「大規模言語モデル(LLM)」に関連する技術ブログ

企業やコミュニティが発信する「大規模言語モデル(LLM)」に関連する技術ブログの一覧です。

高効率のLLM学習手法ReFTを試してみる

こんにちは AIチームの戸田です 今回は先月スタンフォード大学が発表した新しいParameter-efficient fine-tuning(PEFT)のReFTを試してみたいと思います。 PEFT PEFTはLLMのような大規模な事前学習済みのニューラルネットワークのモデルを、効率的にfine-tuningする手法の総称です。モデル全体ではなく一部のパラメータだけを更新することで計算コストを大幅に削減できる上に、Full fi

RAG を改善するために最適化された Amazon Titan Text V2 が Amazon Bedrock で使用可能に

Amazon Titan モデルファミリー は、 Amazon Bedrock でのみ利用可能で、人工知能 (AI) と機械学習 (ML) の進歩において 25 年間にわたって Amazon が培ってきた専門知識に基づいて構築されています。Amazon Titan 基盤モデル (FM) は、フルマネージド API を通じてアクセスできる、事前トレーニング済みの画像、マルチモーダル、テキストモデルの包括的なスイートを提供します。広範な

AWS での生成 AI アプリケーション運用: その1 – LLMOps ソリューションの概要

生成 AI の人気が高まる中、企業は基盤モデル (FM) について詳しく調査し、ビジネスにもたらすメリットを実感しています。FM は膨大なデータで事前学習された大規模な機械学習モデルで、テキスト生成、コーディング、画像生成など多くのタスクを実行できます。独自の学習モデルを構築したり、FM をファインチューニングしたり、これらのモデルを活用したアプリケー

生成 AI アシスタント Amazon Q を用いて、ソフトウェア開発を加速し、ビジネスデータを活用する

本記事は、2024 年 4 月 30 日に投稿された Accelerate software development and leverage your business data with generative AI assistance from Amazon Q を翻訳したものです。 我々は生成 AI があらゆる顧客体験を革新する可能性があると考えています。そのために、 生成 AI スタックの 3 層 すべてで最も包括的な機能を提供すべく、急速にイノベーションを進めています。これには以下が含まれます。

AWS Trainium を活用した日本語大規模言語モデルの分散学習と AWS Inferentia2 上での推論環境構築

はじめに Anthropic が 2024年 3月に Claude3 を発表 し、4月には Meta が Llama3 を発表 するなど、生成 AI の進化は止まるところを知りません。一方、生成 AI の進化を支える大規模言語モデルの開発及び運用に掛かるコスト、計算機リソースの確保は多くの企業が抱える大きな課題です。AWS では機械学習 (ML) アクセラレーターチップ AWS Trainium 、 AWS Inferentia2 を自社開発し、これら

進化的アルゴリズムで高性能な基盤モデルを自動生成する新手法の紹介

みなさんこんにちは! ワンキャリアでデータサイエンスやアナリティクス、そしてマーケティングに取り組んでいる長谷川(GitHub:@tyuyoshi)です! だいぶ肩書きがごちゃごちゃしてきました笑 今回は、最近読んだ面白い論文について紹介したいと思います。 LLMを自分のアプリケーションに組み込みたい、カスタマイズしたいという方におすすめの内容になっているので、

AWS for Games、GDC 2024 にてゲーム開発者向け生成 AI ガイドなどを公開

このブログは 2024 年 3 月 27 日に 執筆された内容を日本語化したものです。原文は こちら をご参照ください。 生成 AI は急速に産業を変革しており、先週サンフランシスコのモスコーンコンベンションセンターで開催された Game Developer Conference (GDC) 2024 でもその地殻変動は確実に感じられました。 Amazon Web Services (AWS) for Games はクラウドベースのゲーム開発向け最新テクノ

マッチングアプリ化する「AI 採用」。出会いの効率化は成長への一歩か

マッチングアプリ化する「AI 採用」。出会いの効率化は成長への一歩か 2024.5.5 監 修 株式会社Laboro.AI 執行役員 マーケティング部長 和田 崇 概 要 2023 年に転職希望者が初めて 国内1000 万人を超え、雇用市場は新卒・中途の違いに限らず、すべての人にとってよりオープンな場所へと変わりつつあります。 そして、企業側でスクリーニングや面接ボットなどのAI活用が

新しい安全フィルターとプライバシーコントロールを備えた Amazon Bedrock のガードレールが利用可能になりました

4月23日、re: Invent 2023でプレビュー版として初めてリリースされた Amazon Bedrock 向けガードレールの一般提供について発表できることを嬉しく思います 。Amazon Bedrock のガードレールを使用すると、お客様のユースケースと責任ある AI ポリシーに合わせてカスタマイズされた保護手段を生成 AI アプリケーションに実装できます。さまざまなユースケースに合わせた複数のガー

専門性の高いデータの読み解きをLLMでスケールさせよう

こんにちは.協業リテールメディアdivでデータサイエンティストをしています須ヶ﨑です.本日はLLMを ...

LangChain の BigQuery Vector Search 機能によるベクトル検索

はじめに こんにちは、クラウドエース データソリューション部の松本です。 普段は、データ基盤や MLOps を構築したり、Google Cloud 認定トレーナーとしてトレーニングを提供しております。 クラウドエース データソリューション部 について クラウドエースのITエンジニアリングを担う システム開発統括部 の中で、特にデータ基盤構築・分析基盤構築からデータ分析まで

Amazon Kendra と Amazon Bedrock で構成した RAG システムに対する Advanced RAG 手法の精度寄与検証

By Kazuki Motohashi, Ph.D., Partner Solutions Architect, AI/ML – AWS Japan By Kazuhito Go, Sr. AI/ML Specialist Solutions Architect – AWS Japan By Kenjiro Kondo, TELCO Solutions Architect – AWS Japan 生成 AI は会話、ストーリー、画像、動画、音楽などの新しいコンテンツやアイデアを作成できる AI の一種です。生成 AI によりアプリケーションが再発明され、新しいカスタマーエクスペリエンスが提供されます。Goldma

Knowledge Bases for Amazon Bedrock がハイブリッド検索をサポート

AWS re:Invent 2023 にて、 Knowledge Bases for Amazon Bedrock の一般提供を発表しました。Knowledge Bases for Amazon Bedrock を使えば、 Amazon Bedrock の基盤モデル (Foundation Model; FM) に自社のデータをセキュアに接続し、Retrieval Augmented Generation (RAG) をマネージドで実現できます。 前回の記事 では、Knowledge Bases for Amazon Bedrock が一連の RAG ワークフローを管理してくれることを説明し、最近リリース

Argo WorkflowsとGKEで構築するLLMを使った要約サービスの機械学習パイプライン

こんにちは。 AIチームの干飯( @hosimesi11_ )です。今回はAI Shiftで取り組んでいる新規サービスであるAI Messenger Summaryの機械学習パイプラインと、Proof of Concept(PoC)から実際のプロダクトへと展開する過程についてご紹介します。 AI Messenger Summaryとは AI Messenger Summary はコールセンター事業における、会話内容の要約サービスになります( プレスリリース )。コールセンターでは
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