「Terraform」に関連する技術ブログ

企業やコミュニティが発信する「Terraform」に関連する技術ブログの一覧です。

Cloud Armor の細切れルールによる課金を節約する

こんにちは、クラウドエースの吉崎です。 Cloud Armor の料金体系をご存知でしょうか。 公式ドキュメントを見ると、以下の項目に対して課金されます。 項目 課金 WAF requests $0.75 per million requests WAF security policies $5 per policy per month WAF rules $1 per rule per month 最も課金額が大きいのは WAF security policies ですが、本稿で節約の対象とするのは WAF rules です。 出来るだけ作成されるルー

Knative Servingを用いて多数の開発環境APIを低コストで構築する

はじめに こんにちは、技術本部ML・データ部MLOpsブロックの鹿山( @Ash_Kayamin )です。先日、20個の開発環境APIを用意し、各APIをリクエストに応じて動的に起動できる仕組みをKnative Servingを用いて構築しました。 この記事ではKnative Servingを利用した背景と、利用方法、はまりどころ、利用によって得られたコスト削減効果についてご紹介します。なお、今回はKubernetesクラス

CDK for Terraformでfor_eachをなんとか表現してみた

こんにちは、クラウドエースの阿部です。 これまでCDK for Terraform(以降、CDKTF)について以下のような記事を作成しました。 https://zenn.dev/cloud_ace/articles/cdk-for-terraform-startup https://zenn.dev/cloud_ace/articles/cdk-for-terraform-functions Terraformでは、複数リソースを作成するとき、1つ1つリソースを定義せず可変させたいパラメータのみリスト化してfor_eachメタ引数を使って複製する方法が常

エンジニアなら読んで損なし技術同人書9選(インフラより)

こんにちは。株式会社ペライチ のインフラエンジニア曽根です。 エンジニアたるもの常に情報収集は欠かせませんね。 最新の情報や知識は Web ニュースや Web のブログ記事などで入手できますが、腰を落ち着けて情報を吟味したり知識を学ぶためには、情報をまとめたうえに順番立て教えてくれる書籍の活用がお勧めです。 勉強は欠かせない 今回は、いわゆる一般的な

Amazon CloudFront の Origin Access Identity を Origin Access Control (OAC) に切り替える。Terraform編。

こんにちは。 技術課の山本です。 夏休みは北アルプスをお散歩していました。お気に入りの黒部五郎岳です。 以下の記事で、Amazon CloudFront の Origin Access Identity を Origin Access Control (OAC) に切り替える方法をご案内しました。 blog.serverworks.co.jp Terraform も Origin Access Control (OAC) に対応しましたので、本記事で紹介します。 AWS Provider 4.29.0 以降のバージョンがOACに対応しています

CDK for TerraformでGoogle Cloudのリソースを作ってみた 発動篇

こんにちは、クラウドエースの阿部です。 前回、CDK for Terraform(以降、CDKTF)について以下のような記事を公開しました。 https://zenn.dev/cloud_ace/articles/cdk-for-terraform-startup 今回はTerraformで使っていた機能がCDKTFだとどの程度使えるのかについて確認していきたいと思います。 リモートバックエンドを使いたい リモートバックエンドはTerraformのStateファイルをリモートのストレ

CIOpsからGitOpsへ。Flux2でマイクロサービスのデプロイを爆速にした話

はじめに こんにちは。SRE部の巣立( @ksudate )です。 ZOZOTOWNのマイクロサービス基盤では、GitHub Actionsを利用したCDパイプラインを構築しています。しかし、管理するマイクロサービスが増えるにつれて運用負荷が高まりつつありました。 本記事では、ZOZOTOWNのマイクロサービス基盤のCDパイプラインが抱える課題と、それらをFlux2でどのように解決したのかを紹介します。

