザの購買率向上を目指し、レコメンデーションエンジンを研究・開発しています。最近ではディープラーニングが様々な分野で飛躍的な成果を収め始めています。そのため、レコメンデーション分野でも研究が進み、精度向上に貢献し始めています。本記事では、ディープニューラルネットワーク時代

Google Developers ML Summit に登壇しました

こんにちは。LIFULL でネイティブアプリのスペシャリストをしている菊地です。 普段は LIFULL HOME'S アプリ(iOS, Android)の開発チームで Tech Lead をしています。 2020年12月3日(木)、4日(金)に開催された Google Developers ML Summit に BigQuery で実現するユーザーの傾向に合わせたレコメンドシステム というセッションで登壇させていただきました。 cloudonair.withgoogle.com 当日はまさ

対象は人だけじゃない。「非人体キーポイント検出」の可能性と実例

対象は人だけじゃない。「非人体キーポイント検出」の可能性と実例 2020.12.15 株式会社Laboro.AI リード機械学習エンジニア 濱本 雅史 概 要 姿勢推定や骨格検出に利用されるキーポイント検出について、その全体像と代表的なアプローチをご紹介した 前回 。その際、キーポイント検出が人体だけでなく「非人体」にも応用できることに触れました。今回のコラムでは、

AWS Lambda + Docker + TensorFlowを使ってサクッと推論APIをつくる

みなさま、こんにちは。研究開発グループと製品開発グループ に兼務で所属しております、きしだです。 aptpod Advent Calendar 2020 11日目を担当します。今回は機械学習に関わるエンジニア向けに、最近AWSがリリースしたAWS Lambdaの新機能を利用して、サクッと推論APIを作るネタをご紹介します。 aws.amazon.com 推論をすばやくAPI化する意義 その前に、推論箇所をAPIとしてすばやく

FairseqとTPUで新しい言語モデルをpretrainする

はじめに みなさんはじめまして、リーガルテック ベンチャー MNTSQの取締役の堅山です。この度弊社でテックブログを開設することになり、その第一号として記事を書いています。弊社の取り組む「法務」の世界はエンジニア・リサーチャーの方々から見ると縁遠いことも多いかなと思いますが、そういった方に向けてリーガルテック企業が実際何をやっているのか発信し

AI Platform Pipelines (Kubeflow Pipelines)による機械学習パイプラインの構築と本番導入

ZOZOテクノロジーズ推薦基盤チームの寺崎( @f6wbl6 )です。ZOZOでは現在、米Yale大学の経営大学院マーケティング学科准教授である上武康亮氏と「顧客コミュニケーションの最適化」をテーマに共同研究を進めています。 推薦基盤チームでは上武氏のチームで構築した最適化アルゴリズムを本番環境で運用していくための機械学習基盤(以下、ML基盤)の設計と実装を行っ

AI開発の基礎。概要から開発の流れ、必要なものを解説

AI開発の基礎。概要から開発の流れ、必要なものを解説 2020.11.11 概 要 将来的にAIを導入したいと考えていても、具体的な知識がない中で一から企画を立ち上げるのはかなり難しいことです。具体的に何から手をつけていいか分からない方も多いかもしれませんが、まずはAIとは何かについて理解し、開発に必要な事柄を整理することも重要なプロセスです。 このコラムで

実務未経験者でもAIの仕事ができる?

こんにちは!イメージングシステムグループの二宮です。2020年2月に入社し、画像処理の基礎知識を日々学びながら、機械学習モデルのアルゴリズムを開発したり、デプロイメント方法を検討したりしてAIシステム開発に携わっています。「AIの仕事は実際何をやるの?」や、「実務未経験者でも大丈夫と言われてもどこまで信じればいいのか・・・」などと思われる方も

“木を見て森を見る”ように。「キーポイント検出」を解説

“木を見て森を見る”ように。「キーポイント検出」を解説 2020年10月7日 機械学習エンジニア 濱本 雅史 概 要 画像に写っている人などの対象物の特徴点を検出する「キーポイント検出」は、画像解析の領域でも主要なトピックの一つです。オープンソースで公開されているモデルも多くあるほか、ビジネスシーンでも人体等の骨格検出や姿勢推定に利用されるなど多
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