「Terraform」に関連する技術ブログ

企業やコミュニティが発信する「Terraform」に関連する技術ブログの一覧です。

S3 + API gateway + Lambda (+ Aurora) による Serverless 申請フォームの構築

はじめに はじめまして、CSE (Corporate Solution Engineering 1 )の上野です。 今回は BASE Partners という事業で使用していた Google フォームを S3 + API gateway + Lambda (+ Aurora) を使用した Serverless 構成のフォームに移行するというプロジェクトについてお話します。 変更前の構成図と構築した構成図としては以下のようになります。 変更前 変更後 BASE Partners について BASE では新規のショ

ElastiCache on Outposts を試す

こんにちは、イノベーションセンターの福田優真です。 NTT Comでは AWS Outposts を日本で初めて導入し、様々な検証を進めています。 プレスリリース 国内初、「AWS Outposts」に自社データ分析ツールを組み込んだソリューションを開発 Engineers' Blogでの紹介 【日本初導入】 AWS Outposts ラックを徹底解説 第1回 〜導入・利用方法の概要〜 第2回 〜AWS CDKによるInfrastructure as Code〜 第3

Local cluster for EKS on AWS Outpostsについて紹介

はじめに こんにちは、イノベーションセンターの鈴ヶ嶺です。 本記事では、自社データセンター等でAWSサービスを利用可能なAWS Outpostsにおける Elastic Kubernetes Service(EKS) で新たに追加された Local cluster の概要や通信切断検証の結果について紹介します。 以前記事にした2022年3月17日時点では、ワーカーノードはAWS Outposts上で実行し、KubernetesコントロールプレーンはAWS Cloud上

Terraform を管理するリポジトリのディレクトリ構成とその思想

こんにちは。ブロックチェーンチームのソフトウェアエンジニアの id:odan3240 です。 tech.mobilefactory.jp 上記の記事で紹介した通りユニマ/ガレージのインフラは Terraform で管理されています。 この記事では Terraform を管理するリポジトリのディレクトリ構成とその思想について紹介します。 前提 Terraform を管理するリポジトリは2020年の1月頃に開発されたものです。 当時の最

Cloud Armor の terraform plan 差分が少し分かりづらい

Cloud Armor の細切れルールによる課金を節約することに成功したクラウドエースの吉崎です。 今回は Cloud Armor のリソースを terraform plan したときの少し分かりづらい差分を分かりやすくする方法を紹介します。 見にくい差分 まずは terraform のコードです。 Cloud Armor の許可ルールに IP アドレスを 3 つ追加する変更を加えています。 armor.tf resource "google_compute_security_policy" "miniku

インフラからサーバサイド開発に転向した話

こんにちは。セーフィー株式会社 バックエンドエンジニアの村田 ( @naofumimurata )です。 セーフィーには2020年9月に入社して今年の9月で2年が経ちました。入社後はインフラグループに配属となり、既存インフラの改善や新規サービスのインフラ設計/構築などサービスのインフラを支える仕事を担当していました。実は1年ほど前から自分の希望でチームを移動し、現在はサ

WEARにおけるSLOを用いた信頼性改善の取り組み

こんにちは、WEAR部バックエンドブロックの小山とSREブロックの繁谷です。 WEAR では日々システムの信頼性を向上させるため改善に取り組んでいます。今回はその中でもSLOに基づいた改善について紹介いたします。 WEARリプレイスの歩み WEARでは2019年から本格的にリプレイスを開始しましたが、当初は専属のSREはおらずインフラ構築など緊急度の高いものをバックエンドの

Cloud Armor の細切れルールによる課金を節約する

こんにちは、クラウドエースの吉崎です。 Cloud Armor の料金体系をご存知でしょうか。 公式ドキュメントを見ると、以下の項目に対して課金されます。 項目 課金 WAF requests $0.75 per million requests WAF security policies $5 per policy per month WAF rules $1 per rule per month 最も課金額が大きいのは WAF security policies ですが、本稿で節約の対象とするのは WAF rules です。 出来るだけ作成されるルー

