Amazon Wow Careersのご紹介

AWS の技術ブログ

Migration Evaluator エクスポートファイルの機密データを匿名化する

1. はじめに AWS はワークロードを AWS へ移行する方針を決定するビジネスケースを、データに基づいて作成するのに役立つ無料の移行評価サービスとして Migration Evaluator を提供しています。これには、オンプレミスで実行されているサーバーワークロードと、その使用パターンを検出するデータ収集ツールが含まれています。 Migration Evaluator Collector で収集したデータを AWS M

Amazon EKS スケーラビリティテストへの Deep Dive

はじめに Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS) の「Elastic」とは、 「必要なときにリソースを確保し、不要になったときにリソースを解放する」 機能を指します。Amazon EKS はほとんどすべてのワークロードを処理できるように拡張できますが、Amazon EKS のお客様から「1 つの Amazon EKS クラスターでサポートされる Pod やノードの最大数はいくつですか」というような質問をよく

【開催報告&動画公開】 re:Invent Recap 2023 建設・不動産・物流・交通業向け

はじめに アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 ソリューションアーキテクトの馬渕です。 2024 年 1 月 30 日、AWS re:Invent 2023 のアップデートから建設・不動産・物流・交通業向けのアップデートや事例をご紹介する Recap (振り返り) ウェビナーを開催しました。今回のウェビナーでは、AWS ジャパンで業界特化でお客様の AWS 活用を支援するソリューションアーキテクト

サーバーレスマイクロサービスを構築するための設計アプローチの比較

AWS Lambda でワークロードを設計すると、コードレベルでもインフラレベルでも表現できるモジュール性のために、開発者に疑問が生じます。また、コードを実行するためにサーバーレスを使用するには、基盤となる機能コンポーネントからビジネスロジックを抽出するためのさらなる検討が必要です。この意図的な関心の分離により、堅牢なモジュール性が保証され、進化

基盤モデル開発に挑む各社が成果を共有。AWS LLM 開発支援プログラム 成果発表会

アマゾン ウェブ サービス ジャパン(以下、AWS ジャパン)は 2023 年 7 月 3 日に、日本独自の施策として国内に法人または拠点を持つ企業・団体の生成 AI 基盤モデル・大規模言語モデル(以下、LLM)の開発を支援する AWS LLM 開発支援プログラム を発表しました。 本プログラムでは、LLM 開発を行うための計算機リソース確保に関するガイダンスや AWS 上での LLM 事前学習に

AWS での .NET8 サポート

この記事は、James Eastham、Norm Johanson、Ulili Nhaga が寄稿しました。日本語訳はソリューションアーキテクトの遠藤宣嗣が翻訳しました。原文は こちら です。 はじめに .NET 8 は、2023 年 11 月にリリースされたクロスプラットフォーム .NET の最新の長期サポート (LTS) バージョンです。.NET 8 にはパフォーマンスの改善、コンテナの拡張機能、C# 言語の簡略化された構文、フルス

Amazon RDS がミッションクリティカルなデータベースワークロード向けの io2 Block Express ボリュームのサポートを開始

3月7日は、 Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) のすべてのデータベースエンジンに使用できるプロビジョンド IOPS (PIOPS) io2 Block Express ストレージボリュームの提供が開始されたことを皆さんにお知らせしたいと思います。Amazon RDS は、データベースワークロードのパフォーマンス要件に応じてさまざまなストレージタイプから選択する柔軟性を提供します。io2 Block Express ボ

今年最新のヒーローたちのご紹介 – 2024 年 3 月

AWS ヒーロー は、人々のインスピレーションとなるソートリーダーであり、努力を惜しむことなくさまざまな方法で知識を共有しています。地域のミートアップ、 AWS Community Day 、re: Invent のイベントでは、ヒーローたちが講演しているのを見ることができます。これらのテクニカルエキスパートたちは、学ぶことを決してやめず、問題の解決と、コミュニティが AWS でより

Amazon FSx for Lustre を使用したアカウント間での Amazon S3 データの共有

このブログは 2023 年 11 月 24 日に Justin Leto (Sr. Solutions Architect) 、Emad Tawfik (Senior Solutions Architect) 、Juha Sarimaa (Senior Solutions Architect Storage Specialist) によって執筆された内容を日本語化したものです。原文は こちら を参照してください。 企業がクラウドガバナンスのプラクティスを進化させるにつれて、別のアカウントで作業する複数のチームがデータを共有する必要が生じる

OWASP Top 10 for LLM を活用した生成 AI アプリケーションの多層防御セキュリティ設計

大規模言語モデル (LLM) を中心に構成された生成 AI (人工知能) アプリケーションは、ビジネスに経済的価値を生み出し、さらに加速する可能性を示してきました。アプリケーションの例には、 会話型検索 、 カスタマーサポートエージェントアシスト 、 カスタマーサポート分析 、 セルフサービス仮想アシスタント 、 チャットボット 、 リッチメディア生成 、 コンテン

re:Invent 2023 サステナビリティ Recap

re:Invent は、革新的なテクノロジーを深く理解し、新しいアイデアを探求する機会です。現在様々な業界においてサステナビリティ(持続可能性)が大きな課題となっています。AWS クラウドによって実現するサステナビリティには、「クラウドの」、「クラウド内」、「クラウドを通じて」の 3 つの要素があります。 クラウドのサステナビリティ (Sustainability of the cloud) :

ヘルスデータのための AWS Entity Resolution

はじめに 本ブログ記事は、 AWS Entity Resolution を利用することにより、ヘルスケア分野における記録のリンクと照合の課題にどのように取り組むことができるかを示し、継続的なエンティティ解決のワークフローにて患者の 360 度ビューを実現する方法の概要を説明します。また、 AWS HealthLake が、ヘルスケアのお客様のデータを安全に保存、変換、管理する上で、どのよう

AWS からの移行時におけるインターネットへの無料データ転送

Amazon Web Services (AWS) を導入する主な理由の 1 つは、ワークロードの革新、構築、デプロイ、モニタリングを可能にする、AWS の幅広いサービスの選択肢であるというご意見をお客様からいただいています。AWS は、ほとんどすべてのクラウドワークロードをサポートするために、そのサービスを絶えず拡大してきました。現在、AWS はコンピューティング、ストレージ、データ

2024 年 1 月の AWS Black Belt オンラインセミナー資料及び動画公開のご案内

2024 年 1 月に公開された AWS Black Belt オンラインセミナーの資料及び動画についてご案内させて頂きます。 動画はオンデマンドでご視聴いただけます。 また、過去の AWS Black Belt オンラインセミナーの資料及び動画は「 AWS サービス別資料集 」に一覧がございます。 YouTube の再生リストは「 AWS Black Belt Online Seminar の Playlist 」をご覧ください。 AWS SAW – セルフサービスなト

32,000トークン対応の商用利用可能な日本語チャットモデル CyberAgentLM2 をワンクリックで FineTune とデプロイ

生成 AI の発展と共にモデルの規模はどんどん大きくなり、デプロイするためのインフラの選択や設定はますます複雑になっています。 Amazon SageMaker JumpStart は大規模言語モデルを最適な設定、かつワンクリックでデプロイする機能を提供します。 オープンソースコミュニティとの連携を通じ 、AWS はこれまで Meta の Llama2 や TII の Falcon 、 rinna の japanese-gpt-neox などを JumpStart