「機械学習」に関連する技術ブログ

企業やコミュニティが発信する「機械学習」に関連する技術ブログの一覧です。

トマト画像物体検出データセット『Laboro Tomato』を公開

トマト画像物体検出データセット『Laboro Tomato』を公開 2020.7.15 CTO 藤原 弘将 機械学習エンジニア ロマン・トリグベンコ 概 要 Laboro.AIはこの度、トマトの画像物体検出データセット『Laboro Tomato』を公開いたしました。以下では、開発・公開に至った背景や内容、期待される用途などについてご紹介いたします。 目 次 ・ 農業の現状とAI活用 ・ Laboro Tomatoについて  ・

Splunkで難航していた障害調査を解決した話

こんにちは。技術開発本部SRE部の渡邉です。 リモートワークによる運動不足を解消するために毎朝ロードバイクで走る事を始めたところ、今では印旛沼 1 のまわりを走るのが生きがいになりました。 そんな私ですが2019年に入社して以降、現在に至るまで、ZOZOTOWNやWEARのインフラを担当しております。 前職からずっとインフラ周りの仕事をしておりますが常に頭を悩ませ

ZOZOTOWNのインハウス広告運用を支援するデータと仕組みの話

こんにちは。ECプラットフォーム部 推薦基盤チームで、DWH・DMP・広告まわりのデータエンジニアリングを担当している大谷です。 本記事では、マーケティング部門の広告運用のインハウス化に伴ってこれまで取り組んできた広告データの収集と活用、その仕組みにフォーカスして事例をご紹介します。 背景 データの収集と活用 Arm Treasure Data Integrations Hub ログ収集 アクセ

国内初?マルチリービングでランキングを勝手に自動改善!

はじめに こんにちは。 機械学習エンジニアの辻です。 さて本日は、「国内初?マルチリービングでランキングを勝手に自動改善!」ということで、 マルチリービング という手法と、その手法を使ったランキングの自動最適化の方法についてご紹介したいと思います。なお、今回の取り組みは、筑波大学・図書館情報メディア系・准教授の加藤誠先生 *1 に大変ご助力賜

“AI”のギャップが、ビジネスへの導入を妨げる

“AI”のギャップが、ビジネスへの導入を妨げる 2020.6.22 代表取締役CTO 藤原 弘将 概 要 “AI”と聞いて、「人の代わりになるもの」と思う人もいれば、「限られたことだけできるもの」と思う人がいるように、そのイメージは人によって異なっているのが現状です。こうした認識の一致がないまま社内で“AI”プロジェクトが進んでしまえば、その結果がどうなるかは明

ZOZOTOWNの検索基盤におけるElasticsearch移行で得た知見

こんにちは。ZOZOテクノロジーズZOZOTOWN部 検索チーム 兼 ECプラットフォーム部 検索基盤チームの有村です。 ZOZOTOWNでは、以前からキーワード検索時にはRDBと併用してElasticsearchを使用していました。本記事ではこれまでRDBで行っていたIDによる索引検索も含め、すべての検索をElasticsearchへ置き換えた事例と、その際に行った設定内容の一部をご紹介します。 背景 弊社CTOに

ファッション領域における検索ログの特徴分析とカテゴリ分類器作成の可能性

はじめに こんにちは、ZOZO研究所福岡の下所です。 検索チームでWEARの検索ログの解析を行なっているのですが、その中でファッション業界に限らず、多くの言語学者・データ解析者がインターネット上での文字解析、特に新語の理解に苦労していることを知りました。特に日本語のように表現が曖昧で流動的な言語を理解することに多くの労力を要しているように感じま

近似最近傍探索Indexを作るワークフロー

はじめに こんにちは。ZOZO研究所の shikajiro です。主に研究所のバックエンド全般を担当しています。ZOZOでは2019年夏にAI技術を活用した「類似アイテム検索機能」をリリースしました。商品画像に似た別の商品を検索する機能で、 画像検索 と言った方が分かりやすいかもしれません。MLの開発にはChainer, CuPy, TensorFlow, GPU, TPU, Annoy、バックエンドの開発にはGCP, Kubernetes, Docker

ZOZOSUITからZOZOMATへ - CQRSによる解決アプローチ

はじめに こんにちは、計測プラットフォーム部バックエンドチーム、テックリードの児島( @cozima0210 )です。この記事では、ZOZOSUITとZOZOMATの違いにより生じたバックエンド開発における課題と、その解決のためにCQRSアーキテクチャを採用した経緯、そしてその実践について紹介します。 ZOZOSUITとは ZOZOSUIT は、2017年に発表した全身の計測を目的としたツールです。現在も

深層学習×集合マッチングによるコーディネート選択

※AMP表示の場合、数式が正しく表示されません。数式を確認する場合は 通常表示版 をご覧ください ZOZO Researchの斎藤です。私たちはファッションコーディネートの推薦や生成の基礎として、深層集合マッチングという技術を研究しています。本記事では、深層集合マッチングを理解する上で必要な諸概念の説明と、ファッションデータを使った実験結果について紹介しま

Jetson NanoでAWS IoT Greengrassを使う Device Shadow編

そもそもJetsonという製品群はエッジでモデルのトレーニングもできてしまうようなデバイスなので簡単なことであればクラウドは必要ないかもしれません。 Jetsonの強みはエッジで機械学習できることなので、クラウドへセンサーデータを送り推論みたいなことは必要はないし、低いレイテンシが求められるときはNGいかもと思います。ただデバイスやセンサーの数が多く

Jetson NanoでAWS IoT Greengrassを使う エッジで機械学習編その1

さてこれまではほとんどAWS IoTの話でしたが、Jetson Nanoを利用し、エッジで機械学習 × IoTみたないことをやっていきます。 弊社はクラウドの会社なのでこういったデバイスを扱うことはほとんどないのですが、今回はPytorchのMNISTのサンプルを動かしてJetson Nanoの性能を見てみます。Pytorchなんで正確には「エッジでディープラーニング」というべきでしょうか。 なので今回

Amazon Macieが東京リージョンで利用可能になり80%以上値引きされました!

こんにちは、技術1課の小倉です。 2020/5/13にアップデートがあり、Amazon Macieが東京リージョンで利用可能になり80%以上値引きされました! Announcing major enhancements to Amazon Macie, an 80%+ price reduction, and global region expansion また、本アップデートで機能強化が行われ、追加された機能です。 個人情報(PII)検出のための機械学習モデルの更新、正規表現を使用した顧客定義のセンシテ

Amazon Kendra が一般利用可能 (GA) になりました!

はじめに こんにちは、技術1課の山中です。 家に眠っていた RTX1500 を引っ張り出してきてリモートで同僚のアドバイス通り設定したらネットが更に速くなりました。 (といっても 100M が限界ですが… 今回は Amazon Kendra が一般利用可能になったということで触っていきたいとおもいます。 Amazon Kendra が一般利用可能に Amazon Kendra とは Amazon Kendra は S3 や RDS もしくは、 SharePoint

fastaiで学習に使う関数をApache MXNetで真似してみた

はじめに 先進技術調査グループのせとです。本ブログでは、Apache MXNetを用いてfastaiで実装されている実践的な関数を真似てみた結果を紹介します。この試みのゴールは、完全一致の結果を目指すのではなく同じような傾向を得られるかを目指したものになります。完全一致を目指したいところですが、各フレームワークで用意しているモデルの構造が少し違ったり、各関
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