「OpenShift」に関連する技術ブログ

企業やコミュニティが発信する「OpenShift」に関連する技術ブログの一覧です。

OpenShift AIのモデルレジストリ機能を使ってみた

はじめに こんにちはサイオステクノロジーの小野です。今回はOpenShift AIのモデルレジストリ機能について解説します。この機能を利用することで、モデルの各種情報を整理することができ、管理がしやすくなります。 モデルレジストリは2025年4月4日現在テクノロジープレビューです。この機能はサポート対象外であることと、製品版では変更される可能性があることに注

コンテナレジストリを選ぶなら?Quay / Harbor / マネージドサービスそれぞれの概要解説

はじめに アプリケーションのコンテナ化が一般的になった現在、コンテナイメージをどこに保存し、どうやって配布・管理するかは非常に重要な課題となっています。 本記事では、コンテナプラットフォーム向けのコンテナレジストリ選択肢として Red Hat Quay・Harbor・パブリッククラウドのマネージドイメージレジストリそれぞれの特徴について解説します。 各コンテナ

OpenShift Virtualization, SUSE Virtualization, VMware vSphere の比較

概要 今までの回で、プラットフォーム上でコンテナとVMを統合管理することが出来るOCP-Virt, SUSE-Virt についてご紹介しました。 紹介の中でも、簡易的にその他仮想化基盤との比較も行ってきました。 今回は、今までにご紹介したOCP-Virt, SUSE-Virt, 加えてvSphereを含めて3製品の比較について記載します。 vSphereについても、今までの回で軽く触れていますが改めて概要と特徴に

OpenShift AIとOpenShift Dev Spaces連携 ~コード生成AIで楽々開発~

はじめに こんにちはサイオステクノロジーの小野です。今回はOpenShift AIにデプロイしたLLMをVSCodeと連携させて、コード生成AIを利用する方法について解説します。また、VSCodeはOpenShift上で構築できるOpenShift Dev Spacesを利用します。これにより非接続環境でのコーディングでもAIによるコード支援を受けることができるようになります。 OpenShift Dev Spacesについて OpenShift上でア

コンテナプラットフォームで活用出来るストレージサービス(ODF / Longhorn / MinIO )とは?

はじめに Kubernetes環境でのストレージ管理は、アプリケーションの可用性やスケーラビリティに大きく関わります。 本記事では、Kubernetes向けの代表的なストレージソリューションである ODF(Red Hat OpenShift Data Foundation)・Longhorn・MinIO の3つを紹介し、それぞれの特徴や用途について解説します。 各ストレージソリューションの概要 ODF(OpenShift Data Foundation) ODF(OpenShift Data

SUSE Virtualization とは?

概要 前回は、既存のコンテナプラットフォーム上でコンテナとVMを統合管理することが出来るOCP-Virtについてご紹介しました。今回も同じようにプラットフォーム上でコンテナとVMを統合管理することが出来るSUSE Virtualization(以降、SUSE-Virt)についてご紹介します。 前回の記事は こちら 今回紹介するSUSE-Virtは、クラウドネイティブ環境向けに設計されたHCIソリューション

OpenShift AIとOpenShift Lightspeedを連携してみた

はじめに こんにちはサイオステクノロジーの小野です。 以前の記事 で、Azure OpenAIのLLMをLightspeedと連携する方法について解説しました。今回はOpenShift AIにデプロイしたLLMをLightspeedと連携させる方法について解説します。 OpenShift AIとOpenShift Lightspeed連携 OpenShift Lightspeeedを利用する上で、OpenShift AIのようなローカル環境にデプロイしたLLMと連携する場合と、Azure OpenAIのよう

OpenShift Virtualization 構築してみた

概要 こちらの記事 では既存のOpenShift上でコンテナとVMを統合管理することが出来るOpenShift Virtualization(以降、OCP-Virt)ついて紹介しました。 本記事では、実際にAWS環境のOpenShift上でOCP-Virtを構築し、簡単なVMの作成と外部公開を行ってみたいと思います。 次回の記事では、同じ仮想化基盤であるSUSE VIrtualizationの紹介をします。 前提条件 構築時の前提条件を以下に記載し

企業のDXを支えるコンテナプラットフォームに求められる重要なポイント解説

はじめに 近年、コンテナ技術は企業のITインフラにおいて不可欠な存在となりました。 アプリケーションの開発・運用をスムーズにする一方で、適切に管理しなければスケールやセキュリティの課題が発生します。 前回の記事でコンテナプラットフォームの概要として紹介した代表的なものとして Red Hat OpenShift や SUSE Rancher などがあり、Kubernetesを基盤としながら、運用

Red Hat OpenShift Virtualization とは?

概要 現在のIT業界では、DXが進む中でコンテナ技術とKubernetesが注目されています。 vSphereなどの仮想化基盤を使用して仮想マシン(以降、VM)を運用している企業も多い中、VMとコンテナを統合管理したいというケースや、VMをコンテナにして既存のコンテナプラットフォームで扱いたいというケースなども出てくるかと思います。 しかし、VMをコンテナ化する際に、仮想化

OpemShift AIにLLMをデプロイしてみた

はじめに こんにちはサイオステクノロジーの小野です。 前回 はシングルモデルサービング環境の構築を行い、LLMをデプロイする方法を解説しました。今回はHugging Face HubからLLMをダウンロードし、そのLLMをOpenShift AIにデプロイして、LLM APIを利用する方法を解説します。 公開LLM 有名な公開LLM Llama3 Meta社が開発したLLMです。軽量かつ高精度なモデルでオープンでありながらG

クラウドネイティブ環境を支える主要コンテナプラットフォームの特徴解説

現在クラウドネイティブ技術が発展する中で、様々なアプリケーションの基盤としてKubernetesを中心としたプラットフォームが重要な役割を果たしています。 特に OpenShift、Rancher、VMware Tanzu  などのソリューションは、企業のKubernetes環境を支える主要な選択肢として注目されています。 本記事では、それぞれの特徴や違いを分かりやすく解説します。 1. OpenShift(オープン

OpenShift Serverless を構築してみた

前回の記事 では、サーバーレスアーキテクチャを実現するためのOpenShift Serverlessについて解説しました。今回は、OpenShift Serverless を実際に構築したいと思います。 Red Hat Developer のチュートリアル を参考にOpenShift Serverlessのサンプルアプリケーションをデプロイ、挙動の確認を行っていきます。 事前準備 下記コマンドを実行して作業端末にkn CLIをインストールします(バ

Google Cloud に OpenShift をデプロイする

クラウドエースの岸本です。 この記事では Google Cloud の Compute Engine を利用して OpenShift Container Platform 4.17 をデプロイする手順を解説します。 公式のドキュメントを参考にしながら、構築していきます。 ! この記事は、Google Cloud 上に検証用に OpenShift をデプロイするための手順を記載しています。 クラスタ設計や通信のセキュリティ設定などを考慮していないため、本番環

OpenShift Lightspeedを使ってみた

はじめに こんにちはサイオステクノロジーの小野です。 前回 はOpenShift LightspeedというAIチャットアシスタント機能の構築方法について説明しました。今回はそのOpenShift Lightspeedを使って数々の問題を解決する様子をお届けします。なお2025年1月23日の現時点ではテクノロジープレビューのため、不具合や正式版と異なる場合があることにご了承ください。 OpenShift Lightspeed使
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