「アルゴリズム」に関連する技術ブログ

企業やコミュニティが発信する「アルゴリズム」に関連する技術ブログの一覧です。

混合整数最適化でスケジューリング問題を扱うテクニック 〜カスタマーサポートのWFMを例に〜

はじめに こんにちは。ZOZO Researchの千代です。 ZOZO Researchでは類似アイテム検索やおすすめアイテムのレコメンドといった機能開発の他に、様々な技術を用いたバックエンド業務の効率化にも取り組んでいます。 ZOZOTOWNのカスタマーサポートで実施しているワークフォースマネジメント(以下WFM)もその1つです。WFMで必要となるタスク割当て問題を数理最適化問題の一種で

間取り図をディープラーニングで解析して3Dモデルをつくる

AI戦略室の椎橋です。弊社で取り組んでいるディープラーニングの活用事例を紹介します。 空飛ぶホームズくん 空飛ぶホームズくんとは、平面の間取り図から3Dの部屋を生成する技術を用い(※特許取得済み)、バーチャル内見できるVRサービスです。詳細は以下のリンクに書いてあります。 lifull.com 平面の間取り図から3Dの部屋を生成する技術では主にディープラーニ

AI Platform Pipelines (Kubeflow Pipelines)による機械学習パイプラインの構築と本番導入

ZOZOテクノロジーズ推薦基盤チームの寺崎( @f6wbl6 )です。ZOZOでは現在、米Yale大学の経営大学院マーケティング学科准教授である上武康亮氏と「顧客コミュニケーションの最適化」をテーマに共同研究を進めています。 推薦基盤チームでは上武氏のチームで構築した最適化アルゴリズムを本番環境で運用していくための機械学習基盤(以下、ML基盤)の設計と実装を行っ

応用情報技術者試験の対策と勉強法(午前/午後別)

はじめに こんにちはchoreiiです。先日、 応用情報技術者試験 を受験してきました(2020年10月18日)。記憶が新しいうちに自身の対策や勉強法をアウトプットします。 はじめに 応用情報技術者試験とは 応用情報技術者試験の受験背景 自己採点結果 対策と勉強法 午前 1.基礎理論 2.コンピュータシステム 3.技術要素 4.開発技術 5.マネジメント 6.ストラテジ 午後 おわりに 2020/

バンディットアルゴリズムを用いた推薦システムの構成について

はじめに ZOZO研究所ディレクターの松谷です。 ZOZO研究所では、イェール大学の成田悠輔氏、東京工業大学の齋藤優太氏らとの共同プロジェクトとして機械学習に基づいて作られた意思決定の性能をオフライン評価するためのOff-Policy Evaluation(OPE)に関する共同研究とバンディットアルゴリズムの社会実装に取り組んでいます( 共同研究に関するプレスリリース )。また

Ltech#11 不動産領域のAI活用最前線 〜初完全リモート開催〜 開催レポート

お久しぶりです、Ltech運営チームの秀野です! 今回は、2020年10月29日(木)に開催した『 Ltech#11 不動産領域のAI活用最前線 〜初完全リモート開催〜 』についてレポートします! Ltechとは Ltech(エルテック)とは、LIFULLがお送りする、技術欲をFULLにするイベントです。特定の技術に偏らず、様々な技術の話を展開していく予定です。 今回はなんと、Ltech初のリモート開催です!

実務未経験者でもAIの仕事ができる?

こんにちは!イメージングシステムグループの二宮です。2020年2月に入社し、画像処理の基礎知識を日々学びながら、機械学習モデルのアルゴリズムを開発したり、デプロイメント方法を検討したりしてAIシステム開発に携わっています。「AIの仕事は実際何をやるの?」や、「実務未経験者でも大丈夫と言われてもどこまで信じればいいのか・・・」などと思われる方も

フローチャート(フロー図) 書き方 まとめ【基本のキ】

技術広報の syoneshin です。 リモートワークの普及とともに帳票管理や押印を SaaS で代替する動きが注目され、システム化に必要な棚卸しに フローチャート (フロー図)を使う機会が増えていると聞きます。 10年以上前、今でいうPMOとして内部統制や業務改善に関わる多くの フローチャート (フロー図)を書いた経験から、今回は当時の上司やコンサルのプロたちのもとで学ん

技術を使うための技術も大切というお話

初めまして。CLINICS の開発を担当しているエンジニアの平山です。 (同姓ですが CTO ではございません) CLINICS の開発は「スモールチーム制」をとっておりまして、現在そのうちの1つをチームリードしています。 前職は長らく SIer に勤めていました。去年の 12 月にメドレーに JOIN して、間も無く1年経とうとしている。。と思うと、あっという間だったなぁという印象

社内でAI成果展示会を開催しました

みなさま、はじめまして。AI戦略室の嶋村です。 我々AI戦略室では、機械学習・深層学習・数理最適化・時系列解析・画像処理・自然言語処理などの技術を活用した様々な研究開発プロジェクトを推進しています。私はそれらのプロジェクトを統括する研究開発マネージャの立場にいます。 今回、LIFULL全社に対して研究開発成果を大々的に公開する『AI成果展示会』を開催

MLflowとOptunaを使ってMLOps環境を構築してみた

はじめまして。2020年4月からエブリーに新卒で入社した伊藤です。 データエンジニア・データサイエンティストとしてデータ関連部門に所属し、日々データ業務に関わっています。 データ業務の1つである機械学習モデルの開発は、実験環境でモデルの精度を確認した上で本番環境に適用するプロセスを経ます。 今回は機械学習の実装で利用したMLflowとOptunaを組み合わせ

広告宣伝費最適化に向けた最適化問題の活用

AI戦略室の椎橋です。LIFULLで取り組んでいる広告費配分のポートフォリオ最適化を紹介します。 LIFULLは広告宣伝費に年間100億近く使っており、決算説明会の質疑応答でも頻出なテーマで削減することが求めらています。広告にはTVCMや電車のつり革広告、リスティング広告や、リターゲティング広告など広告配信する場所やターゲットユーザー層もさまざまな種類がありま

Off-Policy Evaluationの基礎とZOZOTOWN大規模公開実データおよびパッケージ紹介

※AMP表示の場合、数式が正しく表示されません。数式を確認する場合は 通常表示版 をご覧ください ※2020年11月7日に、「Open Bandit Pipelineの使い方」の節に修正を加えました。修正では、パッケージの更新に伴って、実装例を新たなバージョンに対応させました。詳しくは対応する release note をご確認ください。今後、データセット・パッケージ・論文などの更新情報は Googl

企業がAI導入を迷ってしまう障壁とは。 AI活用の現場から。​

企業がAI導入を迷ってしまう障壁とは。 AI活用の現場から。​ 2020.7.21 シニアソリューションデザイナ 上田知広 概 要 AI導入に対する企業の期待が高まる一方、“AI導入の壁”とも言える現実とのギャップが、その実現を難しいものにしていることが多くの調査で明らかになってきました。AI導入を検討する企業が実際にどのような点に課題を感じているのか、そしてそ

チーム開発の潜在的課題が見つかる振り返りワーク「Mad Glad Sad(喜、怒、哀)」

こんにちは。BASE BANK株式会社 Dev Division にて、 Software Developer をしている東口( @hgsgtk )です。私のいる開発チームでは、アジャイル開発の考え方・取り組みを取り入れています。アジャイル開発の導入については、「 小さなチームが始めたアジャイル開発 」という資料を公開しています。 今回は、アジャイル開発において、重要な振り返りについて、 Mad Glad Sad(喜、怒
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