Knative Servingを用いて多数の開発環境APIを低コストで構築する

はじめに こんにちは、技術本部ML・データ部MLOpsブロックの鹿山( @Ash_Kayamin )です。先日、20個の開発環境APIを用意し、各APIをリクエストに応じて動的に起動できる仕組みをKnative Servingを用いて構築しました。 この記事ではKnative Servingを利用した背景と、利用方法、はまりどころ、利用によって得られたコスト削減効果についてご紹介します。なお、今回はKubernetesクラス

CDK for Terraformでfor_eachをなんとか表現してみた

こんにちは、クラウドエースの阿部です。 これまでCDK for Terraform(以降、CDKTF)について以下のような記事を作成しました。 https://zenn.dev/cloud_ace/articles/cdk-for-terraform-startup https://zenn.dev/cloud_ace/articles/cdk-for-terraform-functions Terraformでは、複数リソースを作成するとき、1つ1つリソースを定義せず可変させたいパラメータのみリスト化してfor_eachメタ引数を使って複製する方法が常

エンジニアなら読んで損なし技術同人書9選(インフラより)

こんにちは。株式会社ペライチ のインフラエンジニア曽根です。 エンジニアたるもの常に情報収集は欠かせませんね。 最新の情報や知識は Web ニュースや Web のブログ記事などで入手できますが、腰を落ち着けて情報を吟味したり知識を学ぶためには、情報をまとめたうえに順番立て教えてくれる書籍の活用がお勧めです。 勉強は欠かせない 今回は、いわゆる一般的な

Amazon CloudFront の Origin Access Identity を Origin Access Control (OAC) に切り替える。Terraform編。

こんにちは。 技術課の山本です。 夏休みは北アルプスをお散歩していました。お気に入りの黒部五郎岳です。 以下の記事で、Amazon CloudFront の Origin Access Identity を Origin Access Control (OAC) に切り替える方法をご案内しました。 blog.serverworks.co.jp Terraform も Origin Access Control (OAC) に対応しましたので、本記事で紹介します。 AWS Provider 4.29.0 以降のバージョンがOACに対応しています

CDK for TerraformでGoogle Cloudのリソースを作ってみた 発動篇

こんにちは、クラウドエースの阿部です。 前回、CDK for Terraform(以降、CDKTF)について以下のような記事を公開しました。 https://zenn.dev/cloud_ace/articles/cdk-for-terraform-startup 今回はTerraformで使っていた機能がCDKTFだとどの程度使えるのかについて確認していきたいと思います。 リモートバックエンドを使いたい リモートバックエンドはTerraformのStateファイルをリモートのストレ

CIOpsからGitOpsへ。Flux2でマイクロサービスのデプロイを爆速にした話

はじめに こんにちは。SRE部の巣立( @ksudate )です。 ZOZOTOWNのマイクロサービス基盤では、GitHub Actionsを利用したCDパイプラインを構築しています。しかし、管理するマイクロサービスが増えるにつれて運用負荷が高まりつつありました。 本記事では、ZOZOTOWNのマイクロサービス基盤のCDパイプラインが抱える課題と、それらをFlux2でどのように解決したのかを紹介します。

IoT Connect GatewayのSDP開発に迫る

目次 はじめに SDP開発とは SDP開発とは SSS/SDPフレームワーク ICGW-SDP基盤 全体構成 CI/CD ICGWの可視化 APIリクエスト数 リソース利用状況 おわりに はじめに こんにちは、5G & IoT部/IoTサービス部門のIoT Connect Gateway (ICGW)サービス開発チームの岩田です。 我々のチームでは2021年度下期に私の主導のもと、ICGWのSDP開発というものを行い、 Smart Data Platform (SDPF)ポータル対応 および
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