スマートキャンプ株式会社 の技術ブログ

「仕様」のレビューをPRでしていませんか? 〜Design Documentが解決したスパゲッティコードとの向き合い方〜

はじめに プロダクトの概要と開発背景 BOXIL EVENT CLOUD について イベクラの開発背景 最初の課題 Design Documentとは GoogleのDesign Doc イベクラチームにおけるDesign Document フォーマット Design Documentがチームにもたらすもの 手戻りが発生しない 問題認識の差が埋まる 考えが整理される 応用が効く Design Documentのポイント7選 問題背景を書くことに99%の労力を割く(つもりで書く)

Ruby 2.7に飽きたから秋田からRuby 3移行した話

Ruby のロゴについて 自己紹介 Ruby 3への移行 脱Refile 過去の先駆者 開戦 問題その1 画像のURLがS3のエンドポイントになっている問題 問題その2 移行対象のレコードが大量問題 問題その3 画像が荒くなる問題 幾多の障害を乗り越え その他gemの更新 ついにRuby3へアップデート 1番の影響 Ruby 3へのバージョンアップを終えて 最後に 自己紹介 2023年1月1

そうだ、京都開発拠点に行こう!

はじめまして! 2023年1月付でスマートキャンプ株式会社に中途入社した松下大祐です。 京都にオフィスを構える 京都開発部 に所属し、ソフトウェアエンジニアとして働いています。 今回は私の入社エントリとして、スマートキャンプへの入社理由や仕事内容について説明したいと思います。 自己紹介 職務経歴 スマートキャンプに入社した理由 社会に大きな影響を与え

後で楽できるTerraformの書き方(※ただし書くときは辛い)

はじめに ざっくりしたシステム構成の紹介 全体の構造 設計のポイント コーディング規約 上の階層を見に行かない 変数名は全体でユニークにする 変数のデフォルト値は設定しない main, outputs, variables 以外のファイルを原則置かない ポリシードキュメントはJSONファイルのまま管理する 変数で処理を変える仕組みを極力使わない 値のハードコードをためらわない コードが

SES企業出身者が競技プログラミングで転職して頑張ってる話

はじめまして。ビジネス向けのSaaS比較サイト『 BOXIL SaaS 』のエンジニアをしていますJinJin(三浦)です。昨年12月にSESをメインで行っている企業からスマートキャンプに転職しました。 この度、テックブログの執筆を担当させていただけることになりましたので、競技プログラミングの成績をアピールポイントにして転職活動を行なった経験や、スマートキャンプに入社

Vue3にアップグレードしてフロントエンドを改善した話

vue3-migration-improve-frontend はじめまして!  BALES CLOUD エンジニアのえーす(井上)です。この度、BALES CLOUDで長年使ってきたVue2から卒業し、Vue3を導入した状態でリリースできました。今日はこれについてお話できればと思います。 やったこと なぜVue3移行をしたか TypeScriptサポート 各ライブラリが古い Vue2のEOLが近い 具体的なVue3移行ステップ Vuetify卒業 Vue3導入 Vue3完全移行

WebのOSを目指す新しい体験のWebブラウザ「Arc」を紹介したい

こんにちは!スマートキャンプエンジニアの中田(のっち)です。 みなさんWebブラウザには何を使われてますか? Chrome, Firefox, SafariにEdgeなど多くの選択肢があるWebブラウザですが、私は2ヶ月ほど前に長らく使ってきたChromeから移行し、現在は Arc というbeta版が公開されている新しいWebブラウザを使ってみています。 この Arc がとても便利で楽しいものだったので、本記

エンジニア採用サイトをリニューアルした話

挨拶 こんにちは!私はBOXIL SaaS開発エンジニアのハヤシ(ぱずー)です。 前回、私がスマートキャンプで成長したエピソードを紹介しましたが、今回はエンジニア採用サイトのリニューアルに携わったので、それについて紹介します。 最後まで読んでいただけると嬉しいです! 今回、リニューアルした採用サイトです。こちらも見ていただけると嬉しいです! https://engineer.s

BERTとSageMakerによる検索アルゴリズムの実装とデプロイ例の紹介

概要 スマートキャンプでエンジニアをしている佐々木です。 本記事では、自然言語処理モデルを用いて新規サービスを作れないか試行錯誤した話をしようと思います。 今回は精度の良い検索はうまく実装できませんでしたが、機械学習モデルをインフラで動かす流れは学ぶことができました。 実際に実装したコード例ともに紹介します。 概要 経緯 検索の仕組み MLモデ

Google APIを利用するSlack botの認可周りの課題をフロントの実装なしで解決しちゃった話

どうもこんにちは。22卒としてスマートキャンプに入社したbraavaです。 普段は BOXIL SaaS というtoB向けのSaaS比較サイトの機能開発・運用をしています。 近頃はM-1グランプリやワールドカップで多少寝不足気味でしたが、今回はそんな自分が社内で利用されている日報ツールを改善したお話です。 本稿の対象読者は下記になります。 Google APIを叩くSlack botの開発をAPI開発だけ

BALES CLOUD TEAMのMTG非同期化への取り組み

スマートキャンプでBALES CLOUDというSaaSを開発をしている井上です。社内では師匠と呼ばれています。 BALES CLOUDはスクラムで開発をしているのですが、自分達のスクラムイベントは同期的な動きが求められるようなイベントが多くありました。 タスクの難易度によってはスクラムイベント + 突発的な相談MTGで開発時間が削られて開発が進まないなどの課題もでてきていまし

プロダクトチーム合宿レポート - 2022

スマートキャンプでエンジニアをやっております永井です。 日毎に寒気加わる時節となりました、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 今年も弊社プロダクトチームで開発合宿を開催しました。 そこで本記事では合宿の目的や様子をご紹介しようと思います。 今回の合宿も去年と同様に以下の感染症対策を充分に行い実施しました。 参加者全員の抗原検査、検温 一定時

設立して半年、京都開発拠点をエンジニアリングマネージャーが振り返る

設立して半年、京都開発拠点をエンジニアリングマネージャーが振り返る スマートキャンプでエンジニアリングマネージャー(EM)をしている瀧川です。 弊社の京都開発拠点は、2022年6月1日に設立したエンジニアが中心の新規拠点となります! 私は静岡生まれ東京育ちで特に関西に縁があったわけでもないですが、EMとして0からの拠点作りに惹かれたこと、リモートワー

レガシーな環境から転職して、テストコードの必要性をより体感できた話

ご挨拶 はじめまして、2022年7月1日に入社した末吉です。 スマートキャンプでは、BALES CLOUDの開発に携わっております。 今回は入社エントリということで、簡単な経歴から、 スマートキャンプを選んだ理由や入社してみてどうだったかみたいなところを 書いていければと思っております。 また、私が本格的に開発を始められたのは25歳からであり、 スタートが遅かったの

うまい棒で考える、意思決定におけるデータの役割

あいさつ こんにちは。スマートキャンプのデータアナリストのkumanomiです。 現在は BOXIL SaaS のデータ分析業務や社内のデータ民主化のため、小さいながらも日々改善を繰り返しています。 前職ではアプリエンジニアを経験した後にデータ周りを担当していました。 その際の職種はエンジニアでしたが、スマートキャンプではデータアナリストでの採用となりました。 ス