「Elasticsearch」に関連する技術ブログ

企業やコミュニティが発信する「Elasticsearch」に関連する技術ブログの一覧です。

小さいチームで実践する!開発速度・信頼性向上のためにやってよかったシステム改善3選

こんにちは、クラシルリワードのSRE担当のjoooee0000です。 私はクラシルリワードのサービスローンチの約3ヶ月後にサーバー兼インフラエンジニアとしてjoinし、サービスの成長と共に、開発速度とシステムの信頼性の向上を目指してシステムの改善を行ってきました。 その中で、特に開発速度と信頼性向上に寄与したと思う3つの改善を紹介したいと思います。 改善を行う

OSSでオブザーバビリティを実現する (Elastic Stack x OpenTelemetry on Kubernetes)

こんにちは。インフラエンジニアの gumamon です! 最近はSRE的なことも ちょこちょこ やらせて頂いています。 NewRelic、Datadog、モダンな監視(オブザーバビリティ)って良いですよね。 弊社も Kubernetes ( k8s )等を利用した環境が増えてきた折、そろそろ必要になってきた(と思っている)のですが、NewRelic、Datadog等の クラウド サービスは ランニングコスト が安くない。 そこで

SREによるElasticsearchのQCD改善!シャーディング最適化とオートスケーラー開発の取り組み

はじめに こんにちは、SRE部 検索基盤SREブロックの花房と大澤です。普段はZOZOTOWNの検索関連マイクロサービスのインフラ運用を担当しています。 ZOZOTOWNの検索基盤では、商品検索に関わる大規模なデータを取り扱うためにElasticsearchを利用しています。Elasticsearchを運用していく中で、私たちはパフォーマンスとインフラコスト、運用トイルの問題に直面していました。本

ECS起動を高速化するSeekable OCI(SOCI)インデックスをGitHub Actionsでも作る

SOCIとは? SOCI(Seekable OCI)はAWSが開発しているコンテナイメージの遅延読み込みのための仕組みです。コンテナイメージには起動時には使わないデータも多く含まれています。遅延読み込みによって、起動時には最小限のデータのみ読み込んで起動時間を短縮することを目的としています。コンテナ起動時の遅延読み込み自体は以前から存在しており、有名なものに estargz が

Amazon OpenSearch Serverless のためのベクトルエンジンの紹介

vector engine for Amazon OpenSearch Serverless  のプレビューリリースを発表できることを嬉しく思います。ベクトルエンジンは、 Amazon OpenSearch Serverless  でシンプルでスケーラブルでパフォーマンスの高い類似検索機能を提供します。これにより、最新の機械学習 (ML) 拡張検索エクスペリエンスと生成人工知能 (AI) アプリケーションを、基盤となるベクトルデータベースインフ

Go言語のElasticsearchクライアントに触れての知見共有

はじめに 検索基盤部の内田です。検索基盤部はZOZOTOWNの商品検索ロジックや検索動線上の各機能の改善に取り組んでいます。検索機能に関連したバックエンド実装にはJavaを使うことが多かったのですが、近年ではGo言語を採用することも増えてきました。 この記事は、Go言語で実装したWeb APIからElasticsearchへの検索処理を実装した際に調べたことをまとめたものです。Go言

検索におけるtypoへのアプローチ方法と検証結果の紹介

はじめに こんにちは。検索基盤部の倉澤です。 検索機能におけるtypo(誤字脱字や綴り間違いなど)は難しい問題 1 とされています。typoの扱い方によってはユーザーに悪い検索体験を提供してしまう恐れがあります。例えば、typoを含む検索クエリを入力された時にユーザーが意図している検索結果を得ることができないといった問題があります。 例に漏れず、ZOZOTOWNでも

