「ハードウェア」に関連する技術ブログ

企業やコミュニティが発信する「ハードウェア」に関連する技術ブログの一覧です。

ここまで進化している!?車載向けSoCとその活用

はじめに Turing の Vehicle チームの徳弘 (@res_circuit) です。 Turing は、完全自動運転システムを搭載した車を商品として販売することを目指しており、量産を見据えた独自の車両システムの設計に取り組んでいます。Turing ではその一環として、ECU (Electronic Control Unit, 電子制御ユニット) の開発にも取り組んでいます。 車の制御装置であるECUの多くは、マイコンをベースに構成

Windowsキッティング自動化のススメ ~Windows Autopilot導入~

はじめに こんにちは!KINTOテクノロジーズの開発支援部に所属する「植村」です。 普段はコーポレートエンジニアとして主にMDM構築・管理などを行っています。 先日、「 KINTOテクノロジーズ MeetUp!~情シスによる情シスのための事例シェア4選~ 」というタイトルで「コーポレートIT領域に特化した、事例発表+座談会形式の勉強会」を開催しました。 今回は、その勉強

Androidアプリで歩数機能をリリースするためにCASA Tier2セキュリティ評価 をおこないました

🐰はじめに クラシルリワードのAndroidアプリエンジニアをしているnozakingです、こんにちは! 先日、クラシルリワードのAndroid版でも歩数機能が遂にリリースされました(2023年12月現在はまだ一部のユーザーにのみ提供中です)。機能実現のためにGoogleのFitness APIを利用しているのですが、API利用申請の過程で CASAセキュリティ評価 を受ける必要がありました。 今回の記事

大規模言語モデルの事前学習知見を振り返る

はじめに Turing 株式会社のリサーチチームでインターンをしている東京工業大学 横田研究室B4の藤井(@okoge_kaz)です。 2022年11月末にChatGPTがリリースされてから早1年、2023年は大規模言語モデル開発の領域において飛躍の1年となりました。国内でもCyberAgent, PFN, ELYZAを筆頭に3B〜13B程度のモデルが多数公開され、多くの方にとってLLMが身近になった1年であったかと思われます

[開催報告] 11月27日 AWS Purpose Built Database Webinar「Amazon Aurora/RDS のコスト最適化 」

先日(2023/11/27) 「Amazon Aurora/RDS のコスト最適化 」無料セミナーを開催しました。本セッションでは、Amazon Aurora/RDS を長期間運用するにあたってのコスト最適化のポイントや、安定運用のコツについてご紹介しました。 アジェンダは以下の通りで実施しております。 Amazon Aurora/RDS でのコストの最適化 Amazon RDS/Auroraのアーキテクチャー概要 Amazon RDSコスト最適化アプローチ Amaz

なぜAWS(パブリッククラウド)でLifeKeeperが有効なのか!

こんにちは、SCSK株式会社の池田です。 前回は、「 LifeKeeper 」のオプション製品であるARKに焦点を当てて解説しました。3回目の今回は、LifeKeeperがAWSを代表とするパブリッククラウドで有効な理由についてお伝えします。 「LifeKeeper」で可用性を高められるミドルウェアはこれだ! HAクラスタウェアのLifeKeeperについて、どんなミドルウェアの可用性を高めることができる

プロジェクトを成功させる制御系開発の進め方:学んだ教訓と対策

みなさんはじめまして、QAコンサルタントのぐっちです。 私はこれまで制御系エンジニアとして様々な案件に携わってきました。今回のブログでは、制御系開発とはどのような開発かというお話から自身が経験して学んだ開発での課題や対策を紹介したいと思います。 制御系開発とはどんなものか 制御系開発と組込み開発は、よく混合されますが、違う開発の種類になり

Global KINTOにおけるロードバランシング

はじめに ホアンです。バックエンドエンジニアとして、Global KINTO IDプラットフォーム(GKIDP)チームに所属し、ヨーロッパと南米を担当しています。チームはKINTOテクノロジーズ(KTC)のグローバルグループに属しています。私たちは世界中のユーザーを認証するため、グローバルな課題に取り組んでいます。GKIDPにとって、速くて信頼性が高く、かつ可用性の高いID管理

[Multi-AS Segment Routing 検証連載 #18] TI-LFA を用いた障害時の高速迂回 と Microloop の回避 (using SR OS with IOS XR / Junos)

サマリ SR-MPLS 環境の障害発生時における、通信断を 50ms 以内に抑えた復旧を実現 障害点の隣接ノードでの Fast ReRoute(FRR)設定と、各ノードでの Microloop Avoidance、機器内のタイマ調整を実施 SR OS + IOS XR + Junos の Multi-vendor 環境での動作検証 この記事は Multi-AS Segment Routing 検証連載の第 18 回です。過去の記事一覧は こちら 概要 イノベーションセンターの三島です。 第 9 回

車両サイバーセキュリティの実現に向けて

はじめに Turing Vehicleチームのチーフエンジニアの徳弘 (@res_circuit) です。 Turingは、完全自動運転システムを搭載した車を商品として販売することを目指しており、これに向けて量産を見据えた完全独自の車両の設計に取り組んでいます。お客様の元に届く商品としての車両を自社で開発する上では、膨大な数の課題を解決する必要が出てきます。 今回は、そのうちの一つ

僕の考えた最強の信号機認識モデルを作る

Turing株式会社の自動運転MLチームでインターンをしている東京大学学部4年の中村です。 Turingでは完全自動運転EV実現のために、End-to-End(E2E)な自動運転モデルの開発を行っています。E2Eモデルを実現するためには、特定のタスクに特化したモデルを利用したオートラベリングを活用するなど、従来のタスク特化型モデルが必要になることがあります。 今回は、タスク特化な

ONNXモデルの変換エラーを解決: PyTorchのTransformerモデルの再実装方法

Turing株式会社の自動運転・AIモデル開発チームの岩政(@colum2131)です。 Turingは2030年までに完全自動運転の達成を目指しており、自動運転AI開発から車両開発など、取り組むことは多岐に渡っています。 今回の話は、自動運転AI開発中に出た問題と、ひとまずの解決方法になります。より良い解決策があれば、教えてもらいたいです🙏 Transfomer-EncoderをONNXに変換したい ONNX(Ope

自動運転AI開発:学習からシミュレーション、実車テストまで

Turingの自動運転・AIモデル開発チームの塩塚です。Turingは2030年までに完全自動運転の達成を目指しています。その未来のためにTuringでは2つの機械学習チームで研究開発を進めています。一つはBrain Researchチームで、マルチモーダル学習ライブラリ「Heron」を公開したりと2030年の完全自動運転に向けて研究を行っています。もう一つは自動運転・AIモデル開発チームで、こち

Turingの自動車開発挑戦記

はじめに Turing株式会社でVehicleチームエンジニアを務めている山口恭史です。 Turingは自動運転車を量産するメーカーになることを目指し、2025年に100台の車の販売・2030年には10,000台の車の量産・販売を目標に開発を進めています。私たちTuringは単に自動車を作って販売することは目標に掲げておらず、Turing独自の哲学を持った自動車を作り上げることを目指しています。自

自動運転カメラの高負荷、その原因はLinuxカーネルのどこに?

はじめに Turing株式会社ソフトウェアエンジニアの堀ノ内です! 私が所属する自動運転チームでは2024 ~ 2025年に発売予定の自動車に搭載する自動運転システムの開発を行っています。Turingでは車両前方に取り付けられたカメラの画像を入力とし、機械学習モデルが進むべき経路を推論、その経路に沿って実際に車両を動かすための制御信号(ステアリング、アクセル、ブレー
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