「データベース」に関連する技術ブログ

企業やコミュニティが発信する「データベース」に関連する技術ブログの一覧です。

Embulkを利用したデータ転送基盤の構築

こんにちは。バックエンドエンジニアインターンの田島です。 VASILYでは分析にBigQueryを使用しており、MySQLのデータを毎日BigQueryに同期しています。この同期処理を行うシステムは、約2年前にRubyで書かれたもので、プロダクトの成長に伴うデータ量の増加に耐えることができなくなり始めていました。そのため、同期処理を行うシステムを一から作り直しましたので、そ

大企業ほど進めて欲しいAPI戦略

APIというとシステマチックな仕組みなので、中小企業とくにスタートアップが取るべき施策であるかのように感じてしまうでしょう。しかし、実際のところ大企業ほどAPI施策に向いています。この記事ではその理由について取り上げたいと思います。 数多くある事業 大企業においてはスタートアップと異なり、複数の事業展開をしているケースが殆どです。そして、それ

【準備編】Database Migration Serviceにチャレンジ!

こんにちは、技術4課の多田です。 飯田橋のオフィスの前の桜並木がちらほら咲き始めて、今年もオフィスからの桜の眺めは最高です!ぜひ、飯田橋オフィスのお越しの際は見ていただければと思います。 さて、今回から複数回に分けてDatabase Migration Service(以下、DMS)に関するブログを投稿していきます。案件にてオンプレミスのデータベースをAuroraに移行するにあたり

何が違う?DynamoDBとRDS

技術一課の鎌田(兄)です。 春になり、桜が咲きましたね。 今日本で一般的に見られる桜、ソメイヨシノは江戸時代半ばぐらいに出てきた種で、日本古来からの桜といえば、八重桜という桜です。 この2つの桜、桜という名前でこそあれ、花の形は違っていて、花の色も違います。 同じ桜でも、よく見るととても違うんですね。 似ているようで違いがあるもの、世の中に

複数サービスをマッシュアップする際に注意したいこと

企業がAPIを使う側に立った時、それは一つのAPIだけを使うとは限りません。APIでは複数のAPIを組み合わせるマッシュアップと呼ばれる形態が存在します。同じ市場に存在するAPI同士を組み合わせることで、API提供元ではできないサービスを提供できる可能性があります。有名なところではホテルや旅行の検索アプリケーションが挙げられます。 そうした複数のAPIを組み合

交通の未来が見える - Enterprise APIs Hack-Night #9 レポート

企業におけるAPIの利用を促進し、ナレッジをシェアするEnterprise APIs Hack-Nightの9回目はMobiTech(Mobility × Technology)をテーマにウフル社のオフィスにて開催されました。 今回はその開催レポートになります。 激変する自動車産業におけるIDOMの戦略 by 株式会社IDOM 許 直人さん 現在海外ではMobilityに対して非常に積極的になっています。自動産業自体が現在サービス化、自動

Rekognitionの「顔認識」機能で「こけし」の画像を自動分類! - 検索編 -

こんにちは。サーバーワークス こけし部 部長でCS課の坂本(@t_sakam)です。 最近、こけし部の部員がはじめてみずから「こけし」を購入してくれました。部長以外は、「こけし」を好きな人がいるのかどうか不明、という部活だったのですが、他の部活のように対象を好きな人が集まる、という普通の部活に近づいてきました。これからもめげずに「こけし」の普及に努

APIStudy #5参加レポート

APIStudy #5参加レポート 2月21日、高円寺のヴァル研究所にてAPIStudy#5が開催されました。これはAPI設計のベストプラクティスを皆で考えるというLTとワークショップの形式で行われている勉強会になります。 今回はその参加レポートになります。 APIを巡る動き まず最初に主催であるアプレッソの脇野さんによる発表がありました。この1、2月の間にAPI関連のニュースをよく見

APIエコノミーの拡大に伴うサービスのAPI化とは

企業間におけるAPI利用が拡大していくと、API自体が利益を生み出すAPIエコノミーが広がっていきます。 APIエコノミー自体については以前記事にしています が、その中で考えるべき視点がサービスのAPI化です。 より複雑な処理をRESTfulで処理する 単純なデータベース構造やモデルの公開はRESTfulによって処理を行えます。RESTfulは開発者にとって分かりやすく、使い勝手の良

非構造化テキストから意味を見いだす。自然言語分析APIまとめ

これまでサポートや問い合わせに寄せられるメッセージは人の目で見て、その意味を解釈した上でデータベースに構造化して登録されていました。しかし何百、何千とある文章を読むのは大変なことです。 それらを機械で処理できる可能性を持っているのが自然言語分析です。機械学習モデルをベースにすることでテキストの構造はもちろん、意味も分析できるようにな

OpenLDAPでEC2のOSユーザ認証させてみた

こんにちは。 インフラストラクチャー部の山下です。 最近、チームのリーダーになってからあまりターミナルを触っていなかったのですが、久々にがっつり触れたので記事にしてみました。 (この記事は mediba Advent Calendar 2016 の15日目です。) 入退社や配属の変更などがあり、EC2のユーザアカウントの管理は頭が痛い問題です。 弊社ではお手製のツールを使って管理を

RailsアプリケーションにおけるModelキャッシュの実装

こんにちは、バックエンドエンジニアのjoeです。主にAPIを担当しています。 VASILYのAPIでは、速度向上のためにModelオブジェクトをキャッシュしています。 最近、Modelキャッシュの仕組みを実装したので、その実装方法を紹介します。また、既存ライブラリとの比較についても書きたいと思います。 Modelキャッシュとは Modelキャッシュを簡単に言うと、下記の結果をキャッ

スクレイピングとAPIの違い

APIは外部リソースからデータを取得して他のデータと合わせて自分たちのサービスに付加価値を追加できますが、同じように外部からデータを取得する手法としてスクレイピングが知られています。今回はスクレイピングとAPIの違いを紹介します。 スクレイピングとは? スクレイピングはサーバサイドのプログラミング言語を使って外部サーバへアクセスし、そのコンテ

AWSのBIツール Amazon QuickSight がついにリリースされました!

皆さんこんにちは!サーバーワークス IoT担当の中村です。昨日(2016年11月16日)についにAmazon QuickSight(以下QuickSight)と呼ばれるAWSの新サービスがGA(General Available)になりました。QuickSightとは、AWSによって提供されているBIのサービスで、AWSのストレージ、データベース等をデータソースに、データの分析や、可視化を行うことができます。QuickSightは実は去年のre:Inventで発表され

Google BigQueryの新機能 Standard SQLまとめ

こんにちは、VASILYバックエンドエンジニアの塩崎です。 VASILYでは様々なログデータの分析にBigQueryを使用しています。 インデックスについて何も考えなくても良いのが特に便利です。 さて、そんなBigQueryですが、数か月前にStandard SQLという新しい仕様のSQLがサポートされました。 BigQuery 1.11, now with Standard SQL, IAM, and partitioned tables! VASILYでも徐々にStandard SQLに移行をしてい
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