IAMロールでAmazon OpenSearch Serviceの手動スナップショットを作成しデータを復元してみよう

こんにちは。株式会社ユーザベース NewsPicksでエンジニアをやっております崔(チェ)です。現在は Data / Algorithm チームで検索エンジンの開発を担当しております。 弊社は、約2ヶ月前に検索システムをElastic社のElasticsearch(以下、ES)からマネージドサービスであるAmazon OpenSearch Service(以下、OpenSearch)に移行しました。前回のブログ記事では、移行と同時に検索システム

クラシルにおけるElasticsearch v7へのアップグレードおよびElastic Cloudへの移行

はじめに 移行が必要となった背景 Elastic Cloudへの移行およびv7へのバージョンアップ 旧構成について 構成図 なぜElastic Cloudか なぜ移行と同時にアップグレードを行ったか なぜ最新のv8ではなくv7か サーバサイドの修正内容 新構成について 構成図 Traffic Filter経由での接続 監視 Datadog Elastic Status ログ deprecation slowlog audit 権限管理 S3バックアップ Kibana Spaceのロゴ調整 辞書・

Azureで織りなすOpenCTI構築

はじめに こんにちは、CISO部の 兵藤 です。日々ZOZOの安全のためにSOC対応を行なっています。 本記事ではサイバー脅威インテリジェンス(CTI)のプラットフォームの1つであるOpenCTIをAzure上に構築した事例を紹介します。また、CISO部ではその他にもZOZOを守るための取り組みを行っています。詳細については以下の「フィッシングハントの始め方」をご覧いただければと思

Elasticsearchで押さえるべき!matchとmatch_phraseの違いを徹底解説

こんにちは、バックエンドエンジニアのまるです。 この記事では、Elasticsearchの検索において、matchとmatch_phraseの違いについて解説します。 Elasticsearchとは Elasticsearchは、オープンソースの分散型検索エンジンです。大量のデータを高速かつ効率的に検索、分析するために利用されます。テキストデータ、数値、地理情報、日付など、あらゆる種類のデータを扱える汎用的な

効率的な運用を実現するWEARコンテンツのモジュール化

こんにちは、WEARバックエンドエンジニアの 三浦 です。WEARのバックエンドの開発、保守運用に携わっています。個人ではおよそ2年ぶりのテックブログ執筆となります。 さて、今回はWEAR上のコンテンツを運用チームが自由にカスタマイズできるようモジュール化した話をご紹介します。 目次 目次 モジュール概要 導入背景 モジュールの設計 要件と課題 リプレイスとの競

Aurora MySQL 5.7とRailsで実現する全文検索機能

こんにちは。 クラシル開発部、バックエンドエンジニアの松嶋です。 delyに入社してから約3年間、私はSREチームに所属していましたが、昨年10月にバックエンドに転向しました。バックエンドに転向してからは、主にクラシルアプリの公式レシピおよびCGMコンテンツの検索機能に関する開発・改善に取り組んでいます。 クラシルは、2016年2月にサービスを開始してから、

ElasticsearchをCPU利用率でオートスケールさせる

こんにちは。search infraチームのmrkm4ntrです。 我々のチームでは検索基盤としてElasticsearchクラスタをKubernetes上で多数運用しています。これらのElasticsearchクラスタを管理しているnamespaceはマルチテナントな我々のKubernetesクラスタの中で最大のリソースを要求しているnamespaceです。 一方でクラスタのサイズをピークタイムに合わせて固定していたため、そのリソース利用率は

Amazon OpenSearch Serviceへ移行:AWS CDKで構築するSAML+OktaでOpenSearch Dashboardsにログインできる環境

こんにちは。NewsPicksでエンジニアをやっております崔(チェ)です。現在は Data / Algorithm チームで検索エンジンの開発を担当しております。 弊社は、検索エンジンとしてElasticsearch(以下、ES)をAmazon EC2に乗せて構築しておりましたが、ヤクの毛刈りも含め、約1年かけてマネージドサービスであるAmazon OpenSearch Service(以下、OpenSearch)に移行することができました!今回は
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