「Terraform」に関連する技術ブログ

企業やコミュニティが発信する「Terraform」に関連する技術ブログの一覧です。

最低限のTerraformコード規約を定義した

はじめに インフラ・SREチームのよしたくです。 2ヶ月ほど前にTerraformの公式スタイルガイドが発表されましたね。 実は同じ時期にココナラ用のTerraformコード規約を作成していたので、今回はその紹介をしようと思います。 なぜ作成したのか コード品質をあげることが目的です。 実のところ、チーム内でTerraform記述の経験値はかなりバラバラであり、またもともと記載さ

terraform planコマンドを見やすく効率的にする2つのオプション

こんにちは、後藤です。 みなさま、Terraformは使っていますでしょうか。私はようやく慣れてきたところです。 今回はTerraformの中でもterraform planコマンドについて話します。 はじめに Terraformを使ってリソースを構築する際の一般的な流れは、terraform planで実際に設定されるリソースを事前確認し、terraform applyで実際に適用する、になるかと思います。この時、terraform plan > p

Cloud Router で BGP の学習ルートをフィルタリングする新機能の紹介

はじめに 記事の目的 こんにちは、クラウドエース SRE部 に所属している\textcolor{red}{赤髪}がトレードマークの Shanks です。 好きなプロダクトは Cloud Router です。 本日は Cloud Router の新機能である、BGP ルート ポリシーを活用した学習ルートのフィルタリングについてご紹介いたします。 Cloud VPN や Cloud Interconnect でネットワーク空間を相互接続している方、とくに経路制御に

Terraformで構築したリソースが消えない問題を解決する手順 (Google Cloud)

はじめに こんにちは!クラウドエース SRE部所属の喜村と申します。 今回は、Terraform で環境構築をしている際に起こった不思議な出来事を紹介したいと思います。 概要 コードで該当部分を削除し apply コマンドを実行しても、destroy コマンドでも消えないサブネットがあったので、stateファイルから削除して、コンソールから削除したら消えました。 前提 stateファイルは C

BigQuery editions の Autoscaling の自動設定・料金按分の仕組みを紹介します

はじめに 初めまして。横断クラウドアーキグループの勝俣です。 私は普段 BigQuery の計算リソースである Slot と呼ばれるものを全社横断的に購

GKE クラスタのサービス IP アドレス範囲の予約が不要になりました

こんにちは、クラウドエース SRE 部の阿部です。 この記事では、Google Kubernetes Engine (以降、GKE と表記) における サービス IP アドレスのデフォルト値が変更されたことについて紹介します。 また、それに伴って GKE を構築する場合の VPC ネットワークの IP アドレス設計についても述べます。 これまでの GKE のネットワーク設計の話(TL;DR) GKE で VPC ネイティブクラスタを作成

Terraform 1.8.0 のリリースノートを読んでみた

こんにちは、クラウドエース SRE 部の阿部です。 この記事では、2024 年 4 月 10 日にリリースされた Terraform 1.8.0 の変更点についてざっくり説明します。 ここ最近、長くお休みをいただいていたため、気付いたら 1.8.0 どころか 1.8.3 までリリースされておりますが、淡々と紹介します。 なお、1.8.1 ~ 1.8.3 は主にマイナーなバグフィックスが中心のため、気になった箇所以外

Amazon EventBridge API 送信先を利用してAWS Amplifyで配信している静的ページの定期リビルド機構を組んだ話

はじめに こんにちは。ニフティ株式会社の添野です。 AWS Amplify で配信している静的ページに対する定期リビルド機構を組む必要があったので、その際に Amazon EventBridge API 送信先 を利用した話を共有します。 背景 社内のとあるサービスで利用する静的ページの配信基盤にAWS Amplifyを採用しており、そのページの中には定期的に変わるコンテンツが存在します。その仕様の

Python アプリのモニタリングを Amazon CloudWatch Application Signals (プレビュー) で実施

AWS は re:Invent 2023 で Amazon CloudWatch Application Signals を発表しました。これは Java アプリケーションの健全性をモニタリングして理解するための新機能です。本日、Application Signals が Python アプリケーション のサポートを開始したことをお知らせします。 Application Signals を有効化することで、コード変更なしで Python アプリケーションに AWS Distro for OpenTelemetry (ADOT) を導入できる

チーム内勉強会の進め方事例

おはようございます!こんにちは!場合によってはこんばんわ! SREチームマネージャーの藤原です。 今年の3月からSREチームの中で、勉強会を定期的に実施するようになりました。 本エントリでは勉強会を開催するにあたって考えたことと、実際の進め方についての事例解説です。 勉強会を通じて実現したいことの説明から、テーマ設定、効果最大化のための開催形態と頻度

QAもエンジニアもしたい器用貧乏の私は、チームにどんな価値を提供できるのか

こんにちは。ソフトウェアエンジニアのくぼぴー( @kubop1992 )です。 2023年9月1日より、カケハシのMusubi 開発チームにジョインしました。(もう半年も経っている!)。 初めてテックブログを書くので緊張しますが、昨年より大規模なリファクタリングを行い、その中でサーバサイドエンジニアとしての役割と、QAエンジニアとしての役割を担うことがあり、二足の草鞋を履

「楽」する前のTerraformバージョンアップ方針と運用整理(とポエム)

はじめに、はじめまして。リビング戦略部SREチームのあおしょん(本名:青木)と申します。 2024年4月1日から弊チームにジョインしたピチピチの新人 *1 です。 入社から約一ヶ月過ぎまして、現在も盛りだくさんの情報量と圧倒的当事者意識を持っている弊社の優秀なエンジニアたちに日々圧倒されながらも一刻も早く事業に貢献出来るように歩を進めています。 大きな

インフラの自動構築から属人性を排除するアプリケーションを開発しました

こんにちは。 電通 総研X イノベーション 本部プロダクト イノベーション センターの中山です。好きなものは自動化、嫌いなものは属人化です。 この記事では、私の所属するチームがとある課題を解決するために開発したアプリケーションについて、課題の発見からアプリケーションの内容、開発にあたって重要視した価値観について掲載します。 背景(IaCの素晴らし

Argo WorkflowsとGKEで構築するLLMを使った要約サービスの機械学習パイプライン

こんにちは。 AIチームの干飯( @hosimesi11_ )です。今回はAI Shiftで取り組んでいる新規サービスであるAI Messenger Summaryの機械学習パイプラインと、Proof of Concept(PoC)から実際のプロダクトへと展開する過程についてご紹介します。 AI Messenger Summaryとは AI Messenger Summary はコールセンター事業における、会話内容の要約サービスになります( プレスリリース )。コールセンターでは

Artifact Registryのクリーンアップポリシーを試してみた

G-gen の藤岡です。当記事では、Google Cloud (旧称 GCP) の Artifact Registry で不要になったイメージを自動削除する クリーンアップポリシー を紹介します。 前提知識 Artifact Registry 保管イメージへの課金 クリーンアップポリシー クリーンアップポリシーとは 削除ポリシーと保持ポリシー 詳細 条件 制約 ドライラン Terraform 対応 適用方法 前提 リポジトリの作成 ポリシーファイル
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