株式会社ZOZO の技術ブログ

VASILYテックブログはスタートトゥデイテクノロジーズテックブログとして生まれ変わります

VASILY CTOの今村です。 今日はこのブログを普段からご覧頂いている皆様にお知らせがあります。 本日発表させていただきました通り、スタートトゥデイ工務店、VASILY、カラクルの3社が統合され 新会社「スタートトゥデイテクノロジーズ」が誕生いたしました。 http://press.starttoday-tech.com/entry/20180402_news press.starttoday-tech.com それに伴い、VASILYテックブログは本日をもって、 「

柔軟な開発を可能にするエンジニアチーム

こんにちは、フロントエンド開発部マネージャーの荒井です。今回はVASILYフロントエンドチームの体制、開発手法、マネージャーの役割について紹介したいと思います。 はじめに 私はエンジニアの採用担当もしているのですが、会う方に「どのように開発をしているのですか?」「リファクタリングの工数は取れていますか?」といった質問をよく頂きます。働く上で事

将来発生するトランザクション数を予測する方法

データサイエンティストの中村です。 webで発生するトランザクション(購買など)の中には、確率分布を仮定することで抽象化できる物があります。 今回は、トランザクションが発生する現象をモデリングする手法のひとつであるBG/NBDモデルと、この手法にもとづいて将来発生するトランザクションの回数を予測するためのライブラリである lifetimes を紹介します。 トラ

ConstraintLayoutのレイアウト組み方実用例

こんにちは。フロントエンドエンジニアの遠藤です。 皆さん、ConstraintLayoutを使用していますか? 弊社では最近、ほとんどのレイアウトをConstraintLayoutを使用して実装しています。 今回はConstraintLayoutを使用してレイアウトを組んだ際に便利だなと思ったポイントや難しくてはまったことについて紹介したいと思います。 今回はConstraintLayoutを使用したレイアウトの組み方に

AlexaでAPKを配布するスキルの作り方

こんにちは、VASILYで主にAndroid開発を担当している @Horie1024 です。先日 potatotips #48 で「Alexa、APKを配布して」というタイトルでLTさせて頂きました。 資料は以下になりますが、本投稿では、Alexaスキルの仕組みから最終的にAPKが配布されるまでを出来る限り詳細に解説していきます。 目次 目次 AlexaでAPKを配布する流れ Alexaスキル開発事始め Alexaスキルの仕組み 対話モデル

Androidアプリ開発にFluxアーキテクチャを導入したら保守性も品質も上がりました

こんにちは。フロントエンドエンジニアの茨木( @niba1122 )です。 弊社のAndroidアプリ開発ではMVVMアーキテクチャを用いています。日々肥大化・複雑化していくViewModelが保守性や品質を担保する上で課題になっていましたが、Fluxアーキテクチャの導入により改善することができました。 本記事では、実際どのようにFluxアーキテクチャを導入したのかを、設計やコード例を

UserData、OpsWorks、Lambdaを組み合わせ、常に新鮮なSpotFleetインスタンスでサービスを運用する

インフラエンジニアの光野(@kotatsu360)です。 今週のテックブログは豪華二本立てでお送りいたします。 一本目はバックエンドエンジニアの木曽による「 福利厚生を使ってAWSソリューションアーキテクト アソシエイトを取得しました 」でした。 二本目は UserData、OpsWorks、Lambdaを組み合わせ、常に新鮮なSpotFleetインスタンスでサービスを運用する という取り組みについて

福利厚生を使ってAWSソリューションアーキテクト アソシエイトを取得しました

つい最近、中途入社しましたバックエンドチームの id:takanamito です。 今回は入社してすぐに会社の福利厚生をつかってAWSソリューションアーキテクト アソシエイトレベルを取得した話をご紹介します。 Amazon - Badge Verification - CertMetrics きっかけ 作戦 後に引けない状況をつくる どんな試験なのか知る どう勉強するかを考える 模試を受ける 試験当日 福利厚生 まとめ きっ

Androidアプリにおけるエラー時のユーザーフィードバックについて

こんにちは、フロントエンドエンジニアの権守です。 プログラミングをしていると頭を悩まされるものの1つにエラーハンドリングがあると思います。シンプルにできた実装に手を入れる必要が生じるなど、正直目を逸らしたくなることもあります。ですが、Androidアプリ開発を通して改めて考える機会があったので、そこで得られた知見を紹介しようと思います。 本記事

就職活動としての実務型インターンのすすめ

こんにちは、インターンの@takewakaです。 もう春休みなのでほぼ毎日出勤してカスタマーサポートのAPIとUIを作る毎日です。 私は現在大学4年で4月からVASILYに就職する予定です。VASILYでのインターンは来月で丁度1年となります。 私は就職活動を始める前からwebエンジニアとして働く希望があったので、一般的な就職活動はあまりせず実務型インターンを通じてwebエンジニア

PyMC3を使ったベイズ推論によるA/Bテスト

こんにちは。 データチームの後藤です。 A/Bテストはサービス改善のための施策の効果測定に欠かせないツールですが、最近のVASILYでは、運用するサービスが増えてきたことに伴いA/Bテストの内容も多様化してきました。今回はそのA/Bテストにベイズ推論を用いた具体的な例を紹介します。 問題設定 あるサービスのコンバージョン率を上げるため、コンバージョンの前提

10代エンジニアが思う、インターンに応募してよかった5つのコト

こんにちは、VASILYでエンジニアインターンをしている劉です。 僕は昨年の四月、大学一年生になりました。その後、自分でプログラミングを学ぼうとしましたが行き詰まり、六月に思い切ってVASILYのインターンシップに応募しました。それから半年以上働いてみて、あの時思い切って応募してよかったと思うことが多くありました。今日はそのいくつかを紹介したいと思

FacebookAccountKitを用いたSMS認証(サーバーサイド編)

こんにちは! 最近は熱燗にはまってます。 バックエンドエンジニアのりほやんです。 本記事では、最近2段階認証などにもよく使われているSMS認証のサーバーサイド実装についてご紹介します。 FacebookAccountKitを用いて実装しました。 SMS認証とは SMS認証とは、SMS(ショートメッセージ)を利用した認証方法です。 ユーザーが入力した電話番号に対してショートメッセージ

大規模リファクタリングで痛感したSwiftのOptionalとの正しい付き合い方

iOSアプリチームの @hiragram です。 最近、ファーストリリース時からあった画面の大規模なリファクタリングを担当しました。 コードは遅かれ早かれ賞味期限が切れて少しずつ腐っていくものですが、その賞味期限を少しでも伸ばすために、普段コードを書く時にSwiftのOptionalについて意識していることを記事にします。 「とりあえずOptional」をやめる SwiftのOptionalは便利で

OpsWorksにおける複数レイヤ構成の構築Tips

こんにちは。インフラエンジニアの内山(@k4ri474)です。 弊社ではCloudFormationとOpsWorksを活用してインフラ構築をしています。 この両サービスではハマりどころが多く、中でもOpsWorksでインスタンスが複数のレイヤに所属する構成を構築した際にとても苦戦しました。 そこで今回は、私が上記構成でインフラ構築をした際に悩んだ点の解決法をTipsとして公開します。 目次