IoT Connect GatewayのSDP開発に迫る

目次 はじめに SDP開発とは SDP開発とは SSS/SDPフレームワーク ICGW-SDP基盤 全体構成 CI/CD ICGWの可視化 APIリクエスト数 リソース利用状況 おわりに はじめに こんにちは、5G & IoT部/IoTサービス部門のIoT Connect Gateway (ICGW)サービス開発チームの岩田です。 我々のチームでは2021年度下期に私の主導のもと、ICGWのSDP開発というものを行い、 Smart Data Platform (SDPF)ポータル対応 および

サーバーレスな新ETL基盤で転送時間とコストを大幅削減した話

はじめに リプレイスの背景 旧ETL基盤の構成 課題感 転送時間 コスト 汎用性 新ETL基盤 構成 Step Function AWS Glue Job AWS Lambda 成果 転送時間 コスト 汎用性 まとめ はじめに こんにちは!スマートキャンプエンジニアの中田です。 直近で、BOXIL SaaSのDBのデータをBig Queryへロードするために利用していたETL基盤をリプレイスし、運用コスト・転送時間を改善しました。 旧基盤 新基

既存のAkamai設定をTerraformでIaC化して便利に

こんにちは、技術本部SRE部ZOZO-SREブロックの 鈴木 です。普段はSREエンジニアとしてZOZOTOWNの裏で動いているオンプレミスとクラウドの構築・運用・保守に携わっています。 ZOZOTOWNのインフラは大半がIaC化されていますが昔からあるリソースに関してはその限りではありません。弊社で導入しているAkamaiもIaC化されていないリソースの1つでしたが、頻繁な更新などによって

CDK for TerraformでGoogle Cloudのリソースを作ってみた 接触篇

クラウドエースの阿部と申します。TerraformをはじめとするIaCが大好きなエンジニアのような者です。 はじめに 2022年8月1日に「CDK for Terraform (CDKTF)」がGAリリースされました。(Hashicorpのブログ) 2年ほど前からAWS向けにコミュニティプレビューとして公開されていたフレームワークですが、しばらく前からGoogle Cloud向けにも使用できるようになっており、実際にどんな感じで

M1 MacでTerraformの実行環境をDockerで作ってみた

はじめに 上野です!最近、個人学習でTerraformを触る機会があったのでM1でのTerraformの実行環境の構築方法を共有しようと思います!今回はDockerを使用してのTerraformの実行環境の構築方法です! 環境情報 MacBook Pro (13-inch, M1, 2020) チップ: Apple M1 OS: MacOS Big Sur (バージョン11.5.2) Docker Engine (v20.10.8) Dockerを使用してTerraformの実行環境を作成する 2022/8/18日現在、hashicorp/terraformのDocke

Alertmanager と Amazon Connect を使った電話アラート通知について

はじめに はじめまして。会員システムグループでメールシステムの担当をしている鹿野です。 みなさまは、担当されているシステムの監視アラート対応はどうされていますか? 弊社のメールシステムはメールサービスを提供しているというその特性もあり、緊急度の高いアラートは電話で担当者に通知を行う構成を採用しています。 今回はそのアラート発生から担当者

Terraformで行うGCPのCI/CD運用

こんにちは。 エンジニアの nobushi です。 今回は Terraform で CI/CD 運用を行なってみたいと思います。 Terraform は Infrastructure as Code (IaC) のツールの一つです。 IaC といえば AWS ならCloudFormation もありますが、 Terraform の場合、 AWS はもちろん、Azure 、GCP 等、いろんなプラットフォームに対応できるのが魅力の一つです。 本ブログでは GCP をターゲットとして CI/CD の運用例を紹介

AWSインフラをCDKでIaC化したらcdk-nagでセキュリティスキャンしたくない?(特にサプレスの方法)

こんにちは。X(クロス) イノベーション 本部 ソフトウェアデザインセンター セキュリティグループの耿です。 クラウド インフラをIaC化すると、静的セキュリティスキャンができるようになります。インフラをデプロイする前にセキュリティ上の問題や、ベストプ ラク ティスに沿っていない構成を知ることができるため、ぜひスキャンしておきたいところです。 今ま
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